Voyage MPD システム構築 by PCど素人 (Alix,CuBox,APU(New Alix))

PCど素人の文系リーマンがVoyage MPD(Alix,Cubox,APU(New Alix))構築に挑戦の顛末です。

No.13 次はCuBoxに挑戦

2013-12-27 20:01:42 | 日記

 このたび、CuBoxを入手しました。

 

 多分、また迂遠な道のりが待っているのでしょうが、試して報告できればと思っています。

 一応、設定の顛末を記しておきます。 

 

【送られてきたもの】

 

【ハコをあけると・・・】

 

【中味 本体・電源(スイッチングアダプタ 5V2000mA)・説明書】

 

【大きさ比較(小型ワイヤレスマウスと)】

 

CuBox設定(以下は、2013年12月末時点での顛末です)

 

1 CuBox電源投入まで

 ① micro SDカードの挿入

  最初からセットされているmicro SDカードを爪かひげ抜きかラジオペンチで引っこ抜き、みみず工房様提供のイメージファイルを書き込んだmicro SDカードを入れなおす(金色端子面を上に)。

 micro SDカードへのイメージの書き込み作業の手順は、基本ALIXと同じ。つまり ①下記イメージファイルをダウンロード ②7-Zip形式ファイルを解凍できるソフト(Googleで探せば幾らでもあります。)でファイルを解凍(解凍先はmicro SDカード以外のどこか、例えばデスクトップとかマイドキュメントとかにし、micro SDカードに直接解凍ファイルを書き込まないこと。) ③ALIX同様、DD for Windowsを使用してmicro SDカードに書き込み。(Windows7で作業を行った・・・exeファイルダブルクリックではなく、右クリック→管理者権限で実行、で立ち上げること。記事No.5注記3に記述があります。)

  みみず工房 イメージファイル置き場(梅雨入りヴァージョン)

   http://www.symphonic-net.com/kubotayo/articles/articles015.html#027

 

 ★CuBoxでは、microSDカードの相性の問題があるようです。当方、SanDiskとTDKを使用していますが、これは問題ありません。

 

 ② LAN接続・電源投入

   次に、LANケーブル、電源ジャックの順で挿入。ケーブル裏面右下の赤色LEDが点灯(常時点灯とピコピコと2モードあるみたいだが、状態はよく分からない。起動時は常時点灯で、MPDが動いているときやPuTTYでログインしたりすると、ピコピコになる。)

   なお、CuBoxは周辺機器を接続、起動してから最後に電源投入しないと、色々と不具合があるようである。

 

2 IPアドレスの検索

 TWSNMPを使用。CuBoxをLANに接続前と接続後を比較すれば一発で分かる。

 

3 PuTTYJPにIPアドレス(TWSNMPで発見)を入れて、CuBoxに接続。

 Login as : root

 Password : cubox(画面には表示されない)

で下記画面が出る(IPアドレスはマスキングしています)。

 

4 とりあえず動く状態に持っていく。以下はasoyaji様の http://asoyaji.blogspot.jp/2012/12/cubox.html 及びyung様の http://www.yung.jp/bony/?p=2337 を基本的に参考としている。また、大枠はALIXの導入設定とあまり大きな違いは無い。ただし、viエディタの使い方などALIXと異なる点は、かなり手間取った。

 

 ① # のあとに vi /etc/fstab と入力(基本この文字列をコピーして、PuTTYで右クリック)し改行

 

 ② viエディタが立ち上がる。ALIXで大活躍のjedは使えないようだ。(他に何かエディタがあるらしいのだが、良く分からないので省略。)viエディタはとにかく初めての人間には使いにくいこと夥しいので注意。http://asoyaji.blogspot.jp/2011/01/voyage-mpd-2011122_25.html 真ん中やや上の「viの使い方」が多分一番シンプル。 より詳しくは

  http://hp.vector.co.jp/authors/VA016670/unix/vi_reference.html

  http://www.yung.jp/bony/?p=1900 などが参考となった。

 次に掲げる操作をして一番上の行を追加した後の画面のもの。よって、vi /etc/fstab入力後、最初の画面状態では一番上の行は無い。

  ・ まず、「i」を押下。

  ・ 次の文字列を追加(下に記すとおり、とにかくviは厄介千万。Wordか何かに入力すべき最終形のテキストを書き込んで置き、コピー→vi画面で右クリック が一番確実)。

 なお、asoyajiさんの記事によれば

 //192.168.**.*/+++ /music cifs username=****,password=++++,uid=root,iocharset=utf8 0

となるが、次の点に注意。

   ○ //192.168.**.*/+++ について

     IPアドレス192.168.**.*は、NASのアドレス。/+++はNAS上の音楽ファイルのルートディレクトリ(最上位フォルダ名)。

     ALIX導入時の私の記事

 http://blog.goo.ne.jp/nyanchan63/e/57f2a7911c8dcf8fb8ba6e3b92038d02 

によれば、この記事に記した私の環境だと、/+++は、/Public/Music となる。

   ○ username=****,password=**** について

     上記私の記事によれば、usernameの****はWinPCのコンピュータ名、passwordの+++はNASのパスワードとなる。つまりALIX設定時とまったく同じとする。

 

  ・ 次に、「ESC」ボタンを押下し、「:」(半角コロン)を押下、次に「wq」と入力し改行すると、viでの編集内容がファイルに反映され、viが終わり、root@cubox # カーソル の入力画面に戻る。

 

 ③ # のあとに mkdir /music と入力。

 

 ④ # のあとに mount -a と入力。

 

