第929話 「東京都北区赤羽」

えっと私は普段はあまり漫画は読まない。
昔はあんだけ読んでたのに。学生の頃は毎週、何誌も買ってたのに。
多分、おっさんになったからだな～なんて思うんだけど。

そんな私がめっちゃハマってる漫画がある。
それは「東京都北区赤羽」という漫画だ。

この不思議なタイトルの漫画、最新刊であろう第6巻がコンビニにあった。
私は仕事帰りにコンビニに寄るたびに気になってた。
ず～と気になってたが「まぁ・・買ってみるか」と買ってみた。

私はてっきりこの漫画、赤羽を紹介するガイドブックだと思ってた。
あとで書こうと思うが板橋区に住んでる私にとって
赤羽という場所は物凄い思い入れのある場所なのだ。

第6巻を少し読んだがガイドブックでは無かった。
少し意味が分からず「第1巻から読まないとダメかな・・・」と思い
第6巻は少し放置ぎみになった。

そんなある日、北区の某商店街の本屋をのぞいてみた。
すると「東京都北区赤羽」が全巻置いてあった。
しかも同じ北区だからなのかやたらプッシュされてて
特設コーナーてきな場所に置かれてた。

取りあえず私は1巻と2巻を購入してみた。家に帰って早速読んでみた。
もの凄い・・・もの凄い衝撃だった。
この衝撃は昔好きだった漫画「コージ苑」に近い衝撃だった。
そして残りの単行本も購入し最新刊の第6巻も読みました。

この「東京都北区赤羽」という漫画、実際に存在しているだろう赤羽に生息している
変わった人達、そして変わったお店を紹介している。
その人や店がハンパなく変わってて面白いのだ。
私は「昔、赤羽はよく行ったけどホントにこんな人、いるのか～？」と疑問だった。

この変な人達、普段合ったら「こわ～」って避けて通るだろう。
しかしこの漫画を読むとそのキャラクターが愛くるしく見えるのが不思議だ。
そして赤羽という土地が変わった土地というのも知らなかった・・・・
つーか変わってるという意識はまったく無い。

私にとって赤羽とは東京に上京したばかりの私のスタート地点であり
色んな電車が通ってて町としては便利な土地であり
若かりし日の私の色んな思い出がつまってる場所だ。

この漫画を読むと色んな場所が出てくるが
だいたい知ってる場所ばかりだった。
しかし登場するキャラクターや店は全然知らないものばかりだった。

ペイティさんが一番強烈ですな(笑)
あとウロウロ男とか10万円ジジイとか凄いキャラがいっぱい登場します。
それらの人達が実際に赤羽周辺にいるらしいのだから凄いよ。

ちょっと久しぶり赤羽を散策してみたくなりましたな。
とにかく私は「東京都北区赤羽」という漫画の大ファンになりましたね。


作者、清野とおるさんが孤高のアーティストとして尊敬している
ペイティさんの曲です・・・本物かどうかは知りませんが・・・

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●セットされた未来人 / ペイティ

・・・凄い(笑)