宮城県の小さく綺麗で穏やかな海辺に住む、はげたま(禿頭)おっさんの~ごまめの歯軋り~

子供や高齢者は国の宝、且つ障害者等社会的弱者の人権を尊重し守ってこその先進国。年々逆行する現実に抗し当り前の国にしよう!

★公約破りの民主党政権で国民生活は?~同党支持者はどう見てるんかいのぉ?

2010年10月27日 15時44分57秒 | 政治
【政権交代して僅か1年で、早くも2人目の菅首相が右往左往~民主党本部】

かみさんのホームページ『うみねこが舞う、漁業と原発の町の議員活動』

この先も苦が難続く、無力な我々庶民?
どっこい選挙があるがじゃ、とは言っても後3年間、つまり任期満了まで民主党は敗北を怖れてやらんじゃろな。したが反民主の世論が沸騰して解散せざるを得ないかも、って事は我々庶民次第ちゅう事や!
民主党のおかしな点、第一
※北海道5区有権者は、不毛の選択を強いられちょった
 先日の24日に衆議院北海道5区補欠選挙で、自民党前職の町村信孝氏(66)が当選したがじゃ。
 世襲議員とはいえ自民党政権時代に、外相や官房長官を務めた顔のある町村氏は、民主新人を3万票も引き離し圧勝したがじゃ。

【開票と同時の当選に、「万歳」ではなく「頑張ろう」を唱和した町村氏=MSN】


 町村信孝氏(66)は、不敵な笑みを浮かべて「これが直近の民意だ」、のたまわったそうじゃが、勘違いしてもらっちゃ困るぞな。
町村氏は昨年の総選挙で、民主党の小林なんとか氏に敗れ比例復活した御仁じゃろ。
 小林なんとか氏は北教組違法献金問題で辞職し、それによる補欠選挙で雪辱を晴らしたとはいえ、彼が信任されたわけではないぞえ。
 民主党のオウンゴール(サッカー用語で自陣ゴールにボールを入れる事。昔は自殺点と言ったがじゃ)、つまり自滅で首が繋がっただけであるやんす。
それは投票率の大幅な下落が証明している。

 そんで圧勝で10選を果たした町村陣営は、万歳ではなく「頑張ろう」を三唱したんじゃが、労働運動のパクリみたいで見苦しかったわい。
 それを見て、あれを想い出したわい、ほらあれじゃよ。
9月の民主党代表選で、小澤を推す160人もの連中が軽井沢の鳩ぽっぽの別荘で、選良であるのも忘れ恥かし気もなく、大勢で「気合いだぁ、気合いだぁ、気合いだぁ~」とやったあの場面じゃよ。
見ている方が、目をそらす醜態じゃった。

【うつむく中前氏と、手前は荒井選挙対策委員長=毎日.jp】

 町村氏は勝利宣言で「民主党の『政治とカネ』への鈍感さ、隠そうとする体質に有権者の反発があった」と余裕の笑顔で分析しちょったが、本質はそれもじゃが民主党政権担当能力の欠如による自滅の印象が強いのぉ。

 ところが敗北した民主党の中前茂之氏(38)は「私の力が足りなかったので本当に残念。結果は結果として真摯に受け止める」と語った後に、民主党の実態をリアルに示したのじゃ。
 報道陣から『政治とカネ』の影響があったか訊かれ「必ずしも大きな影響があったと思わない。(有権者は)具体的な政策を求めていた」と言い放ち、脳天気にも笑みを浮かべたがや。
こりゃ、負けるべくして負けた選挙じゃったと言わざるを得ないのぉ。
民主党のおかしな点、第二
※♪ぽっぽっぽ鳩ぽっぽ♪の理解不能な変節漢ぶり
 皆さん、記憶を呼び起こしてもらいたい。
鳩ぽッぽ自身のママから月々1500万円ものお小遣いに象徴される『政治とカネ』問題と、国益以前に国民、就中(なかんずく=とりわけ、等)沖縄県民を愚弄し傷つけた言動は、宰相に相応しくないばかりじゃおまへんで。
 略奪婚するくらいだから、その道には才能があるんじゃろが(もっとも、金持ってりゃ誰でもやれるわい)、その言葉の軽さは歴代首相の中でも群を抜いているじゃがや。
もっとも自身でも幾らか自覚があるのか、谷垣・自民党総裁との党首討論じゃ追い詰められ「確かに私は愚かな総理かも知れない」などと言ったのには、心底驚いたもんじゃ。

