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名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

どうしてダメなの?この約分・・・・・

2013-04-23 10:50:23 | 小学5~6年

間違っている!と言われても

なぜ間違っているのかが分からない~という間違いの1つに

次のような場合があります。

これは、ほんとによくある間違いだと思いますが

なぜ間違っているのか?分かりますか?

 

分数は、その分母と分子に同じ数をかけても、同じ数でわっても

もともとの分数は、変わりません。

これを式に書きますと

と、このようになります。

この最後の分数は、約分をする前のカタチです。

この式を逆にすすめていくと、約分(分母と分子を同じ数で割る)をして

式がシンプルになっていきます。数字のダイエットですかね~

ということで、先ほどの問題は

となり、こちらが正解。

ややこしいけど、違いが分かりますか?

まだよく分からない人!もう一度式を見て自分で書いてみてくださいね。

 

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前回の答え

AF:FD=1:3のとき  黄色の三角形と水色の三角形の面積は

何:何 になるか?でしたね

AF:DF=1:3 より△AFE:△DFC=1:9 (辺の比の2乗が面積の比になります)

  そして BC:DF=4:3 より CG:FG=4:3

△DFCの 底辺FCを FGとGCに分けて考えると △DFG=△DFC×3/7

△AFE:△DGF= 1 : 9×3/7 =7 : 27    これが1)の答えです。

 

平行四辺形ABCDの面積が56平方センチメートルのときの四角形ABGFの面積は?

△ABDは、56÷2=28 

△DGFは、底辺が平行四辺形の3/4

  高さが平行四辺形の3/7(△GBCと△GDFの高さの比が4:3より)

  面積は、平行四辺形の(3/4)×(3/7)÷2 倍      (÷2は、三角形だからね)

 式にすると  56×(3/4)×(3/7)÷2=56×(9/56)=9  

あとは引き算です。

四角形ABGFは、  28-9=19  答え19平方センチメートル

 

小学生の問題にしては難しいですね~

同じ問題が中学の数学に出ています。

だから、中学生はがんばってねー

 


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