功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

4年前の6月14日火曜日(2020-06-15 12:44:31)

2020-06-15 23:03:00 | On the Road


▼まず私事を記すのを赦 ( ゆる ) してください。
 月の初めの6月2日が、現役社長だった父のまさかの医療過誤による命日、16日が長寿を全うされたピアニスト、お義母さんの命日。
 そして半分、公事なのが6月22日です。記者時代に、利害関係を全くつくらず僭越にも議論相手となってくださった悲劇の総裁候補、河本敏夫さんの命日です。


▼そして公事です。
 4年前の西暦2016年、平成28年の6月14日火曜に、とうとう要請を受け容れて、参院選への出馬を決意しました。
 参院選の公示まであと、わずかに8日でした。
 知り合いの記者たちにこぞって、「いくら何でも、もう間に合わない。やめるべき」と強く止められました。


 もうひとつ、それから3年後、西暦2019年、平成31年の6月20日に、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) の発会式・兼・初会合を行いました。
 それより先に記者会見を開いて、宣言をしていたことの実行でした。

 まずは ( 1 ) 皇位を父系一系にて継承し続けることを現代において確立する ( 2 ) 国土を中韓などによる侵蝕から護り、回生させる ( 3 ) 主権国家の責務であるスパイ防止法を制定するーの3本柱を掲げました。
 根っこは、『自由民主党を内部から変えて、祖国を甦らせる』ことです。
 現在、上記の3本柱に加えて、消費減税の実現、海外の同胞にも国民一律10万円を給付すること、尖閣諸島を護ることをはじめ多様な課題に取り組んでいるのも、すべて、その根っこ「自由民主党を内部から変えることによって、祖国を真の独立国として再生する」という理念に基づきます。


 これに共感した沢山の主権者が、ぼくの議員会館事務所を通じて、たいへんに自由民主党を嫌いなかたがたも含めて、沢山、党員になってくださいました。
 これは党内での発言力の向上に、直に、貢献しています。
 いま、その党員資格の更新時期です。
 自由民主党と安倍政権への不満と憤怒の塊であるなら、それだからこそ、ぼくと一緒に党員に踏みとどまってください。
 また新たな党員のかたがたが国土の隅々から現れることを、魂の底から期待して、待っています。

 産休から復帰して早くも活躍してくれている公設第一秘書、三浦 ( 旧姓清水 ) 麻未秘書と、公設秘書だけで私設秘書を置かないわずか3人の秘書態勢からひとり欠けていた産休のあいだも奮闘してくれた公設第二秘書、入間川和美と政策秘書、出口太のつくってくれた募集要項を下掲します。

 ちなみに、党員になっても義務は、意外でしょうが実質的に何もありません。それが自由民主党らしいところです。
 その代わり、来年9月の総裁選に参加することを含め「できること」は付いてきます。

 党費の年4千円は決して安いとは思いません、.
 しかし、自由民主党を内部から変える、自由民主党は腐っているからその腐った部分と戦うと、内側深くから公言しているぼくと護る会を後押しする意義は、ほんとうに、おそらくみなさんが想像なさる以上に、大きいです。



【まず、党員資格の更新です】

2020年自由民主党・党員資格継続のご案内 ( 青山繁晴事務所 )

党員の皆様へ
いつもお世話になっております。
参議院議員青山繁晴事務所です。
2020年の自由民主党党員資格継続のご案内です。
今年も党員資格を継続して下さる方は、以下の銀行口座に党費の振込みをお願い致します。
________________________
※ 口座情報はここには記しません。党員には直接、Eメールか郵便にてお知らせと口座情報がすでに届いています。
________________________

・ 一般党員 年額4,000円
・ 家族党員 年額2,000円 ※ 同世帯のご家族が党員の場合
※ 手続きの関係上、7月10日 ( 金 ) までにお振込みをお願いします。
※ 振込名はお名前でお願いします。
※ ご家族分まとめての振込みも可能です。
※ 入金確認後、8月頃党員カードを発送予定です。

~ 以下、青山繁晴より党員の皆様へのメッセージです ~  ★青山繁晴による註。この一文は当然、ぼく自身がすべて書きました。

 かけがえのないわが友、同志党員のみなさん、青山繁晴です。
 中国発の武漢熱がもたらす厄災によって、さまざまにみなさんも苦しまれていると思います。すべての困難に立ち向かうために、この連帯のあいさつをお届けします。
 自由民主党の国会議員となっておよそ三年十か月、今は、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の代表として五十四人の衆参両院議員と共に一日たりとも休まず戦う日々です。

 護る会は、あくまでも自由民主党に属する議員にて構成する同志会です。他党や無所属の議員はいません。なぜか。日本の病根は自由民主党のなかにこそあります。それを内部から変えることが光の道だからです。

