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気ままな散策に出かけた寺神社、風景、人、城跡、歴史建物、花などです。写真は他に転載禁止

岩村城へ2010

2010年12月05日 | 岐阜県の城

岐阜県恵那市・岩村城跡へ行ってきました。・・・・14時から発掘調査現地説明会ですが、早めに到着しましたので・・・先に説明場所をみてから・・・説明を聞きました。

 岩村城の出丸にて受付、資料もらいました。岩村城知っている方は、車で主郭近くまでこられるので、場所はわかっているとおもいますが、・・・自家用車でない方は交通に不便な山城です。標高712メートル。歩いて登ることもできます。

本丸埋門(うずみもん)敵が攻めてきたときに埋めてしまう。

埋門跡を進み左手が今回の発掘説明現場でした。・・・左の石垣の下部分がよくみえました。

石垣基礎の表示・今日は三宅氏が説明・・・石垣の下岩盤で、通常どこかで見る木材はみあたらない。・・岩村城は岩盤に直接石垣を造ったのか・・・

左が石垣側・上から撮影

岩村城本丸の発掘場所・・・右に進む石垣出丸側・・・右奥は埋門近くの石垣と至る。

岩村城・北から南方面の位置。前回の調査で本丸の地面を削って東曲輪方面に埋め立てて使用しているらしい・・・

岩村城本丸パノラマ撮影。小生の影が売っているなー・・・・

前回の発掘調査で発見された物の展示

平成20年度本丸から出土品・・・・弾丸・・・軽いなー・・・

岩村城本丸から下になる・・・八幡曲輪の発掘調査現場。

侍屋敷・・・・土がかなり黒い・・・近年キャンプ場として使われた為か墨土が目立つ。

出丸から・・・南西下の採石場へ案内図は光ってしまい見ずらい・・・ご勘弁を

岩村城周辺のくぼみがあり、その一箇所であり、石切り場ではなく、城の石垣などの補修用に使った採石場所ではないかとの説明。

石の一部に矢穴がある。周囲は小さめな岩がごろごろしている場所だ。本丸等の石垣の18世紀以降に修理された矢穴と似ているとの事。

全国的にも城の補修用の採石場が明らかになったのはあまり、例がないらしい・・・

ここから・・・本丸まで運ぶのには・・・休憩が必要であり、何か周辺から土器類がでないのかな・・・でると年代がわかるらしい・・・通常は入れない場所です。注意

これは本丸にある現地説明板

岩村城跡の国史跡指定に向けて、平成20年度から5年計画での調査。まだまだ続く・・・

この日も地元年配の人の話を聞く事ができたがこの城に関してはいろいろな考え方があり、面白かった。

 

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