明治神宮大会・大学の部は、早稲田大学が2-1で東海大学に逆転勝ちし、
初優勝を飾りました!
ついに悲願達成ですね。おめでとうございます!
【決勝戦】
東海大010 000 000|1
早 大000 002 00x|2
T ●菅野-伏見
W ○福井、大石、斎藤-市丸
早大先発・福井君、東海大先発・菅野君の投げあいで始まったゲーム。
2回に、東海大はヒットで出塁した大野君が、エラーがらみで還り1点を先制します。
対する早大は、初回に先頭の土生君がヒットで出塁するものの、5回まで1安打。
ストレートは速く、変化球は多彩な菅野君のピッチングに、ペースを握られてしまいます。
福井君は、6回まで、ランナーを出しても、要所を押さえるピッチング。
ヤマ場は6回の表でした。
1アウト2,3塁のピンチに、落ち着いて後続を討ち取り、追加点を許しませんでした。
この頑張りで、流れが変わりました。
6回の裏、久々のヒットが、代打・杉山君から飛び出しました。
エラーと四球で2アウト満塁のチャンス。
4番・山田君が、初球、菅野君の失投を見逃さず振りぬいた一撃は、ライトへ逆転の2点タイムリーヒット。
待望の得点で、2-1と早大が逆転しました。
7回から登板した大石君は、2回を5奪三振と圧巻。
そして、最終回は斎藤君。
1球ごとに、天を仰ぎ、深呼吸をする姿からは、緊張感が伝わりますが、
その様子とは違い、球威もコントロールも素晴らしかったです。
2人を三振に討ち取ったあと、最後の打者・代打市川君はサードゴロでゲームセット。
マウンド上で両手を突き上げる斎藤主将に全員が駆け寄り、歓喜の輪ができました。
決勝戦にふさわしい素晴らしいゲームでした。
両校の選手に、心から拍手を送りたいと思います。
今日は、山田君の逆転打が飛び出したときには、思わず涙が。
福井君のインタビューでも、また、ウルウル。
そして、敗れた東海大の選手の涙を見て、またジワーッ。
4年間楽しませてくれた選手達にも感謝したいです。
野球を続ける選手は、これからも元気な姿を見せてくれるのを楽しみにしています。
また、野球を辞める選手の新しい世界での活躍も、心から祈っています!
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(風景)
スタメン。
結構、風が強く、寒く感じました。
東海大・伊志嶺君。初回にいきなりヒットで出塁。
守備では、強肩を見せてくれました。
早大応援。
東海大応援。金管隊が頑張っていました。
6回裏、ワセダのチャンス!
山田君のヒットで、代走・佐藤君が還り、まず同点。
2塁から土生君も生還して、2-1と逆転。
7回から大石君。テンポのよいピッチングで速球を投げ込みます。
今日はバットがよく折れる日でした。
後藤君もバットが折れましたが、3塁強襲のヒット。
ずっと、空から見ていた飛行船。スヌーピーだったのですね。
最終回。白川君は出場なしでしたが、練習投球で構えます。
ゲームセット。お互いの健闘をたたえます。
深々と最後まで頭を下げた主将。このあとは涙でしたね。
インタビューの様子はビジョンにも。
福井君も声を詰まらせていました。熱い思いが伝わってきます。
「皆に感謝したい。」
大石君。
「今までありがとう。今後に生かしていけたらいいと思います。」
山田君。「ワセダで野球をやってよかった!」
斎藤君。「これからも大学野球を応援してください。」
表彰と閉会式
手作りのウチワ、すごいですね。
優勝おめでとう!