狩人と犬、最後の旅 コレクターズ・エディションポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
『狩人と犬、最後の旅』2006.9.27鑑賞
友人が薦めてくれました。そうでなかったら、観ていませんでした^^;
原題:『The Last Trapper』
監督・脚本:ニコラス・ヴァニエ
出演:ノーマン・ウィンター(本人)/メイ・ルー/アレックス・ヴァン・ビビエ(この方も本人?)
そして、犬たち
アパッシュ/ウォーク/リレイ/クルベット/ミニコ/ノブコ/オット/プッシー/ロックス/ソーダ
馬、狼、カワウソ、オオヤマネコ、熊、トナカイ
マウンテンマンを知っていますか?
山に暮す男。人里離れた森の中で自給自足の生活。もちろん、電気水道とは無縁。
夏は馬に乗り、川をカヌーで下り、冬は犬ゾリで移動する。
生活の糧は森に罠を仕掛ける猟。
主人公ノーマンはそんな最後のトラッパー(罠狩人)です。
この映画の監督は、フランス人の冒険家ニコラス・ヴァニエ。
20歳でラップランドを徒歩で探検。
1986~1987年、馬、犬ゾリ、カヌーを使って、ワイオミングからデトロイトまでを1年半かけて横断。
1994~1995年、妻と1歳半の孫娘と共に、ユーコン川で1年を過ごす。
2006年3月には犬ゾリでのシベリア横断成功。8000㌔を走破したばかり。
等々、枚挙にいとまがない。
それらの冒険に基づく写真集・小説・ドキュメンタリーTV映画を数々発表。
その彼だからこそ、作りえた映画。
監督自身が犬ゾリ冒険中に出会った男、ノーマン・ウィンター。
主役は俳優でなく、本人。犬たちも本物。でも、ドキュメンタリーではありません。
しかし、ストーリーはほぼ実際に経験したことがベースと言うのですから、再現フィルムとでも言えばいいのかしらね。
とにかく、1年以上かけて撮影した偉大な自然映像。
これは見てもらうしかない。言葉では表現できません。
また、犬好きにはたまらない、犬たちとの生活。
「Good boy」「Good girl」と常に犬たちの頭をくしゃくしゃとなでて褒めているのが印象的でした。
自然についても考えさせられます。
狩人は、自分達が生態系を調整していると自負してます。
狩人がいなくなったからこそ動物が少なくなったのだと、一見矛盾のように聞こえる話も納得できます。
人間が自然の一部であることから、はみだしつつある今、彼は最後の狩人になりました。
もう少し、追加したいんですが、また今度~♪
『狩人と犬、最後の旅』公式サイト
狩人と犬、最後の旅 - goo 映画
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