 護る会は日本で唯一の議員同盟です。
 皇位の継承を神武天皇以来の父系によるただ一系にて安定させる提言書を総理に手交し、中韓両国の国土侵食を阻むと公式に宣言し、スパイ防止法の制定を掲げる、たったひとつの議員集団です。
 消費税についても課税の停止を総理に直に働きかけているのは護る会しかありません。
 人の世で事を成すには、信頼できる土台が不可欠です。護る会代表のぼくの土台とは何か。志を持って自由民主党の党員となってくださっている、あなたです。

 武漢熱のさなかに党員資格を更新するときが来ました。ふたたび党員となってくださることを伏してお願いします。同時に、ご家族のかたにも、そして知友や親戚のかたがたにも呼びかけていただけないでしょうか。
 党費の年間4千円、ふだんから安いと思いません。武漢熱にあって、どれほど重いでしょうか。みなさんの負担を一身に受け止めます。
 家族会員は半額の年間2千円です。家族の繋がりをどうか祖国のために活かしてください。
 ぼくの事務所を通じて党員になられた国民がひとりでも多いと発言権が増します。ぼくらの勢力をひたひたと増やしましょう。それを確実に国益に繋げます。

  あおやま 拝

青山繁晴事務所 aoyama.shigeharu.info@gmail.com

【次に、新規党員の募集です】
▽自由民主党への入党を希望される方は、下記のメールアドレス宛てに
・氏名
・住所
・電話番号
・希望する申込書数
をお書きになってメールをしてください。

aoyama.shigeharu.info@gmail.com
★さぁ、さぁ、みんな一緒に日本の既得権益と真正面から、戦おう。




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独立講演会、7月に復活!(2020-06-15 12:13:47)

2020-06-15 21:38:08 | On the Road

▼慎重にも慎重を期して2月から延期を重ねていた独立講演会について、主宰者の独立総合研究所 ( 独研 ) と数え切れないほど何度も協議を重ねてきました。
 独研は、今もあくまで徹底的に慎重です。
 講演を委託されるぼくも、その姿勢を支持し信頼しています。

▼そのうえで、ようやく7月から復活することで合意しました。
 まずは、延期していた分を、規模を縮小し、かつ分散して開催する「独立講演会・特別版」の実現となります。




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夏の終わりか秋の深まる前に(2020-06-15 11:33:02)

2020-06-15 16:54:39 | On the Road

▼いったん仕上げては直し、また仕上げては直し、実に十数年をかけている純文学小説を、遂に出版することで出版社と合意しました。
 ノンフィクションの「ぼくらの祖国」を担当してくれて、それ以来、深く信頼する編集者の提案を受け容れました。
 いちばん早ければこの夏の終わりまでに、遅くとも秋の深まる前に書店に並ぶようにします。

▼いま、おのれの記録を確認すると「西暦2002年平成14年3月16日、起稿」とありますから、18年3か月を経ています。
 小説の出版は、「平成紀」に次いで、ようやく2冊目になります。
 いずれも純文学小説ですが、それにだけ拘っているわけではありません。



▼この出版を機に、エンタテインメントも含めて、書きかけの沢山の小説も仕上げて、順次、出版にこぎ着けたいと考えています。

▼ただし、みずから公務も仕事とすることを選んだのですから、公務絶対優先です。
 そのことは、ぼくのささやかな信念のひとつとして、国会が開いている、閉じているには一切、関係ありません。
 したがって、前述の小説第二作の最終仕上げ、そして出版社への原稿手交、ゲラ直しについても、公務を十二分に遂行しつつの作業になります。
 しかしいったん、こうやって読者と出版社に約束した以上は、夏から秋の出版自体は変えません。

 体力は充分です。

▼この小説のタイトルは、「わたしは灰猫」です。




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「青山さんとは兄弟だから」(2020-06-14 19:22:49)

2020-06-15 00:35:15 | On the Road

▼ずいぶん遅くなってしまいましたが、金曜日の経済産業委員会の続きです。 ( 前のエントリー、ここの続きです )

 質問に立った維新の石井章議員が、梶山経産大臣に「電通と経産省の関係が問われている。ちょうど清潔な大臣なんだから、これを活かして見直してはいかがですか」と問いかけ、「むしろ、あれぐらいの内容ならウチにもできるから、公的な仕事をもっと入札にして欲しいと思う中小企業も増えたと思う。そこから積極的に見直してください」と質問されました。



 梶山大臣もこれに応えて、「見直すべきはしっかりと見直す」という趣旨を答弁されました。



・・・なんだ、これぐらいで「暗黒国会に一筋の光」とは大袈裟じゃないかと思われるひともいらっしゃるでしょう。
 その感覚はごく正常です。
 ただ一方で、国会で日々繰り返される、質疑が質疑とは言えないという問題は、まともに考えれば考えるほどほんとうに深刻です。
 質問は、週刊誌を頼りに実は根拠らしい根拠もなく一方的に同じことを追及するだけ、答弁は、それを躱 ( かわ ) すだけです。
 質問は、議員自身が現場を調べてもいない質問、答弁は、まともに答えたら同じ土俵に乗ってしまい質問の真の狙いに嵌 ( は ) まることになるので実質的には答えない答弁、これが本来は神聖であるべき国会質疑の場で延々と続き、1日におよそ3億円の血税を費やして恥じない。
 それが暗黒でなくて何でしょうか。

