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日暮しトンボは日々MUSOUする

LEGOで映画の特殊装甲車を作る!の巻 (その1)

1977年に公開されたSF映画「世界が燃えつきる日」をご存知だろうか。 公開前はそれなりに話題になって期待をしたいたのだが、公開されるや否や、映画を観た人のガッカリ感が半端ないクソB級映画だった。 なんとなく覚えている人もいるだろう。

核戦争後にわずかに生き残った人々が、他に生き残った人を探すために特殊車両ランドマスター号に乗り込んで、巨大サソリや人食いゴキブリなどがウヨウヨいる砂漠と化した大地に冒険の旅に出ると言うストーリー。 この設定だけでもワクワクして面白そうなんだけど、蓋を開けてみると何のひねりも無い、ただ砂漠をひたすら彷徨うだけの印象が残る映画だった。 一番残念なのは特撮が酷すぎると言うこと。 この年はあのSF映画の金字塔、スターウォーズの第1作目が公開された年だ。 嫌でも比べられてしまい、余計にダメ映画の印象が強まってしまった。 しかし、意外にもこの映画好きと言う人は少なくない。 実は私もこのダメダメ映画が好きな人のひとりだ。 この映画のどこに惹かれるかというと、やはり撮影のために実際に製作された特殊装甲車両のランドマスター号だ。 

主役はエアウルフでお馴染みのジャン・マイケルビンセント。 
ティファニーで朝食後にAチームのリーダーになった特攻野郎ジョージ・ペパード。  
あとドミニク・サンダなど。


この映画の主役はこの車だと言い切ってもいいくらい、砂漠を突っ走る雄姿が今でも鮮明に記憶に残っている。
ミサイルランチャーやマシンガン、車両下部からグレネード砲などの装備も魅力である。 トレーラーを改造して作られたというこの装甲車の制作費は8000万円以上! なんと言っても印象的なのが12輪駆動の車輪。(トライスター・ホイール・システムというものらしい)主軸を中心に3つのタイヤがくるくる回り、岩場や障害物などを乗り越えて走行する優れものだ。 でも実際には軍用車両として不採用だったという話。 

でも映画の中ではこの三つの車輪がくるくる回りながら走るのがカッコ良かった。 で、このランドマスター号をなぜ今急にLEGOで作りたくなったかというと… YouTubeで昔の映像を発見してしまったからだ。 それと、台所で使う小さな扇風機を探しに近所のリサイクルショップに行った時、中古玩具の売り場に袋詰めのレゴが売られているのを見つけてしまった。 子供が遊び飽きて要らなくなったバラレゴが適当に入っているものなのだが、その中の袋の中に2019年の宇宙セットのパーツが多めに入っているのがあった。 袋を手に取りジッと見つめ…  頭の中で完成予想図が浮かんだ。 熟練のレゴビルダーになると部品を見ただけで頭の中で組み立てることができるのだ! 値段は3700円、手頃な値段だ。 あと100円前後の小さいバラレゴの袋詰めも2つばかり一緒に購入。 早速家に帰ってパーツの種類を確かめる。 主にCREATORの月面探査車 31107とCITYの火星探査シャトル 60226のセットのジャンクパーツが入っていた。 使えるパーツだけで組み立てたのがコレだ!

足りない部品は、中国製のSWATの時のパーツと、買い足したバラレゴを使用。

ボディのほとんどが月面探査車のものと、先頭に火星探査シャトルのコクピットの部分をそのまま乗っけただけ。 でもなんとなく様になった。

映画のランドマスターに似せて作るのは、多数量のグレーのパーツとテクニックパーツが必要なのでこのままでは全然足りない。 なので今有るパーツだけで作るには、もしも映画がリメイクされたらこんな感じのデザインになるだろうという想定で組み立てました。



次回、 さらにパーツを買い足して、新・ランドマスター号を完成させる。

秘密のギミックがいっぱい!
   




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