滲んだ公園

らんまりのラクガキ。。。

初めて遊びに来てくれた方は
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 単心室症

手術歴・治療経過についての

詳しい内容は

コチラママンのラクガキ。。。

 旺ちゃんが男子小学生と遊んでいる間

らんまりちゃんに群がってる

女の子たちと話してみた。

 

近所の小学校に通ってる小学生で

小学4年生と5年生の姉妹だった。

 お友だちに心臓が悪い子とかいる？

って聞くと「いるよ！」って。

 

「どうかしたの？」って聞かれて

旺ちゃんが心臓が悪いから

小学校行けるのかな～って思ってって

話すと

「絶対通えるよ！大丈夫！」

って言ってくれてこの時点で

結構胸がいっぱいだったんだけど

「しゃべるのが下手なお友だちは

いない？」

って聞くとと

「いるいる！…どうして？」

って聞かれて

「あの子がおしゃべりがヘタクソで

あんまりしゃべれないから

ちょっと心配でね」

って話すとまた4年生の女の子が

「絶対通えるよ！

しゃべれない子って

全然しゃべれないんだけど

言葉の学校にも行きながら

小学校にも通ってる。

小学校楽しいし

お友だちもいっぱいできると思うし。

絶対大丈夫ですよ！」

って言ってくれてヤベって思って

髪の毛触る感じで目抑える。

 お友だちのボールで遊んでる

旺ちゃんのとこに行ったりして

自分ごとごまかそうとするんだけど

感動しちゃって止まんなくなって。

自分がキモイんやけど

 

あたしが4年生の時

あんなこと言えたかな。

あの女の子はきっと

いいママになるんだろうな。

その子の姿越しに遠い未来を覗く。

あの女の子のお母さんに

直接お礼がいいたいくらいだよ。

あの女の子にとっては

取るに足らない日常だったかもしれないけれど

大袈裟だと思われるかもしれないけれど

私にとっては

忘れられない日になった。

 

なんとかビッグウェ～ブがおさまって

あ～よかった～とか思ってたら

その女の子が旺ちゃんと遊び始めて。

 

 

 

気付いたら旺ちゃんが

なんかの教祖様みたいになってた

 

ボール浮かばせれますみたいな

 

1時間半くらい遊んだのかな。

帰り際に

みんなにありがとうって言ってたら旺ちゃんも

「あ～がと～」って言ってて。

また会ったら遊んでねってみんなに言うと

「うん！」

って言ってくれてまた泣きそうになって

慌てて振り向いて帰った

 

らんまりちゃんがいたおかげで

お友だちがたくさん寄ってきてくれて

話してみたらみんないい子たちで

正直びっくりした。

 

旺ちゃんのこれからが

どうなっていくのかわからなくて

心配なことばかりだけど

こどもの世界はもしかすると

私が思っているよりは

複雑ではないのかもしれない

なんて少し思えて一歩踏み出してみても

いいのかなって少しだけ

後押ししてもらえたような気がした。

綺麗事ばかりではないとは思うけど。

 

旺ちゃんは今まで

温かい場所にいて守られている。

だからまだ誰にも傷つけられていない

まっさらな状態。

 

私は旺ちゃんには

少しずつ傷を負って

悔しい想いをしながら

人に助けられたり

自分でも歯を食いしばって乗り越えて

人の優しさに気付いたり救われたりしながら

また新しい傷を負っても

人の優しさに勇気をもらったりしながら

その傷をいつか優しさに

変化させることができるように

強くなってほしいって

思ってしまう。

なにもかもわかるようになってからの傷は

かすり傷ですら

深い深い傷になってしまわないかと…

傷つけてきた子さえも守れるくらいの

強さと優しさを

旺ちゃんには持っていてほしくて。

 

高望みかな…

そのレベルには

到達できないのかな。

旺ちゃんの

できているところにばかり目がいく。

できていないことはたくさんあるのに。

悪いところばかりに目がいくよりはいい

みたいに思う人もいるかもしれないけど

周りが見えてなさすぎなだけの

過大評価になっている恐れありで

なんだかとっても不安になってしまう。

もしかして突っ走ってるだけなんじゃないかと

不安になってしまう。

私的感情に惑わされて

都合のいいように

世界が見えているんじゃないか

とか自分を疑ったり。

何が真実なのか

全くわからない世界を迷走中

遅れはあっても

まだ旺ちゃんが小さいから

こうやって高望みをしてしまっているのかな。

もっと大きくなってくると

高望みすらできなくなるのかな…

今ですら分不相応な想いを

抱いているんだろうかと

ふと思いを巡らせることがあって

崖を覗き込んでいるような

気持ちになるときがある。

 同世代の子どもたちの輪に

入るとまた違うのかもしれないけど

公園のお友だちの輪の中で

いきいきと笑ってる旺ちゃんの姿を見て

公園で過ごす時間の中では

少し不安が和らぎ

未来の旺ちゃんの笑顔を見た気がした。

あの子のことばは

忘れないで持っておこうと思う。

いつか真実になる日を信じて。

旺ちゃんが理解できる日がくるなら

この日の事を旺ちゃんに伝えたい。

旺ちゃんのことをどんなに大切に想っているか

大切だからこそ苦しくてなのにこうやって

悩めることに幸せを感じてしまう

この複雑すぎる想いを

どうしてもいつか旺ちゃんに伝えたいな。

生きてるからこその贅沢な悩みだよね。

わかってるのにね

旺ちゃんが元気になるたびに

ママはどんどん欲張りになる。

できない旺ちゃんを

否定してるんじゃないんだよ。

ママの思い描く子どもに

なってほしいわけでもない。

私は自分が何を望んでいるのかさえも

わからない

今感じるのは

旺ちゃんは今の旺ちゃんよりも

ぐんと伸びる力を秘めている。

何の確証もないんだけど

これだけははっきり感じられているから

母の自信がなくてブレブレなんだけど

この気持ちだけは信じていようと思う。

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