功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

中小企業の大同団結を支援するための新しい税制の創設について発言(2020-12-02 12:52:01)

2020-12-02 14:44:48 | On the Road
▼これはたった今、参加している会議です。
 目の前は、「日本の尊厳と国益を護る会」 ( 護る会 / JDI ) 副代表の鬼木ちゃんこと、鬼木誠代議士ですね。
 異様な熱気です。
 これは年末の税制改革について、各議員がそれぞれの主張をぶつけ合う場です。



 ぼくは中小企業の大同団結を支援するための新しい税制の創設について、発言しました。
「ひとり30秒で発言してください」と雛壇で会を仕切られる林芳正・自由民主党税制調査会 ( いわゆる党税調 ) 小委員会の小委員長代理 ( 参議院議員 ) から要請があったのですが、それで収まる議員は居ません。
 しかし、ぼくは収めようと思いました。同時に、短くし過ぎて訳の分からないことを言うのではなく、実体験に基づいて述べました。4年半前までは、零細企業のシンクタンクの代表取締役社長でしたからね。
 終わると、林小委員長代理から「35秒でした」。
 マサカ、ほんとうに計時しているとは。
 ふはは。
 けれども、他の数分かかる発言には、林さんは何も言いませんでした。
 これはぼくが勝手に「実体験を踏まえつつも30秒で話します」と冒頭に宣言したからですね。
 林さんは、巧まざるユーモアのあるひとです。




▼しかし、こっちの写真の方が、このエントリーのメインなのです。
 これは今日12月2日水曜の朝8時から開かれた、武漢熱をめぐる対策本部です。
 いつもと雰囲気が違うのは、向こう側に運輸業界のひとがずらり、お見えだからです。
 そのなかでダイヤモンド・プリンセス号の問題に直面したクルーズ船の業界の発言もありました。

 クルーズ船の業界では、乗客全員にPCR検査を受けてから乗船してもらう体制を実行し、航海の再開を始動しているのです。
 それは、基本、支持します。
 ただ、では航海が始まったあと感染者が出たときに、感染していない乗客は船からすぐ降りられるのか、降りられないのか。
 そこがはっきりしていないので、誤解をまじえたDP号の記憶とともに、乗りたいなと思っているひとも怖くて乗るに乗れないことがあるでしょう。
 明確な、感染拡大を食い止められる、そして過剰防衛にはならない基準をつくるべきだと提案しました。
 すると、政府側の答えは、むにゃむにゃです。

 あえて憤激し、政府側を追及しました。基準をはっきりさせない理由のひとつは、いざというときの責任回避だと考えるからです。
 この会議のあとも、政府側と個別に議論して改善を図ります。

 このエントリーもまた、現場中継の試みのひとつです。





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王毅外相の暴言について強く抗議する外交部会の決議(2020-12-02 02:46:36)

2020-12-02 05:35:42 | On the Road
▼きのう12月1日火曜、日が暮れてから、自由民主党の本部で開かれた外交部会・外交調査会・外交戦略小委員会の合同会議です。
 冒頭に、王毅外相の暴言について強く抗議する外交部会などの決議について、衛藤征士郎外交調査会長から発言があり、 ( 1 ) 本日 ( すなわち12月1日 ) 、茂木外相に、衛藤外交調査会長と佐藤正久外交部会長から手交した ( 2 ) 茂木外相は「重く受け止める」と回答されたーとのことでした。
 そして決議を読み上げられました。
 その決議は、新動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の第62回放送 ( ここです ) にて、紹介したとおりです。いま至急の原稿を書いているので、ここに再掲しませんが、いずれ念のためアップします。



▼会議での衛藤外交調査会長の報告はごく簡潔なものでした。
 そこで、会議終了後に衛藤さんにお聞きすると、茂木外相とは、王毅外相と茂木外相による共同記者会見での問題などについても、きちんと話し合われたとのことです。
 そして衛藤会長によれば、茂木外相は「王毅外相との会談においては、尖閣諸島などをめぐって強く申した」と仰ったそうです。 ( 蛇足ながら、ぼくは現在、外交部会の役員ではないため、茂木外相への決議手交の場に立ち会うことなどはできません )


▼この日の合同会議の主目的は、来年度予算案をめぐっての議論でした。
 ぼくは、いつもの通り、いくつか政府・外務省に問いましたが、それは「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で正確にお話しします。

 決議の扱いがどうなったか、それを急ぎ、みなさんにお知らせするために、原稿執筆の手を止めて、このエントリーをとりあえずアップします。
 王毅外相の来日がもたらした問題については、決議の手交で終わりでは全くありません。
 そこで、「王毅外相が日本の漁家のかたがたのごく正当な漁撈を、偽装漁船の侵入などと誹謗したために、尖閣諸島をめぐって新しい、より深刻な段階に入っています。政府・外務省だけではなく自由民主党も新しい対応をとるべきです」という趣旨をこの合同会議にて、写真のように発言しました。
 写真は、出席議員のおひとりが、ぼくの知らないあいだにスマホで撮って送ってくれました。




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