図形を回転させるとき、どこを回転の中心にしても
中心と各頂点でできる線の 回転角度は どの頂点においても
同じ角度だけ 回転します。
また、その時 回転前と 回転後の 各辺がつくる角度も 同じになります。
ここで、どうしてみんな同じ角度になるのか?ということを
納得できるまで じっくり説明してもらえる場が、学校の授業だといいのですが
これがなかなか難しいようで、できない場合が多いようです。
今回は、この図形の回転の性質を使います。
前回の問題で、図の中に
Aを 回転の中心とした
回転前の三角形(黄色)と回転後の三角形(緑色)を考えます。
黄色の三角形で辺AEは、緑色の三角形辺ABまで回転します。
これは△ADBが正三角形だから回転した角度は60°
同じように、黄色の三角形の辺ACは 緑色の三角形の辺AEまで回転します。
これも△ACEが正三角形だから回転した角度は60°
回転前の図形と 回転後の図形がぴったり重なりますので
これはたしかに緑色の三角形は、黄色の三角形が60°回転した図形です。
これで、辺DCと 辺BEは 回転前の辺と 回転後の辺になりますので
これも回転角度は 60° Xは60° です。
問題の中にかかれてある65°の角度は回転には関係のない角度でした。
ここは何度であっても、Xに影響しませんね。
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