目的地へ直接行かないで、あちこち寄り道をしながら
たどり着くことを廻り道と言うのなら 私の場合
寄り道をしっぱなしで ゴールへ向かうのを忘れてしまう
向きやすい方向に すぐに足が向く
諦めないことに執着しないこの性格は 目的地を忘れ
糸の切れた凧のごとく 都会の狭い空をふらふらフワフワ
凧のように薄っぺらいだけに中身も薄っぺらい
こんな軽い肩に乗せられるのは 小さな虫くらいでしょ
それが可愛いてんとう虫だったらいいな
一緒に漂ってくれるなら寂しくないね
あちこちフラフラ 廻りっぱなしの道だけど
いつかはどこかにたどり着きたいと思う日が
きっと来るのだろう