功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

青山繁晴議員に聞く!(2023/05/05)

2023-05-05 19:39:51 | 青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

爆発物は蹴ってはいけない (2023/04/27)

2023-05-05 12:59:31 | ニッポン放送

岸田総理襲撃時の警護体制、検証はいかに

2022年の参議院選挙で安倍元総理大臣が銃撃、暗殺され、次の国政選挙となった先日の衆院補欠選挙では、岸田総理に爆発物が投げつけられる事態が起きた。警察当局は地方の遊説先で要人襲撃が相次ぐ事態を重く受け止め、要人の遊説会場での警護の在り方について検証を本格化させているが、岸田総理の襲撃、暗殺未遂で爆弾の破片がどのように飛んだかなど不明な点が残る。

飯田)これは、爆発物を投げ込んだ暗殺未遂ですよね。

青山)いまは威力業務妨害容疑とされていますが、完全に暗殺未遂です。「容疑が威力業務妨害だからけしからん」という話ではありません。いかなる容疑者も公正な裁判を受ける権利があるので、私は殺人未遂で送検し、起訴されるべきだと思っています。そこはむしろ慎重でなければいけません。

岸田総理襲撃事件について、議員への説明がない

青山)問題は、安倍さんを失いながら、警護体制の見直しが主権者の代表である私たちに説明されていないということです。説明というよりは、むしろ隠ぺいされているのです。

飯田)隠ぺいした。

青山)何の説明もありません。私も黙って見ているわけではなく、安倍元総理の暗殺事件のときと同じように、警察庁に説明を求めてきました。それが議員の務めです。

飯田)説明を求めることは。

青山)議員会館の事務所は自分の事務所ではなく、国民からお借りしているものです。そこに警察庁の人に来てもらって、安倍さんの事件のときには何度も激しい議論になりましたけれど、警護の問題について議論しました。でも最終的に、「こんなことをいつまでも」と言われたのです。「こんなこと」とは何なのか。私は陰謀論云々の話を警察にしたわけではなく、警護のあり方について話したのです。安倍元総理にSPの方1人が身体をぶつけて倒していれば、安倍さんはいまも永田町にいたかも知れない。今朝も国会に出てこられるわけです。

飯田)元気であれば。

青山)それを議論しているときに、警察庁の幹部から「そんなことをいつまでも言っているのは青山さんだけだから、あなたのためになりませんよ」と言われたので、「それは脅迫ではないですか」と言ったのです。

飯田)脅迫ではないかと。

青山)主権者の代理人として話をしているのですから。それも動画で公開しました。そうしたら今回は一切、説明に来ないのです。聞けば、他の議員のところにも来ないそうです。

岸田総理襲撃時の「検証説明」未だなし ~警察庁の「隠ぺい体質」を青山繁晴氏が指摘 | radiko news(ラジコニュース)

岸田総理襲撃時の「検証説明」未だなし ~警察庁の「隠ぺい体質」を青山繁晴氏が指摘 | radiko news(ラジコニュース)

作家で自由民主党・参議院議員の青山繁晴が4月28日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。岸田総理襲撃時の警護体制について解説した。 岸田総理襲撃時の警護...

緊急時の退避については総理にも訓練していただく

飯田)映像を観ると、総理は立って退避するような形でした。

青山)頭を押さえないといけません。自民党の治安・テロ対策調査会でも指摘したのですが、レーガン元大統領が襲撃されたときに、アメリカの警護官は元大統領の頭を遠慮なく押さえて、丈夫な大統領車の陰に隠したのです。

飯田)そうでしたね。

青山)だからレーガン元大統領は生きていたのです。アメリカとも連携訓練をやっているわけですから、いったい何を学んでいるのかと思います。やはり警護官の問題ではなく、上層部の訓練のあり方、判断の問題なのです。

飯田)「総理の頭を押さえつけるなんて!」ではなく。

青山)見えないところで総理にも協力していただき、訓練しなければいけない。当然、アメリカ合衆国は……これ以上は言えませんが、必要なことはやっています。

飯田)なるほど。

青山)警護官に、急に「大統領や総理の頭を押さえろ」と言ったってできませんよ。

飯田)咄嗟のときの身体の動き方は、それまでの訓練の賜物と言いますからね。

青山)高齢の方も多いので、そのときの総理の身体の硬さや、足が動くのかどうかなども含めて訓練しないといけません。岸田総理が襲撃された際の映像を観ると、明らかにやっていないです。

radikoのタイムフリーを聴く





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブレイク・コンヴァース太平洋艦隊副司令官(2023/05/05)

