間違った申し込み

あとで冷静になってみると、「なぜ見合いを申し込んだろう？」ということがある。
そんな女性に限って見合いが成立してしまい、会うハメになる。
今回会った女性も、そうだった。

思い返せば、申し込んだ理由は、次のようなものだった。

・職業（親と同じ）、学歴（一流大卒）、低収入（親が金持ちなんだろう）、つまりお嬢様の可能性あり
・ややポチャだが、そのほうが抱き心地はいいので、先に進まなくても楽しめる

ところが改めてプロフィールを読めば、学歴は僕の読み間違いで、普通の専門学校卒に過ぎないことが判明。
となれば、まるで違うパターンになってしまう。
「何も社会生活力のない、スネかじりの女性」である可能性が高くなる。
気分が盛り上がらないものの、お茶だけのつもりで、待ち合わせ場所に向かった。

そこにいたのは、写真と同じ顔。
写真マジックではなかったが、すごい厚化粧で、ヘアースタイルもガッチリ固め、「いかにもお見合いです」というオーラ。
かなり時間をかけてセットしたのが見てわかる。
しかも化粧を落とせば「明らかなブス」であることも想像できた。

話してみると、知的センスのかけらもなく、本当に「何もできないままに年齢を重ねた」感じ。
結婚どころか付き合うのも無理。
あとは抱けるかどうかだけを考えていた。

会話を必死でつなげ、２時間くらい経過したかな？と思って店を出た（１時間しか経過してなかった）。
しかし、帰りに並んで歩いていると、抱ける、と判断。
必然を装い、手を握ってみると。嫌がる素振りを見せない。

場合によっては２回目か３回目でベッドまで持ち込めそうだが、食事代などを考えると風俗のほうがマシ。
よって、リリース決定。

こんな女性が婚活をするのは、罪だと思うのだが？