【総理を辞め、外遊がライフワークになったような鳩ぽっぽ。今回はベトナム=共同通信】

 そんな鳩ぽっぽは、普天間でのその場逃れの言動が通用しないと解かると、僅か8ヶ月の在任で総理の座を去った・・・いや投げ出したがや。
 そして6月2日、鳩山由紀夫総理の辞任会見。
首相辞任を表明した後に「首相は影響力をその後も行使しすぎてはいけない。次の総選挙には出馬しない」と明言したがじゃ。
この言葉は重いでぇ、何しろたった今まで総理だった人物の言葉じゃけん。
 そして追い打ちをかけるように「小澤幹事長にも、身を引いて頂く事をお願いした」と言ったもんじゃから、「おっ、意外とやるじゃん」と、退陣に及んで好感度が上がったがや。

 しかし、すぐに馬脚を露わしてしもうたわい。
7月に地元入りした後に、「統一地方選の頃までに後援会と相談しながら進退を決めたい」とあっさり軌道修正したんじゃから、おらなんぞお口あんぐり状態じゃった。
 そして9月の民主党代表選。
当初は菅直人を推していたが、いつのまにやら小澤元幹事長を推すというではありまへんか。
その言葉が振るっているがじゃ。
「小澤さんは、私の願いを聞いて民主党に来てくれた。その大義を忘れてはいけない」じゃと。
な、何を言ってんのや、このおっさん。
 大義を言うなら、一緒に党を立ちあげた菅直人を推すのが筋やおまへんか。
全く関係のない外部のおらでさえ、そう思ったがじゃ。

 そんでその後、菅と小澤の間を伝書鳩のように行ったり来たりしたがや。
んでもって、己の画策が不調に終わると、涙目で「私は何だったのでしょうね」だと。
ど阿保!
国民こそ、お前は何だったんだろうって訊きたいもんじゃ。
ところがどっこい、話はまだ終わっとらんぜよ。

 次の総選挙には出ないと、全国民の前で明言したにも関わらず、外遊先のベトナムで記者団に24日、「議員を続ける方向に気持ちが傾いてきている。今年中に結論を出す」と言っちゃって、政界引退の方針を事実上、撤回しちまったがじゃ。
 んでもって、その撤回の理由を「民主党の状況が思わしくない。自分なりの役割を投げ出していいのかという、いろいろな声をもらっている」と言ったと言うから呆れて物もいえんぞな。
 若しかしたら、小澤のいっちゃんが有罪にでもなったら、自らの民主党内での力が相対的に上がり、自民党の森喜郎みたいなキングメーカー気取りに、色気を持っているんじゃろか。
ついでに、己の再登板も有り得ると、思い上がっているんでないかい。
 いずれにしても、仮に彼が次の総選挙で当選したなら、おらは心底呆れ果てて、彼を選出する室蘭市や苫小牧市など北海道9区の有権者の皆さんの見識を疑うでござろうて。
民主党のおかしな点、第三
※普天間基地移設問題はどうするんじゃ
 この問題については、前にも書いているので、参照して下され。
 したが、11月28日に予定されている沖縄県知事選に、候補者を立てる事するできない状況じゃ。
政権党としての責任を果たせない、なんてもんじゃないでぇ。
沖縄県民(国民)から見離された政党や、っちゅう事が明らかでないかい。
 夏の参院選の惨敗、24日の北海道5区での敗北、そして沖縄での不戦敗と、国民の命と健康と財産に責任を負う政党とは絶対認められへんで。
 と言っても、老害が顕著で元・首相の20代の息子にしか頼れん自民にゃ、国民は付いていかへんやろ。