2023-05-05 04:24:49 | On the Road
▼今回の出張で会った米軍の統合司令部の首脳のひとりが、ブレイク・コンヴァース太平洋艦隊副司令官です。
 知友のアキリーノ統合軍司令官は、出張中ですが、そのアキリーノさんも太平洋艦隊出身で、このコンヴァースさんはアキリーノ統合司令官に、よく似ています。目も体格も雰囲気もそっくりです。

 太平洋艦隊司令部の正面玄関までわざわざ出迎えてくださったとき、一瞬、アキリーノ統合司令官と間違えて、あれ?彼は出張中のはずだけど・・・しかも彼は今は太平洋艦隊司令部ではなくて統合司令部に居るはずだけどなぁ・・・と混乱したぐらいでした。
 コンヴァース副司令官にそれを言うと、ちょっと、はにかんで「 ( 似ていると ) よく言われるんだ」とお答えになりました。

 そして、驚いたことに、この玄関先でいきなり、深い議論になったのです、立ったまま。
 コンヴァース副司令官は、再会を喜んでくれたあとにすぐ、本質的な問いをなさり、ぼくもそれにどんどん答えて、良き議論になりました。
 米軍の副官ふたりに驚きの表情が現れ、日本側の同行者、外務省のホノルル総領事館のひとびとはもっと驚いていました。
 太平洋艦隊の副司令官は、たいへんにエライからです。

中国、韓国、台湾有事について、総理、防衛大臣、外務大臣は立場上できない踏み込んだ本音の議論をするのが、役割です

中国、韓国、台湾有事について、総理、防衛大臣、外務大臣は立場上できない踏み込んだ本音の議論をするのが、役割です

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road


▼話の中身は、すみません、高度な機密なので、何も申せません。
 玄関先であっても、アメリカ海軍太平洋艦隊司令部の厳重警備の構内ですから、いくら大声で話しても、機密は漏れません。ぼくも漏らしません。漏らさないから、こうやって会えるのです。

▼コンヴァース副司令官は、すでにかなりな議論をしたあとに「さ、中へ入ろう」と仰り、ふと、「ニミッツ提督の記念館というべき場所が、この司令部にあるけど、充分に見ましたか」と聞かれたので、「有名な、巨大執務机はなんども説明してもらったけど、いつも時間が限られているので、全体は見ていません」と答えると、じっくり時間を取って、すべてを副司令官みずから歩いて、説明してくれました。
( あとで防衛省からの文民同行者が、「あんなことあり得ないです。びっくりしました」となんども仰いました )

 そして副司令官室へ入り、今度はぼくの方から副司令官に「わたしはいつもここに、real intentions ( 本音 ) の議論をするために来ています。総理であれ、防衛大臣であれ、外務大臣であれ、お立場上、そうしたくてもなかなか難しいから、政権党の現職議員として、わたしが自主的に、自由な立場で来ています」と語りかけ、特に台湾有事について「本物の有事になると中国軍はまだアメリカ軍に勝てないので、搦手(からめて)できて、台湾を独裁者のものにしようとする恐れも高い。その場合に米軍とわが自衛隊はどんな連携ができるか、あるいは何ができないか」について話しました。
 副司令官は、厳しい表情になって、どんどん実戦的な質問をなさいました。
 その中身は、一切、明かしません。
 同席していた、自衛隊の連絡将校の表情がみるみる緊張するのがよく分かりました。

▼中国の独裁主義が、台湾を飲み込み、さらに沖縄県に手を伸ばすと、もはやアジアの問題ではなく世界の民主主義の第一級の危機です。
 したがって、アメリカ軍の課題にも深く踏み込んで、ぼくも問いました。

 いつまでぼくの経費が持つのか、もはや分かりません。
 しかし行けるうちは、こうやって、自由な立場でしかできない議論を現場、ザ・ゲンバでいたしたいと考えています。

 写真は、合州国海軍の太平洋艦隊司令部の奥深くにある、ニミッツ提督の遺品、ほんとうに大きな執務机の前です。
 司令部の公式カメラマンが撮ってくださいました。
 ぼくは「この机、お土産に持って帰れるんだよね?」とさらり、副司令官に聞きました。お答えは・・・ヒミツです。
 ほんとうは狭い部屋に、とても入りませんね。
 同行者のひとりが、「きょうの青山さんのジョーク連発は、米軍にとても受けていましたね」と言ってくれました・・・が、いつもあまり受けていないんかい ( 汗 ) 。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする