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ヨモのちゃぶ台

ご意見番と二人で飲んだり食べたり(・∀・)
毎日の献立と飲み歩き記録

後生掛温泉湯治部…その1

2007年01月05日 | 宿情報
年末は秋田県の後生掛温泉の湯治部にいってきました。関東地区に住んでいたころに何度かいったことのある温泉です。2年ほど前に同居人クンと東北を旅行した時は旅館部のほうに泊まりました。その時に湯治部のオンドル部屋の話をしたら「泊まってみたいね~」とかなり乗り気だったのでいつかいきたいな、と思っていたのです。でも場所が場所だけに広島からいくにはちょっと遠い。しかも同居人クンが長い休暇をとれなくて、この度ようやく念願かなって5泊のミニ湯治が実現しました。
さていざ宿の予約をとって次に足を確保しようとしたところその遠さに改めて驚きます。最寄りの鹿角花輪駅まで宿の人が迎えにきてくれるのですが、電車の時間に合わせて迎えの時間は14:50。仙台11:38発の新幹線に乗らなきゃいけないので逆算していくと一日じゃ着かないのです(笑)夏だったら仙台空港からレンタカーで直行できるのですが、冬場になれない雪道を運転する勇気はありません。広島から仙台に飛行機でいって一泊。翌日新幹線で盛岡まで一時間ちょっと、在来線に乗り換えて更に二時間、そこから送迎のバスで一時間弱。遠いです。
自分は旅行好き、電車好きなので移動時間はあまり気にならないほうです。でも同居人クンはじっとしているのがちょっと苦手なタイプ。鈍行列車で二時間も大丈夫かなと心配していました。ところが同居人クンは冬の東北地方は初めてですから雪景色に大興奮。在来線の途中から雪景色になりさらに吹雪いてきたら両方の窓をキョロキョロみて落ち着きがありません。雪が積もってるだけで感動!という姿をみてこっちも感動(笑)

宿も雪の中、まわりの地熱が高いので湯気がもうもうとしています。


挙動不審のまま宿に到着。まず宿帳に記入して食事や借りるものを確認して部屋に案内してもらいます。湯治部にはオンドル大部屋の若竹寮・極楽寮・鈴らん(2階は畳部屋)、オンドル個室との松葉(2階は個室)と白樺の各棟に分かれています。今回は松葉の南側の方の部屋でした。

部屋の中はこんななかんじ。


三畳大くらいの広さに棚がついていて、小さいテーブルとゴミ箱と灰皿がおいてあります。洗濯ヒモがはってあって針金ハンガーもかかっています。あとは何もないので全て自前で用意するようになります。トイレ(和式と洋式)と洗面所は共同。共同の炊事場には一口コンロがたくさん、魚肉用のコンロは場所が決まっています。冷蔵庫や電子レンジはありません。食材は二重窓の間に置くか外に吊るしておくか専用の水場でを冷やしておきます。あと二槽式の洗濯機が3台あります。

自分達は荷物や食材を持っていく手間を考えて食事をお願いしました。朝晩二食で2500円。どんな食事だったかは後日upします。
あとは寝具(敷き布団がわりの長座布団=一日100円、枕=一日30円)を借りました。
宿泊料が一人2500円ですから一泊二食5130円(税別)也。五泊しても広島からの交通費よりはるかに安いです(笑)

パソコンはもちろん、テレビも新聞もない、ケータイも通じない、余計なことは何も考えずにひたすら風呂に入ってオンドルでごろごろ。この湯治旅は最高に贅沢な時間の使い方をしたな~と思います。



秋田県鹿角市八幡平(この住所でちゃんと宅急便が届きます)
後生掛温泉湯治部
0186-31-2222
http://www.goshougake.co.jp/

(湯治旅の話は続きます)

後生掛温泉湯治部…その1
後生掛温泉湯治部…その2
後生掛温泉湯治部…その3
後生掛温泉湯治部…その4


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
湯治いいですね (えて吉)
2007-01-06 13:36:20
遠い道のりを行かれた甲斐がありそうですね。
温泉は好きですが、じっくり湯治するような滞在の仕方はしたことがないです。

温泉とオンドル部屋でゆったりとはある意味ではすごい贅沢ですね。

続編も楽しみにしています。

最後になりましたが、今年もよろしくお願いします。
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えて吉さんへ (nyanko)
2007-01-07 04:45:54
こちらこそよろしくお願いします(^^)

後生掛温泉の湯治旅、満喫してきました。
のんびりしすぎて帰ってからリハビリが必要なくらい(笑)
何もしない旅、というのもいいものです。

続編も長くなりそうなのでぼちぼちと書いていきますね~。
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