 ④ # のあとに ln -s /music /var/lib/mpd/music と入力。

   これで、NASのMusicフォルダ以下のサブフォルダが表示されればOK。

  私の記事 http://blog.goo.ne.jp/nyanchan63/e/57f2a7911c8dcf8fb8ba6e3b92038d02 のfstabの項目(フォルダの確認画面)を参照されたし。

 

5 以上で、一応の設定は終わり。CuBoxの再起動をかけ、クライアントソフトでCuBoxの設定(IPアドレスの投入等)を行って、CuBoxのMPDに接続、データベースをアップデートすれば、音楽が聴けるはず。

 なお、IPアドレスの固定(ALIXの記事参照)はやっておいたほうがよさそう。やり方はALIXと同じ(ただし私のALIX該当記事のうち、jed使用の部分はvi使用に置き換える必要あり) やりかたは、梅雨入りバージョンと雛祭りバージョンでは違うようです。(雛祭りバージョンはAlixと基本同じ。梅雨入りはかなり違う。詳しくは、 http://blogs.yahoo.co.jp/smz2006jp/47667007.html を参照させていただきました。

 (設定の一部追加記事あり、No.13をご覧ください)

6(追記) CuBox付属の光音声出力をOKにするには、2013年末現在、みみず工房様のイメージのうち、雛祭りバージョンを使うしかなく(梅雨入りバージョンは不可)、次のとおり工夫をする必要がある。これにより、私の環境では光経由で音が出ました。

   http://www.symphonic-net.com/kubotayo/articles/articles014.html#030 (雛祭りヴァージョンダウンロード)

 

 ① vi /etc/fstab の後の入力は

   //192.168.**.*/+++ /music cifs username=****,password=++++,uid=mpd,iocharset=utf8 0

    つまり、uid=mpd の箇所が変更がキモ。

 

 ② vi /etc/mpd.conf と入力し、audio_outputの下のdevice "hw:1,0"の行の頭にを追加。

     ※「#」を頭に入れると、その行はコメント行となる。

 参照:http://www.symphonic-net.com/kubotayo/cgi-bin/read.cgi?mode=all&list=topic&no=3263

 

★注意 この設定の場合、USB出力は動きませんでした(光出力のみOK)ので、ご注意ください。

 

【CuBox設定顛末・雑記】

 実際は私の場合は、viの使い方、NASマウント(結局ALIXの設定を参照するのが一番)ですごく手間取りました(計4時間程度)。viは、何遍か試行錯誤(いざとなったらCuBoxイメージファイルのディスク落とし込みまで戻ってもいいので)するしかないし、それがいやなら、上に書いてあることをそのままなぞるしかないですね。それか、迷ったらとにかくESCキーを押してとにかくコマンドモード(文字の入力ではなくカーソルの移動などが直感的動作でできる画面モード)にするか、あと、ぐちゃぐちゃになったと思ったら速攻でPuTTY自体を×印クリックで強制終了するか。とにかくvi画面の段階で、何か文字列を修正しようとかは、ど素人は一切考えないほうがよろしいようです。

 また、MPDクライアントでデータベースをアップデートし、さあ音楽聞こうとすると、GMPCでエラー(problem decoding)が出て焦りました。結局CuBoxを再立ち上げして、データベースも再アップデートしたら、きちんと音が出るようになったが、なんだか訳が分からない。(2回目以降は普通にクライアントから音が出ています)要するに、何かあったら再立ち上げ(PuTTYでPoweroff→電源入れ直し)が無難でしょうか。


No.12 全体像

2013-12-26 23:29:15 | 日記

 一応、システム全体像です。他のサイトでもこの種の構成図は当然のように出てくるので、何を今更ではありますが、念のため・・・

NAS ・・・ Elecom LaCie d2 Network2 (少し作動音が気になる)

 

Client ・・・

 ①WindowsPC用

   GMPC(Gnome Music Player Client)

   できの良いクライアント。WindowsPC用であり、こいつが五月蝿いのでヘッドフォン使用時のみ。

 ②Androidタブレット用

   MPDroid

   Android系では一番マシ。操作に手戻りが多く、MPoDに操作性は劣る。

 ③iPad、iPod Touch用

   MPaD、MPoD

   良くできたクライアント。ただしiPod Touchでは画面小さく曲名が全部表示されない。クラ系は曲名や管理フォルダ名が長くなるためこれは致命的。

 

ALIX電源 ・・・ ACアダプタ PATOS DK020-R 安定化トランスタイプ DC12V 500mA

 

LAN環境 ・・・

 ALIX、オーディオ機器とも自室(自宅2階)。WANの入り口は1階にありLANケーブルを引っ張ってこれないので、無線LANの利用が必須となる。

 そのため、ALIX、NASはHUB機能つき無線LAN子機 Buffalo WLAE-AG300N からLANケーブルを引っ張っている。(どうでもよいことですが、この子機から3,4つLANケーブルを引っ張る必要があるため、間にもう一個ハブが入っています。)


No.11 あとがき

2013-12-26 22:58:57 | 日記

 以上、2013年初夏に行った、ALIXを使ったVoyage MPDシステム導入の顛末です。

 

 私は、オーディオ趣味があるわけではなく、さほどにcriticalな判断ができるわけではありませんが(物理的な聴力はいつも検診で引っかかるくらいよくない)、それでも大まかな良し悪しの判別くらいは何とかできます(え?)。

 

