いきなりですが、
次の円錐の展開図で、
扇形の中心角 X の大きさは何度か 分かりますか?
そうです。120°ですね~ 暗算でできますね~
と、ここで取り残されちゃった人!
大丈夫です。どうして暗算でできちゃうのか?
最後まで読めば、な~んだ に変わりますから。
その前に、円錐(えんすい)って何だか分かりますか?
クリスマスなんかで頭にかぶる先のとんがった帽子
又は、工事現場に置いてある赤いコーン
これが、円錐!
これを切って広げた物が展開図です。
さて、この展開図を見ますと、大きな扇形と小さい円になっています。
扇形の半径をR、円の半径を r 、扇形の中心角を X とします。
この扇形の丸いところ(弧と呼びます)と小さい円の円周が、同じ長さです。
円周は、直径×円周率(パイ)でしたね。
式が短くなりました!
分数だけになりました。
扇形の半径と、円の半径の比が分かれば、
360°と中心角 X°の比も、分かるのです。
では、最後に
こんな、問題が出てきたら?
12: X =360 : 120 と考えると、12: X =3:1になりますから、 X=4
円の半径は4cmです。
暗算でできましたか?
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