10月3日は10月第2例会がビューホテルにて開催されました。
担当は会員研修委員会です。
会員研修委員会はこれで3回目の例会となりました。
今回はリーダーシップについて学術的に学ぼうと言うコンセプトです。
と言う事で、今回の講師は鳥海さんと鈴木さんの通う大学院の恩師である川浪先生にご講演頂きました。
先生は元々外資系で人事部長などをされていた方で実経済についても造詣が深い方でした。
夕食を一緒にさせてもらったのですが、この例会を受けて頂いてから我々のHPについて良く見てくださっていて、私の所信についても細かく見て頂きました。
先生曰く、私の所信をそのまま教科書にしたい位の文章だとの事!
見る人が見れば素晴らしさが分かるんですね(笑)
って、褒められると真に受けてしまう性格なので・・・
なによりも先生が言いたかったのは
リーダーシップは先天的な物ではなく、努力と教育によって身に付ける事が出来ると言う事です。
第二次大戦以前は先天的な才能であると認識されていましたが、大戦によりリーダーが世界中に足りなくなってしまったので、このリーダーシップ論が盛んになったとの事。
リーダーとマネージャーの違いについても学びましたが、この部分については結構皆も納得。
リーダーは「何故、何の為に」についてを人に伝えていく人
マネージャーは「何時、何を」についてを人に伝えていく人
この差は大きいのである。
ビジョンと数値目標には大きな隔たりがあり、この両輪がうまく回る組織は伸びて行くのだと思います。
我々はマネージャーになっていないか?これは気付かないとできない事です。
一生懸命聞いている中、何故か笑顔の小椋君・・・
ある意味彼は天性のリーダーシップが有ります。
向かうべきベクトルの方向さえ理解できればいいんですが、その辺はかなり方向音痴です(笑)
人の性格同様にリーダーシップには色々あります。
なので、自分の性格に合ったリーダーシップの種類が有るとの事。
今現在のリーダーシップのトレンドは「サーバントリーダーシップ」
奉仕型のリーダーシップだそうです。
サーバントリーダーシップは、ロバート・グリーンリーフ(1904~1990)が1970年に提唱した「リーダーである人は、まず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」というリーダーシップ哲学です。
サーバントリーダーは、奉仕や支援を通じて、周囲から信頼を得て、主体的に協力してもらえる状況を作り出します。
JC的で良くない?
いかにまず、奉仕が出来るか?
JCの三信条にもあるじゃない。
TRAINING(修練)
地上最大の宝は個々の人格にあり
SERVICE(奉仕)
人類への奉仕は人生最大の仕事である
FRIENDSHIP(友情)
友情は国家主権に優先する
こうやって考えると自分たちの学びの場って沢山あるんです。
しかし、先生は言っておりました。
「理論なき実践は暴挙、実践なき理論は空虚」であると。
知る事も行う事も両方大事であるのです。
これが分からないといくらやっても身につかないのだと思いました。
最後に好きなリーダーの言葉を各自が選ぶと言うのが有りましたが、私はナポレオンの
― リーダーとは「希望を配る人」の事だ ―
がとても心に残りました。
希望を配れるようなJCで有りたいと再確認させていただきました。
メンバーは是非またもう一度、例会ファイルを見直してもらってリーダーについて考えてほしいなと思いました。
皆さん、お疲れ様でした。