 そのような私が、Voyage MPDを使用した実感は、やはりふわっとした軽くて透明な音場が綺麗に広がってくれる、初期導入コストが2万円未満であれば、その価値はコストをペイして余りある、というものです。また、非可算的、かつ、素人にとってより重大な問題、定量化予測困難な初期コストである「導入の難しさ」(特にPCや電子回路の類に詳しくない方)についても、このブログ記事にあるような手順を順を追っていけば、決して素人に手が負えないものではありません。私がこのブログを立ち上げたのも、キカイに詳しくない方のnot-visibleな導入障壁が少しでも取り除ければ、という意図によるものです。この程度の導入困難性であれば、どのような方でも、トライする価値はあると信じております。

 

 ただし一つ、音源がデジタル化されていない(つまり、CDのまま)、という方は、音源のデジタル化(NASなどに落とし込み)が、かなりの障壁になるかもしれません。

 

 ちなみに私は、元々EAC(Exact Audio Copy)を使用してCDのバックアップファイルをHDDに落っことしており、これを使ってfoobarで音楽を聴いていたので、とりあえずは何とかなりました。(CD&LPのデジタル化に3年掛かりましたが・・・)

 余談ですが、私はEACで、CDをwav+cue形式で保存していましたが(LPなどその手が利かないものは、曲ごとにwavファイルで管理)、cueシートはVoyage MPDでは綺麗に読み込んでくれない(wav+cueの場合)ようなので、仕方なくNASには、foobarを使って、既存ファイルをflacファイルに落とし直しています。これが最善手かどうかは分かりませんが、追加的な作業となってしまっています。(なおflac化は、2013年初夏から手掛け始め、2013年末現在まだ終わっていません)

 

 以上、ど素人の記事にお付き合いいただきありがとうございました。


No.10 Voyage MPD Starter Kit でのVoyage MPDの設定 おまけ シンさんヴァージョン導入

2013-12-26 22:53:15 | 日記

 別のCF 4GBを用意して、シンさんヴァージョンを導入してみた。ALiXは2013年時点のものなので、ヤマモト・ツール・ワークスHPを見ると、1022版を導入しないと動かないようである。

 ファイルは

121022_2-V085-xfs-3232rt48-mpd_yan-clk_nor-alsa1025-pwr_btn-dsd-2share.rar

 なお、シンさんのサイト中、ダウンロードサイトを探すのに手間取った。

 

 設定は、本記事No.5~9のうちタイムゾーン設定以降のすべてを、同じようにやると、ちゃんと音が出るようになった。


No.09 Voyage MPD Starter Kit でのVoyage MPDの設定 (3/3)

2013-12-26 22:32:29 | 日記

No.08から続きます。

 

7 電源断時のデータベース保持

 ALiXの電源を落とし、再立ち上げすると、データベースの再構築に結構な時間がかかる(1.5TBで10分近く)。そのため、

  http://www.yung.jp/bony/?p=1484

を参考に、これを回避する措置をとる。

 

 root@voyage:~# crontab -e* と入れると、jedの画面が立ち上がり、次のように表示される。

 

 

 この末尾行のコメント(#)をはずしてセーブする。

 

 

 SSH画面に戻ったら、次に root@voyage:~# jed /etc/default/voyage-util と入れる。

 

 

 と、またjed画面が立ち上がり、次のように表示される。

 

 

 この行末に VOYAGE_SYNC_RECOVER=”YES” VOYAGE_SYNC_RECOVER_DIRS=”var/lib/mpd” と追記する。

 

 

 これで、ALiXの電源を切っても、データベースは保持されるようである。実際、ALiXの電源を落とすか、SSHでroot@voyage:~# rebootと入れてALiXを再起動させても、直ぐにWindowsPCのクライアントソフトで、再生できるようになった。

 

 

【後記】

 シンさんver 121022_2-V085-xfs-3232rt48-mpd_yan-clk_nor-alsa1025-pwr_btn-dsd-2share.rar を別途利用して設定した際も、この設定がないとDBは電源ぶち切りで失われる。よってまったく同じ措置をしたほうがよい。

 また、 http://www.yung.jp/bony/?p=2254 の中辺りでyung様が述べておられるように、

「シンボリックリンクを作成してから

# shutdown -r now

で、一度だけ行儀よく終了」 が望ましいようだ。(このサイトにあるように、データベースを更新したあと(NASのデータアップデータなどで中味が変わっている場合)、電源ぶち切り後、さきのデータベース更新が反映されていない現象が発生したため。)実際、この作法を踏んでみたら、電源ぶち切りしても、データベースはちゃんと問題なく作動するようになった。

 

【更に後記】

 ALIXを運用してみてわかったこと。NASのデータを変更して、データベースを更新したときは、きちんと行儀良く上記のコマンドを入れてALIXを終了させるべき。でないと、データベース更新結果が失われ、NASのデータ変更前のファイルがMPDクライアントソフトに表示されることとなる。逆にちゃんとコマンドで終了させれば、電源ぶち切りでも、更新後のデータベースはちゃんと保持される。

 

 以上で、WindowsPCのMPDクライアントソフトや、iPod Touch、iPadのMPodを使い、NAS上の音源ファイルをUSB-DACを通じてちゃんと聞けるようになった。ひとまずVoyageMPD設定の目的は達成!



