功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

種苗法の改正の主目的(2020-05-26 04:30:10)

2020-05-26 12:38:00 | On the Road

▼世界に冠たる日本の農家のみなさんがつくられた優良品種が、海外、特に中韓の両国に流出してしまっている現状があります。
 しかも中韓などでは、その品種について増産に増産を重ね、どんどん輸出もしています。
 これは、日本農業の新しい道である「積極的な輸出によって農業を強くし、翻って日本の食料自給に改善をもたらし、かつ世界の食料危機克服にも貢献する」ことを妨害します。
 その害が日々、放置すれば深まっていく現状にあります。

▼たとえば、不肖ぼくも大好きなシャインマスカットです。
 日本の農家の智恵と汗と涙で開発された、素晴らしいマスカットです。これが韓国で生産され、しかも安価で輸出されています。
 こうしたことを繰り返さないよう、海外への品種の持ち出しを制限するのが、種苗法の改正の主目的です。


▼同じ農業のうち、畜産農家の和牛について、受精卵が不正に中国に持ち出されるという大事件が西暦2018年に起きました。
 それをきっかけに、安倍政権は「家畜遺伝資源不正競争防止法案」と「家畜改良増殖法改正案」をこの通常国会に提出し、4月に成立しています。
 種苗法の改正案は、それと同様の政策です。
 この法改正は、日本の野菜・果樹の知的財産が国外へ持ち出されることを阻むのが目的ですから、大切な法案そのものです。


▼日本農業が中韓などに好きなように浸食されるこの現実を、政府が国民にほとんど知らせていない。それこそが、この祖国防衛のひとつである法案が理解されていない、最大の原因です。
 農水省がホームページに載せていれば良いという問題ではありません。




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中山市長と電話で協議(2020-05-26 02:38:35)

2020-05-26 05:27:00 | On the Road

▼尖閣諸島はご存じのように、沖縄県石垣市の一部です。
 その石垣市の中山義隆市長とは、市長が沖縄の青年会議所を代表なさっていた時代からおよそ15年前後のお付き合いです。
 沖縄にて国を愛するという理念を掲げ続けるために、さまざまな妨害にも耐えているひとです。

▼昨夜、5月25日月曜の夜にその中山さんと電話で協議し、尖閣諸島の海での漁労について、あらためて確認しました。
 ご承知の日本国民も少なくないだろうと考えますが、中国の武装船に日本の漁家の船が追いかけられるのは、先日の与那国漁協の瑞宝丸が初めてではありません。
 数年前から、八重山漁協の船を中心に、被害に遭っています。
 そのために、高級魚の漁獲を含めて屈指の好漁場である尖閣諸島の海で、ほとんど漁ができない実態がずっと続いています。

 今回初めてだったのは、あれほど執拗に、しかも日本の明白な領海内で追いかけ回し続けたこと、そして事案のあとに中国政府が「日本の漁民が中国の領海で不当な漁をした」と、真実とは真逆の談話をわざわざ世界に示したことです。


▼戦うべき課題のひとつひとつに、現場で連携すべきを連携しつつ、取り組んでいくほかありません。
 尖閣諸島をめぐって具体的な課題を総理に提起した護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) は、きのう25日の正午から、国会日程の合間を縫って、ふたたび消費税法案について執行部会を開き、詰めの協議をしました。
 もう何度目の協議か分からないぐらい、執行部会での議論を重ねてきました。
 きのうは、総会に諮るための土台をしっかりと固め直すことができました。
 総会でも、すでに消費税法案の議論を開始しています。まもなく、総会もふたたび開き、あらためて執行部の議論結果を示します。





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