 妙案は一つだけあるぞな。
党名で食わず嫌いの人が多いけんど、それは共産党を応援する事じゃぁ思っちょるぞ、おらは。
 何せ、政党助成金は受け取らんし(皆はんの血税じゃ)、大企業にもびた一文たかりゃぁせんし(企業・団体献金、資金集めパーティー、本の出版パーティー等)、アメリカにもきちっと物言える政党は、共産党しかおらんけんのぉ。

 共産党員やシンパは芸能人や著名な経営者、あるいはノーベル賞受賞者にもいるなんて、あまり思わんじゃろな。
 ところが、普段名前は出さんが、結構多いのや。
おらが、ここで実名を出す訳にはいかんが、真面目に日本の将来を考えると、どうしても共産党と接点が出て来るそうや。
個人財産の没収なんて阿保な事を、共産党は少しも考えちょらんでぇ。
民主党のおかしな点、第四
※尖閣諸島は日本の領土と胸を張って国際社会に言えない政権
 この頃の中国の反日デモの激しさを、各マスコミが競うように報じているがじゃ。
道理は我が方にあるのに、何故もっと毅然としないのか。
 先の大戦(対中国戦争は15年にも及んだ)の負い目もあるかも知れんが、ビデオで中国漁船(おらは漁船に見せかけた半工作船と見ちょる)が、第11管区海上保安庁巡視船『みずき』に衝突している現場を、ばっちり写しているにも関わらず、先の国会審議で菅首相は「まだ見ていない」と、当事者能力ゼロの対応を露呈しちまったじゃがや。
【こげな沈んでも良いようなボロ船をわざと使って示威する中国漁船=第11管区海上保安庁】

 おらの言いたい事は、このブログに以前も3回に分けて書いちょるけん、それを読んで下はれ。
ブログ(1)ブログ(2)ブログ(3)
民主党のおかしな点、第五
※企業献金の受領を再開じゃと
 皆さん驚くでないぞえ。
26日に民主党の岡田幹事長は常任幹事会で、昨年8月の衆議院選挙を機に自粛していた党本部の企業・団体献金の受け入れを再開する方針を表明したんじゃ。
【経団連の米倉会長は「政治献金は企業にとって社会的責任の一つ」と言って応じちょる】
 
 何、寝ぼけた事言ってまんのや。
民主党は去年の総選挙や今年の参院選のマニファストに、はっきり書いてまんがな。
『企業・団体献金は禁止する』
これを見て票を入れた有権者も、多かったんではないかい。
そうなると、わずか1年でそれを反故にするっちゅうんは、詐欺やな、そや選挙詐欺や。
 企業・団体献金禁止のための政治資金規正法改正の、めどが立たないことなどを理由としているそうじゃが、おらには全く納得いかんがや。

 こんなこっちゃメディアや国民から、大きな批判が出るんは当たり前じゃんか。
折も折、小澤一郎・元代表が『政治とカネ』の問題で強制起訴されるし、先に書いた鳩山前首相の『政治とカネ』の問題も決着したわけではなく、批判が出るのは間違いあらへん。
 そのマニフェストを作った当時のメンツを見ると、まるでブラック・ジョークを絵に描いたようなもんじゃでぇ。
何しろ、代表が鳩ぽっぽで幹事長が小澤のいっちゃんの大御所二人じゃったんもんなぁ。

 しかしそれでも党幹部(誰かは、どこのメディアも書いてない)は、企業・団体献金の全面禁止のマニフェストは変更しないと言っちょるらしいから、面妖で理解不能じゃ。
これじゃ、自民党に見切りをつけた国民は、民主党に裏切られ通しじゃおまへんか。

 したが、この小澤氏も妙な事ばかり言う御仁じゃのぉ。
皆さん、お気付きにならへんか。
 確か代表を辞めた頃には盛んに検察批判をしていて、「与党になるのを阻止するための国策捜査と断固闘う」と語気を荒らげていたはずじゃんか。
んで主張が同じ鈴木宗男ちゃんとお、友達になっちょった。