No.08 Voyage MPD Starter Kit でのVoyage MPDの設定 (2/3)

2013-12-25 23:10:10 | 日記

No.07からの続きです。

 

3 .bashrcの修正

 よくわからないが、SSH(PuTTY)のVoyage画面で、いちいちremountrwコマンドを入れなくともよくなるらしい。

 root@voyage:~# jed ./.bashrc といれると、ファイルエディタjedが立ち上がり、bashrcファイルの中身が表示され、編集可能となる。

 

 

 この最後に

remountrw

mpd -kill

/etc/init.d/mpd start-create-db

の3行を加えたもの。これは、PCスタート時に、いったんMPD起動をストップし、データベースを構築しながらMPDを起動するコマンドらしいが、何のことやらよくわからない。とにかくこれでF10キーを押して、File→Save でExitすればbashrcファイルの編集完了。

 

【注記】

 が、Voyageを再立ち上げしたとき、

 

というメッセージが出てきた。どうみてもエラーメッセージ、しかもcriticalと書いてある。

ということで、bashrcファイルの修正は、remountrwの追記だけにとどめておき、他の2行については、またあとで措置してみることにする。

【後記】

 VoyageMPD Starter Kitの設定ではなく、シンさんヴァージョンをダウンロードし設定したときも、上記3行を加えると同じエラーが出ました。そのため、remountrwのみの追記にしました。

 なおシンさんverは 121022_2-V085-xfs-3232rt48-mpd_yan-clk_nor-alsa1025-pwr_btn-dsd-2share.rar 使用。

 

4 IPアドレスの固定

 一応、ALIXのIPアドレスを固定する。無線LANを使っているので、家庭内無線LANネットワークの中でたぶんこれは使わないだろう、1~254までのうち一番おしまいのほう(200番台のはじめのほう)を使っておこう。

 うちの無線LANルータのIPアドレスは、192.168.ab.1で確認済み(ブラウザのアドレス欄をいれたら、ちゃんとルータの管理画面が立ち上がった)。 ※小文字アルファベットは、数値の置き換え

 

 SSH(PuTTY)のVoyage画面で、root@voyage:~# jed /etc/network/interfaces と入れると

 

 

と、この下にもいっぱいコメント行(#が行の頭にあるもの)が並んでいるが、とにかく重要な箇所はここ。

 

こいつの真ん中辺、auto eth0のあたりを次のように変える。

#Iface eth0 inet dhcp

iface eth0 inet static

address       192.168.ab.cde

netmask      255.255.255.0

network      192.168.ab.0

broadcast   192.168.ab.255

gateway     192.168.ab.1

dns-nameservers 192.168.ab.1

 

1行目は、もとあったコマンドの行あたまに#をいれて、コメント行化している。

それ以下の斜字は、この行のあとに新たに追記したもの。

192.168.ab.1がルータのIPアドレス(デフォルトウェイ、DNSサーバのIPアドレスはこれになるらしい)。

 root@voyage:~# reboot としてみて、SSHを終了、SSHの設定(使用するIPアドレスを192.168.ab.cde)に変更してSSHを再立ち上げすると、ちゃんとALiXに接続できた。

 

5 mpd.conf設定

 root@voyage:~# jed /etc/mpd.conf と入れると、ものすごく長い行が出現。以下はそのほんの一部。

 

 

 bind_to_adress "localhost"は、最初から#がついているから、放って置いていいのだろう。ということで、このファイルはいじらずにそのまま編集を終了した。

 

6 音楽ファイルのあるHDD(NAS)をマウント

① musicディレクトリの作成

 root@voyage:~# mkdir /music と入れ(正常作動のときはVoyageは無反応で、次の行に移り、root@voyage:~# でカーソルがプロンプトするだけ)、確認のため root@voyage:~# ls / (小文字のエルエス)と入れると、

 

 

(lsコマンドの結果は、上がmkdir前、下がmkdir後。真ん中にmkdir /musicのコマンドが見える)と出て、musicディレクトリが作成されたとおぼしき事がわかる。

 

② fstabの編集

 ★多分この作業が、一番手間取るor間違うと思います。第一、パラメータの中味が思いっきり環境依存です(要するに、以下の記述はあくまでも一般ルールに過ぎない、個別に皆さんのところがどうなっているかは神のみぞ知る?)。NASのマウントポイントはともかく、usernameやpasswordはかなり間違いやすそう。実際自分はNASのPassword設定があり、危うく忘れかけていたためえらい目にあいました。

 

 root@voyage:~# jed /etc/fstab と入れると、(次はSSHのコマンド入力)

jed画面が次のように立ち上がる。

 

 

 この最後に、次のような行を1行で追記する。

//192.168.ab.cd/Public/Music /music cifs username=yyyy,password=zzzz,uid=root,iocharset=utf8 0 0

 ちなみに、ちゃんとマウントできたか、次のとおりSSHで確認すると、ちゃんとNASのマウントしたディレクトリ(フォルダ)の直下のフォルダが表示されたので、OKと判断。【注】MPDを再立ち上げした後で確認しました。fstabファイルを修正した直後(MPD再立ち上げなしに)に# mount -aコマンドを入れても弾かれます。つまりfstabファイルは、MPD起動時に読み込まれるものであり、随時参照されるものではない、ということのようですので、修正したあとは再起動しなければ修正内容が反映されない、ということになります。

 ※音源ファイルは、NASでは次のフォルダ構造で管理している。よって、General と Furtwaengler と表示されるのが正解。CDをリッピングする際は、まず常用のWindowsPCにくっつけているUSB-HDDに保存しているが、これには音楽ファイル以外諸々入っている。そのためMusicというフォルダが独立してあり(その直下ディレクトリがGeneralとFurtwaenglerに分かれているのはこちらの都合)、NASには、Musicフォルダのみ、それごと同期を取っているため、このようなことに。

