日米ともに、首脳としては説得力の不足する会見（2021-04-17 06:27:14）

▼いま、日米共同記者会見で、アメリカの記者が最初に質問し、それはアメリカの内政、銃規制の問題でした。
　中国でもウイグルでも香港でもないのです。

アメリカのオールドメディアにも、つくづく呆れます｜青山繁晴の道すがらエッセイ／On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ／On the Road

アメリカのオールドメディアにも、つくづく呆れます｜青山繁晴の道すがらエッセイ／On the Road

▼ぼくが記者時代、クリントン大統領との日米首脳会談が始まるときの冒頭取材で、アメリカの記者がいきなり純然たる内政問題を聞いた時代と変わっていないなぁ。
　ちなみにぼくは最前線に居たので、大声で、日米関係について聞きました。大統領はちゃんと眼を見て答えてくれました。

▼いま、共同会見は、まずバイデン大統領が発言し、次に菅総理が発言し、そのあとのいわば本番というべき質疑応答は、なんとアメリカ2問、日本2問でアッという間に終わってしまいました。
　み、みじかい。
　いくら何でも短すぎます。
　日米ともに、首脳としては説得力の不足する会見と言わざるを得ません。