【まるでパロディーのような選挙ポスター。自分の金が第一。沖縄にも土地を持ってるで】

  ところが検察が2度に渡り不起訴にし、普通の市民で構成される検察審査会から2回も『起訴相当=不明朗な点があり起訴せよ』と、それこそ普通の市民感覚で決議を出したら、今度は検察を正義の味方みたいに持ち上げて、「プロの検察が1年間に渡り強制捜査をして不起訴にしたのに、素人が起訴せよ、と言うのはおかしい」と、地裁に訴え出る(控訴)始末じゃ。
醜い事に、地裁で却下されると次に高裁に訴え(上告)却下され、遂に最高裁に特別抗告するんじゃと。
どんだけ国民を舐めてんのやろ。

 国民は刑事罰に当たるかどうかも重要視しているが、庶民の見た事もない億単位の金を建設業界・企業から受け取った疑惑や、その他の資産獲得に関する疑惑、そして政治的・道義的責任も重要視している事に、この期に及んでも知らんのやろか。
はっきり言えば「胡散臭い奴は国会にいらない」ちゅう事や。
民主党のおかしな点、第六
※後期高齢者制度廃止の公約はどこへ消えた?
この問題は、2008年2月28日付け民主党のホームページに載っている記事を、そのまま引用するがじゃ。
◆後期高齢者医療制度廃止法案を衆議院へ共同提出

【厚生労働省=鳴り物入りで大臣になった長妻氏も、官僚の掌で踊らされ静かになった】

≪民主党はじめ、共産、社民、国民新の野党4党は28日夕、「後期高齢者医療制度を廃止する等医療に係る高齢者の負担の増加を回避する等のための健康保険法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案」(後期高齢者医療制度廃止法案)を衆議院へ提出した。
 民主党からは山田正彦『次の内閣』ネクスト厚生労働大臣、三井辨雄、山井和則両衆院議員が出席した。
 山田ネクスト厚労相は会見で「4党そろい踏み」の提出を発表。法案の内容については、後期高齢者医療制度の廃止と、70歳から74歳の医療費窓口負担の引き上げの中止を柱とすると説明した。

 後期高齢者医療制度は、2006年の164国会で与党の強行採決により成立した医療制度改革関連法に基づき、4月より施行される予定だったが、政府与党は負担増への国民不安・批判の高まりを受けて凍結・軽減措置を決め、平成19年度補正予算で対応。
野党は衆院予算委員会の補正予算案審議において、保険料の年金天引きなど、制度の抱える問題点を厳しく追及した。

 山井議員は「信を問うたら到底国民に受け入れられないことをやっておいて、選挙前だけ選挙対策で凍結するのは、ひきょうな、姑息なやり方だといわざるを得ない」と記者団に語った。≫
ところが政権とったら、手酷い裏切りじゃ。

【『後期高齢者医療制度廃止法案』を衆院に提出する4野党。左から2人目が共産党の高橋千鶴子】

今日(26日)の、しんぶん赤旗より
公約違反が不安を広げる
≪厚生労働省は25日の「高齢者医療制度改革会議」で、後期高齢者医療制度に代わる新制度の費用負担のあらましと、その影響の試算を明らかにしました。

 それによると10年後の年間保険料の本人負担は、新制度に移行する75歳以上が2万2千円増、大企業社員が入る健保組合では約3万円増となります。
高齢者も「現役世代」も大幅な負担増です。

 さらに70~74歳の窓口負担を1割から2割に倍加します
70~74歳の窓口負担の倍加は、自公政権が後期高齢者医療制度の導入と同時に決めたものの、国民の強い批判を浴びて凍結に追い込まれていました。
速やかな廃止を求める
民主党は、政権交代を果たした昨年の衆院選の政権公約に「後期高齢者医療制度・関連法は廃止する」と明記しています。
後期高齢者医療制度の根幹を引き継いだ新制度をつくり、国民に負担増を迫るのは公約違反であり、国民への裏切りです。≫

【まだまだ書きたいが、字数制限で第七以降略】

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