  【フォルダ構造】

    ヴォリューム(Public)

     |- Music

           |-General

           |    |- 一般の音楽ファイルをそれぞれフォルダ管理)

           |-Furtwaengler

                |- (フルトヴェングラー音源は別にそれぞれフォルダ管理)

 

 

★fstabのルールについては、次のサイトを参考とした。

  http://gitter.matrix.jp/voyage-mpd-main/setup-of-voyage-mpd/mounting-a-external-nas-to-your-voyage-mpd/

 このサイトにもあるように、fstabの書式文法は「マウント先□マウントポイント□タイプ□オプション□ファイルダンプ□チェック」のようである。(□は半角スペース)つまり、項目を半角スペースで区切っていることとなる。

 上記の追記行の中味は

  //192.168.ab.cd/Public/Music  マウント先。 //192.168.ab.cdはNASのIPアドレス。/Public/Musicは上記のNASのディレクトリ構造を見てわかるとおり、マウントする先のディレクトリ(フォルダ)。Windows風に書けば、Z:\Public\Musicのフォルダとなる(Zドライブというのは適当に書きました)。第2層以下のディレクトリ(フォルダ)もこういう風に/で区切れば指定できるようだ。

  /music マウントポイント。 Voyage MPD のファイルシステム上に存在するディレクトリ名。上記①で作ったやつ。

  cifs タイプ。 NASのファイルシステムのタイプとのこと。Windows のネットワークドライブとして参照できるものであればcifs とする、そうだ。当然元々はWindowsPCで中味をいじっているので、cifsとなる。

  username=yyyy,password=zzzz,uid=root,iocharset=utf8 オプション。

   usernameはWindowsPCのユーザ名を入れるようにということだが、よくわからんので、SSHを動かすWindowsPCのコンピュータ名(XPマシンなので、マイコンピュータを右クリックしてプロパティ>コンピュータ名で表示されているフルコンピュータ名(IPアドレス捜索ツールTWSNMPだとノード名と表示されるやつ)を入れてみた。)。何でNASのIDでないのか、意味がわからん。

   passwordはNASのパスワード(設定したもの)。VoyageがNASにアクセスするときに要るのかな?

   uid=rootは、よくわからん。

   iocharset=utf8は、NASの日本語のファイル、ディレクトリ(フォルダ)名を表示できるようにするコマンドとのこと。

   0 0は、それぞれファイルシステムをダンプ、チェックするか、ということらしい(意味わからん)。どっちもしないので0。

 

③ シンボリックリンクを張る。

 よくわからんが、http://asoyaji.blogspot.jp/2011/03/voyagempd.htmlによると、「voyageの音楽データはmpd.confの中で、/var/lib/mpd/music に置くように設定されているので、マウントした /music を更に/var/lib/mpd/music にリンクする。これで楽曲が /var/lib/mpd/music に表示され、VoyageMPDは楽曲を再生できるようになる。」とのことである。

 とりあえず、SSHで

root@voyage:~# mount -a

root@voyage:~# ln -s /music /var/lib/mpd/music と入力。

 

 

 (2014/05/30追記) 当blog No.09の【後記】にあるように、ここで一回Voyageを再起動(# Shutdown -r now か #shutdown -h nowで電源OFF後の電源入れ直し)をしましょう。でないと、次回Voyage起動時にシンボリックリンクがどこかにすっ飛んでいく(?)のか、とにかくちゃんと動きません(端的に言えばDatabase更新ができなくなる)。

 

No.09に続きます。


No.07 Voyage MPD Starter Kit でのVoyage MPDの設定 (1/3)

2013-12-25 22:49:30 | 日記

 以下、No.09までの記述は、Voyage MPD Starter Kit (Alix3D2使用)で、音出し、通常の使用ができるようにするまでの設定の顛末です。No.07からNo.09までの記述は、一体で設定プロセスの過程を記述するものです。つまり、どこかの記述の措置を飛ばすと、音が出ないか、再起動時にちゃんと動かないか、とにかくまともな状態とはなりませんので。

 

 また以下の記述は、種々のサイト、とりわけベース情報として http://asoyaji.blogspot.jp/2011/05/vijed.html を主に参考にさせていただいた。感謝申し上げます。

 

1 jedのインストール

 エディタはjedがよいらしい。というか、Linuxはさっぱり手をつけたことがないから、デフォルトエディタのviがどれほどの困難さを伴うのかよくわからんから、危険を回避するためにも、jedを使うことにしよう。

   http://asoyaji.blogspot.jp/2011/05/vijed.html

 

 コマンドは、ここに紹介されているとおりでOKだった。ただし、最初SSHを立ち上げて、最初のこのコマンドを入れたら、エラーで弾かれた。どうもread-writeができないようで、ハタと remountrw コマンドを入れないといけないのかと気づき、

  root@voyage:~# remountrw

  root@voyage:~# apt-get install jed

と2つコマンドを入れても、エラーメッセージ E: Unable to locate package jed とでて、root@voyage:~# jed /etc/mpd.conf(jedの使い方:http://asoyaji.blogspot.jp/2011/03/voyagempd.html参照)が動かん。いろいろ見ていると、 http://www.yung.jp/bony/?p=1900 (viの使い方)のコメントの中に、

 Vi覚えずとも、

 # apt-get update パッケージ情報を更新してから

 # apt-get install nano  エディタのnanoをインストールすれば、いいのでは?

という記述があり、ではupdateコマンドを試してみることにする。と、

 

と山のようなメッセージが・・・ で、root@voyage:~# apt-get install jedコマンドを入れると

 

 

エラーメッセージらしきものがないから、いいんだろうな。試しに、jedの使い方コマンドroot@voyage:~# jed /etc/mpd.confを入力すると、SSH(PuTTY)画面上に