 石井章議員は、ふだんから肩に力の入った質問はせず、そして中小企業の立場を真剣に踏まえた質問をなさるひとです。
 この質問もごく平易な言葉遣いの、さりげない質問でいて、しっかり根っこに触れていると考えます。
 あえて、石井議員の質問の意義を勝手に読み解けば「武漢熱に対応するために大規模な給付を行おうとすると、役所の人員だけでは足りなくなる。だから、民間に委託することはあり得るでしょう、しかしそれを電通というところにしかノウハウが無いがごとくの発注をすれば、それは癒着になる。これを機会に、もっと門戸を広げる機会にすべきだ。そのとき大臣みずからが癒着の人であれば、話にならない。しかし梶山大臣、あなたは違うでしょう。機会を活かしてください」ということではないでしょうか。


▼委員会が終わって、委員会室の外に出た廊下で、石井議員に「良き質問でした」と声を掛けると「青山さんとは兄弟だから」と仰いました。
 これは・・・何のことかというと、石井議員は質問のなかで「日本の景気悪化は、ほんとうは新型コロナウイルスの前から、消費増税という間違いを犯したときから始まっている。自民党の中にもずっと、消費減税をはっきり掲げている人も居る」と仰り、異例なことに、ぼくを指差されたのです。

 石井さんは「兄弟だから」と仰ったあとに「ほんとうは ( 指差すだけじゃなく ) 青山さんの名前も出したかったんだけど」と言われました。
 わはは。
 石井さん、ぼくが「良き質問でした」と僭越にも申しあげたのは、そこじゃなくて、中小企業の、電通に負けない可能性、そして良心派の閣僚の可能性に触れられた部分だったのですよ。


▼維新については、このブログにも「連帯してくれ」、「絶対に連帯するな」という相反するコメントがふだんから沢山やって来ます。
 ぼくは最初から、はっきりしています。
 安倍総理に対してそうであるように、日本維新の会に対しても事柄ごとに是々非々です。
 維新の天皇陛下のご存在をめぐる姿勢は、ぼくと違います。だから国家観、歴史観が一致しているとは言えません。これは極めて重大なことです。
 同時に、維新が改憲に積極的で、国民投票法のごく真っ当な改正案、すなわち平成28年にすでに改正されている公職選挙法と合わせるだけ、それも商業施設や駅に投票所を置いたり乗船実習中の水産高校生に洋上で投票することを認めるといった、明らかに主権者のための改正について、自由民主党などと共同提案していることは、素晴らしいです。
 これも極めて重大なことですね。



▼それから電通については、シンクタンクの独立総合研究所 ( 独研 ) の代表取締役社長・兼・首席研究員だったとき、競争入札でやっと勝ち抜いて、さぁ、政府に改革を促す調査研究をしようとしたとき、突然に電通が入ってきて、「あなた方は何ですか」と問うた経験もあります。
・独研は、政府から仕事が降りてくるのを待つ日本のシンクタンクのあり方を変えようと、民間から政府に「政府のここがおかしいから調査研究をすべきだ」という提起をしています。
 当然ながら、ほとんど相手にされず、それでも諦めずに提起を繰り返していると、稀に、役所の良心派が反応して、やっと競争入札になることがほんとうに数少なく起きます。
 役所は、旧財閥や銀行と関係のあるシンクタンク、つまり独立していないシンクタンクと天下りの関係があったりしますから、そうした競争入札であっても、独研がまさしくつくった調査研究プロジェクト案であっても、独研はほとんどの場合、仕事が取れません。
 それをやっとくぐり抜けたら、電通の登場です。
 電通の関与などまったく不要でした。
 それなのに無理にでも、役所を背景に関与しようとします。

 ある公共的事業の役員と、東京湾の視察をしていたとき、湾沿いに立つ電通のビルを指して「あんな癒着企業がこんな大きなビルを建てられる、これが日本の病根ですよ」と仰いました。
 この役員もまた、良心派の人でした。
 そして、日本の病根イコール自由民主党の病根です。



▼みなさんに、さまざまなご意見があるのは、しっかり承知しています。
 そのうえで、ぼくはこの自由民主党を内部から変える一本道を往きます。
 自分の生き方のためじゃない。
 自分らしく生きることが最優先なら、決して、国会議員になっていません。
 これが日本を、永い歴史を持つからこそ生半可なことでは何も変えられない祖国を、現実に変えられる唯一の道だと、非力なりに多様な経験から確信しているから、自由民主党を内部から変えようとし続けます。




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