これ又まったく知らない映画。
監督：篠田正浩
脚本：田村孟、三村晴彦
原作：泉鏡花
音楽：富田勲
出演：坂東玉三郎、加藤剛、山崎努、丹阿弥谷津子、井川比佐志、常田富士男、石井めぐみ、浜村純、他
このチラシ、玉三郎さんの姿しか写っていない、極めてシンプルなものになっています。
キャッチも控えめに
映像の奇蹟となるか。
の一文だけ。
そして、チラシ裏は何と全文英語！
英語を話される方用に作られているんですね。
よく見ると、
The last show (7:00pm) is with English subtitles.
と書かれています。
“ＤＥＭＯＮ ＰＯＮＤ”
はたして、外人さんには人気があったのでしょうか？
ソフト化されていないようです。
代わりに検索に引っかかったのは、三池崇史監督が初めて舞台演出を手がけたという舞台の映像化ＤＶＤ。
武田真治、田畑智子、松田龍平、松雪泰子らが出演。
三池監督の『十三人の刺客』を観たばかりだし、わりと好きな俳優さんばかりなので、興味ありますが、絶版中？
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青空文庫 夜叉ヶ池 でも読めます。
相手役の加藤剛が、どうしても大岡越前に見えたとか、
梨を「ありの実」と言って出すシーンとか、
南米のイグアスの滝で撮影されたクライマックスシーンが圧巻だったような。
映画なのに、舞台を見ているような感じだったかな。
玉三郎ファンだったっけ？
クライマックスはイグアスの滝なんだ～。
スゴそう！
全然知らないと思っていたら、
本棚の奥から1979年新書館のペーパームーン『泉鏡花・妖美幻想の世界』という雑誌を発見。
この映画の紹介が巻頭カラーやら、インタビューやら、対談やらでいっぱい載ってました。
確かに、イグアスの滝に鐘撞堂を建てたって篠田監督が言うてはります。スゲー！