 

 

が出てきた。ということはOKだね。ちなみに、この画面を下までスクロールしてもroot@voyage:~#がない。試しに F10 → (メニュー画面から)Exit を選択すると、ちゃんとroot@voyage:~#という、コマンド入力モードに戻った。

 

2 タイムゾーン

 Voyageの画面は、香港時間になっている。これを日本時間に直すため、root@voyage:~# dpkg-reconfigure tzdataと入力すると、こんな画面が。

 

 

 日本時間だから、Asiaだよなあ・・・ で、Asia選んでEnter。すると、

 

 

今度は、Tokyo選んでEnter。ちゃんとSSH(PuTTY)の画面に日本時間が表示されました。

 

以下、No.08に続きます。


No.06 SSH(PuTTY)ダウンロードと検証

2013-12-24 23:31:56 | 日記

【筆者注】

 No.1でも記述しましたが、これ以降の記事は、No.1で紹介したサイト、ALIXでの Voyage MPD 構築手法関係の記事を一通りご覧になったうえでないと、以下の記述は「予備知識がないとさっぱり分からん」ことをご理解ください。

【筆者注 おわり】

 

【以下本文】

  ALIXサーバを動かそうとすると、いつも使っているWindowsPCから遠隔操作で動かすことになるらしい。この遠隔操作ソフトをSSH(Secure Shell)といい、スタートガイド※やこちらのサイト

http://asoyaji.blogspot.jp/2011/03/voyagempd-votagempd.html

などでは、PuTTYというプログラムがお勧めとのこと。(他にもいろいろあるらしいが、2013年時点でのアップデート状況、日本語対応、その他使い勝手などから)

 要するに、これが無いと始まらんらしいので、いつも使っているWindowsPCで使えるようにしよう!

【※】スタートガイド・・・  http://store.voyage.hk/prod_images/Voyage%20MPD%20Starter%20Kit%20-%20Getting%20Started%20Guide%20v1.6.pdf のこと。

 元ネタ http://www.yung.jp/bony/?page_id=1524 もご参考に!

 

1 指定サイト

http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/download.html

にアクセス → こんなのがでてきたぞ?!一瞬どうすればよいのか迷う。

 

2 SSH(PuTTY)をダウンロードしようとしているPCがWindowsマシンなのは流石に(いくら何でもそれくらいは)分かる、CPUもPentium4(2013年時点では既に超古いが、まだまだ十分動くPCなので。今年中にXPからWindows7のアップグレードしよう。)なのは知ってる、これがx86アーキテクチュアなのはGoogleなんかで調べればわかる、ということで、 For Windows on Intel x86 の PuTTY の行の putty.exe をクリックしてダウンロード。

 

3 ダウンロードファイルを開くと、こんなのが立ち上がる。

 

インストーラではなく、プログラムそのものなんですね。ということで、このプログラムをファイルまるごとVoyageMPD関係のわかりのいいフォルダに移動(要するにVoyageMPD操作関係とかは特定フォルダにまとめちまえ)。

 

4 こちらのサイトで、この日本語化バージョンを提供されている、ということで、ここからzipファイルをダウンロード、解凍。

http://hp.vector.co.jp/authors/VA024651/PuTTYkj.html

 で、readmeファイルを開くと、puttyjp.exeが実行ファイル、あとputtyjp.lngとputtyjp.patchの2ファイルがあるということなので、この3ファイルとreadmeを一緒に、VoyageMPD用フォルダの中にPuTTY日本語化というフォルダをつくり、この中に投げ込む。で、puttyjp.exeを立ち上げると、こんなのが出てくる。

 要するに、PuTTYがまるごと日本語化されたプログラムが立ち上がるので、putty.exeの代替品と思えばよいようだ。ということで、以後はputty.exeではなく、こちらを使用。

 

★検証★ ためしにALIXサーバにWindowsPCから接続してみる

 とりあえずSSHを入れたWindowsPCからALIXサーバに接続をチャレンジ(時間がないから、とりあえずPuTTYでALIXサーバがコントロールできるかまで試してみる)。シリアル接続するのは、はスタートガイドではOptionalということなので、いきなりSSH(PuTTY)で接続にチャレンジ!

 

1 準備

 スタートガイドにある順番で、①USB-DACとALIXサーバをUSB接続し、DACの電源をON。 ②LANケーブルでLANのハブとつなぐ。ハブはHUB機能つき無線LAN子機(Buffalo WLAE-AG300N)を使用。こいつが正常作動することは既に確認済み。③ACアダプタと接続。スタートガイドのお勧めとおり、まずDC側(ALIX)側につなぎ、次にコンセントにつなぐ。④なんだかALIXのLEDがしきりにピコピコしだしたが、最後は一番左のLEDが点滅、一番右のLEDが点灯、真ん中は消灯、で落ち着く(うむ、これもスタートガイドとおりだぞ)。

 

2 ALIXサーバのIPアドレス取得

 ALIXとWindowsPCはシリアル接続してないから、SSH(PuTTY)を動かさないと、ALIXサーバをWindowsPCからコントロールできない。しかしSSHを動かすためにはALIXが今しがた取得したIPアドレスが分からんと、SSHはどのPC(ホスト)にアクションすればいいのか当然わからんから、SSHは使えん。

 ということで、LAN上で動いているホストのIPアドレス一覧を作ってくれるソフトがないかとグーグルで探したら、なんとユング君さんのサイトでこれを発見!

