連立方程式の文章問題で、多くの人が苦手なようなのが
比 と、 % が 出てくる問題!
どうやって式にしたらいいのかがよく分からない~
たとえば
Aさんが持っているお金と、Bさんが持っているお金の比は2:3で
2人の合計が4500円だとしますと、
A:B=2:3
A+B=4500
というような式が作れますが、このままでは連立方程式にならないので
比の式を 等式に変えます。内項の積=外項の積 というカタチですね。
A:B=2:3 より 3A=2B 3A-2B=0 というように変形します。
比の式を 等式に変える というところが ミソ!
もう一つの%を使った問題。
昨年度の 商品Pと、商品Qの生産数は 合計で1200個でした。
今年は Pが10%増産で Qは20%減産となり 合計は1110個でした。
今年の P と Q の 生産数はいくらでしょうか。
このような問題の時は、昨年度のP と Q の生産数を X 、Y として
式を作った方が簡単になります。
ここで、10%増産と20%減産をどう式にするのか?という大問題が・・・
10%増産したら、110%になることですから分数で書けば110/100倍
小数で書けば 1.1倍
20%減算は、80%になることですから分数で書けば80/100倍
小数で書けば 0.8倍
式は
X+Y=1200
1.1X+0.8Y=1110
このようになります。
この連立方程式を解いて X と Y の値を求め
今年のPは、(Xの値)×1.1
今年のQは、(Yの値)×0.8 と 計算します。
他の問題で、20%引き と 書かれてあれば 80%になり 0.8倍すればOK!
5%の食塩水となっていれば、食塩水全体の0.05倍が 塩 です。
ではでは、この比と %が混ざった問題は、解けるでしょうか?
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A君とBさんは 買い物に出かけました。
最初、A君とBさんの持っていたお金の比は4:5でした。
A君は持っていたお金の20%を使い
Bさんは持っていたお金の30%を使いましたら
2人が持っているお金の差額は180円になりました。
2人は、最初にいくらずつ持っていたのでしょうか?
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