http://www.twise.co.jp/twsnmp.html 【参考情報】 http://www.yung.jp/bony/?p=1615

 さっそくこのTWSNMPをダウンロードし、無線LANルータのIPアドレスは192.168.ab.1だったので、192.168.ab.1(本当は192.168.ab.2ですね)から192.168.ab.254まで双眼鏡ボタンで探させると、何個かIPアドレスが出てきたぞ。(つまりTWSNMPは、双眼鏡ボタンだけで、LAN上(ここでは192.168.abのグループ)PCのIPアドレスを全部一覧にしてくれる(他にも有益な機能てんこ盛りらしいが)という優れもの、ということになる)

 ※abは数字です

★使用前

 

 

★使用後

 

 で、今使っているWinPCのアドレス(192.168.ab.3)以外を闇雲にPuTTYのIPアドレス欄に入れてチャレンジ、すると、192.168.ab.8で、login as:と出てきた!こいつに違いないので、Loginはroot、パスワードはvoyage(rootはPuTTYの黒画面に表示されるが、パスワードは画面上表示されない。でも無視してパスワード入力してEnterキー押下!なおrootもvoyageもキーボードからそのままスペルのとおり入力すればよろし。)を入力すると、

キターーーーーーー!!

 http://asoyaji.blogspot.jp/2011/03/voyagempd-votagempd.html のサイトでみた風景!WindowsPCからALIXサーバにアクセスできましたー。

 

ということで、とりあえず今日は時間切れなので、ここでお終い。次はセットアップ、IPアドレスの固定ですな。

 では、本日のALIXサーバはお役御免なので、さっきの接続と逆の順番でALIXサーバの電源を落とす。

 ユング君さんのサイトだと、落とし方にも作法があるらしいが、今日はなーーんにもやってないから、電源ブチ切りOK!

 と、ここまでの作業を終え(ALIXサーバの通電時間数十分)、ALIXサーバのケースを触ってみても、ほとんど熱がない。(ちなみにHub付き無線LAN子機はかなり熱を持っている) また、作動中、ALIXサーバとつないでいたUSB-DACは、WindowsPCからfoobar2000を起動するときと同じディスプレイを表示していたので、ちゃんと双方認識しているのだろう。


No.05 (ここから本題)CFのバックアップ

2013-12-24 23:21:43 | 日記

1 こちらのサイトを参考に、Windows PCで、既にインストールされているコンパクトフラッシュ(CF)をバックアップしておくことにする。何事も用心用心。

http://www.benii.com/blog/audio/pc_audio/voyagempd-pc_audio/cfcardbackup/

 

2 このサイトから、バックアップツールをダウンロード。

http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?DDforWindows

 インストールは不要。マイドキュメントにフォルダを作り、プログラムもバックアップファイルもここで管理。

 

3 いつも使っているWindowsPC(古ーいDell Dimension4700C XPマシンで、CPUはPentium4です。流石に動作遅いとは思うが、10年近くたっても壊れもせず動いています。)には、CFスロットがデフォであったので、これに送ってきたCFを差し込む。購入後初めてこのスロットは使うなあ。事前にカメラ用ブロアでスロットの中の埃を払って・・・

 

4 で、おっかなびっくり差し込んだが、ん、デバイス認識せんぞ?? で、も一回ゆっくり奥まで差し込むと、ピンがスロットの穴に入り込む感触があった。あーここまで入れないといけないんだ。で、自動的にドライブを認識して、立ち上げておいたバックアップツールDD for Windowsの「ディスク選択」をクリックすると、ちゃんとドライブが表示されたぞ!

 

5 あとは、バックアップツール提供元サイトのレクとおり進める。バックアップ先を選択するには「ファイル選択」というボタンをクリック。するとWindowsの「ファイルを開く」の小窓が開く。ん?「ファイルを開く」?ま、いいかで、バックアップファイルを格納するフォルダをつくり、バックアップファイル名をファイル名に入力してOKをクリックすると、無事、DD for Windowsの「パス名」「ファイル名」に表示された。なんか紛らわしい。

 

6 「読込」ボタンをクリック。ここで他のもんクリックするとえらいことになる。慎重慎重。

 

7 無事動き出しましたーー!

 

8 4GBなので多少時間がかかったが(5分くらい)無事完了。バックアップツールを終了し、CFを抜く。

 

【注記1】

 CFのバックアップイメージファイルが容量でかいので、やり方は忘れましたが、確か普通に+Lhacaで圧縮ファイルにしたら復元できなくなりました。(結局どうやっても復元できず、バックアップはパーになりました。) なお後知恵ですが、これは圧縮ツールの不具合ではなく、どうもそのようなものらしいです。

 バックアップファイルは4GBとかで、でかいなあと思っても、要らんいじりはしないほうが良いです。

【注記2】

 CFは、常用PCにスロットがあったので事なきを得ていますが、そんなもの無い場合も多いと思います。

http://asoyaji.blogspot.jp/2011/11/voyagempdalix.html

などのやりかたも紹介されていますが、ど素人には荷が重い?

 と思っていましたが、ヤマダとかで、各種メディアのリーダー(USB接続)が安価(1,000円未満から)でいくらでも売られていましたので、これはたいした障碍ではありませんね。(下のは自分が2013年末に購入したもの。実例ですあくまでも。)

 

 

【注記3】

 DD for Windowsを、Windows7マシンで動かすと、ディスク選択ボタンをクリックしても真っ白なにもなしの画面が立ち上がることがあります。(Cubox導入過程で、4GBクラス、つまりHCのmini SDが古いXPでは認識できないため、Windows7のネットブックで作業した)

 この場合は、DD for Windowsの実行ファイルDDWin.exeをダブルクリックで立ち上げるのではなく、右クリックして、管理者権限で実行を選択する必要があります(配布元様のサイトに記載あり http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?DDforWindows)。


No.04 キカイの様子その3

2013-12-24 23:12:25 | 日記

ごいっしょ

 

組立開始

 

鎮座

 

こんな感じ(9pinプラグの両脇のネジは、最初外して、基盤をケースに入れて蓋をしてから、締め直しましょう。手順間違え、蓋閉まらないとあせる人もいるみたいです。ちなみに上の写真、左のネジは装着状態、右は外しているの、お分かりでしょうか?)

 

反対から見た図

 

脚を装着

 

電源 ACアダプタ PATOS DK020-R トランス式安定化電源 12V500mAセンタープラス 秋葉原ラジオセンター1Fの東栄変成器で購入。能力的には十分。安定化電源だが、あんまり熱くならないのも吉。仕様はこちら http://www.patos.biz/pdf/DK020-R.pdf

 


No.01 はじめに

2013-12-24 22:27:15 | 日記

 オーディオ趣味の友人(自分でキカイを作る人)宅でMPDの音を聞かせてもらい、今まで自分が使っていたWindows ベースのfoobarとの音の違い、というか、音場の広がりにびっくり。その友人が、Voyage MPDに関する色々な参考サイトを紹介してくれ、これを参考にVoyage MPDの構築に挑戦してみることにしました。

 

 これら参考サイトは、正しく構築には無くてはならぬ貴重な情報源、まことにありがたい次第です。

 

 とはいえ、こちらはPCど素人。やはり、何か躓きも多く、細かいところで迷うことも多い。ど素人は仕組みそのものが理解できていないので、推論とか敷衍とか到底できません。ということで、文系リーマンPCど素人によるVoyage MPDシステム構築の一部始終を、世に情報提供し、同様のど素人の皆様のオーディオ環境向上に少しでも資すれば、と考えました(傲慢だなあ)。

 

 ということで、お断りを最初に。

 

1 このブログ、特にNo.6以降は予備知識が必要です。これは、Voyage MPD導入のため必要最低限の、大まか、基本的な作業の流れを記述していないためです。Voyage MPDの基礎知識や、システム導入の基本的な流れなどは、 http://asoyaji.blogspot.jp/2011/03/voyagempd-votagempd.html など、先行する優良な情報が沢山ありますので、そちらで把握していただき、その上でど素人が躓くような細かい作業の手順の補完情報(一個一個ど素人がどうやっていったのか)をこの記事で得て頂ければ幸いです。もともとこの記事は、本ページの末尾にあるように、一個一個の作業工程(試行錯誤・失敗含む)を順を追って記録していった、という性格です。それにアウトライン・フレームワーク記事を書き加えると煩雑となり過ぎますし、こうしたフレームワークに手を付けるのは当方の能力を超えていますから。

 

2 この情報は、Alix使用のVoyage MPD Starter Kit設定については2013年初夏頃、CuBoxやAPU(New Alix)については、それぞれの記事に記述の時期時点のものです。またここに記載した情報は当時のままであり、内容のアップデートは(誤記修正等を除けば)いたしません。そもそもこの記事は、当時何をやったのかという事実の記録ですので。

 

3 本ブログのMPD構築の記事は、Voyageの設定に関するもののみ、つまりインストール済のものをどうやって自分の環境で音が出せるようにするか、に限定したものとなっています。インストール手順については、他のWebサイトをご覧ください。

 

4 使用した機器は、ALIX3D2 (256MB / 1LAN / USB)で、ヤマモト・ツール・ワークス様で購入しました。Voyage MPD Starter Kitです。本体12,348円 Voyage MPDプリインストールのコンパクトフラッシュ(CF)とアルミケースを同時購入です。ただCFは現在、これとは別のTranscendの4GBを使用しており、問題なく作動しています。(シンさんヴァージョンを現在使用しています→追記 その後、Voyage0.8.5でHifaceEvo接続に変更

 ヤマモト・ツール・ワークス http://ytw.jp/

 ※CFは4GBを使用されるのが安全です。

 その他の関連機器構成、全体像は、記事No.12を御覧ください。


 ★追記 その後、Cubox、HifaceEvo、APU(New Alix---Voyage MPD Starter Kit 2.0)など、上記以外の機器も導入しました。その導入顛末の記事も追加してありますので、ご覧ください。


5 最初にお断りしたとおり、私はPCど素人です。よって用語の用例など誤りがあるかもしれません。なにとぞご容赦ください。またこうした事情から、本blogにはコメント欄を設けず、私への連絡方法は明示していません。私の対応能力の問題もありますし、個別の環境、機器等のアップデートもあり得、私が自分の記載内容に対するお問い合わせにお答えすることはできないと判断したためですので、その旨含みおき頂き、その上で参考としていただければと考えております。

 

6 上記で記載したとおり、参考となるサイトは沢山あります。本文中でも掲出していますが、私が特に参考としたサイトは、次のとおりです(他にも沢山あります)。これら関係者の皆様には、深く御礼申し上げます。より詳しい情報は、是非こうしたサイト等をご覧ください。

 http://asoyaji.blogspot.jp/

 http://www.yung.jp/bony/

 http://gitter.matrix.jp/

 http://www.symphonic-net.com/kubotayo/index.html

 

ということで、作業しながら書き溜めてきた試行錯誤の足跡を、以後、少しずつupしていきます。宜しくお願いします m(_ _)m