以下、No.09までの記述は、Voyage MPD Starter Kit (Alix3D2使用)で、音出し、通常の使用ができるようにするまでの設定の顛末です。No.07からNo.09までの記述は、一体で設定プロセスの過程を記述するものです。つまり、どこかの記述の措置を飛ばすと、音が出ないか、再起動時にちゃんと動かないか、とにかくまともな状態とはなりませんので。
また以下の記述は、種々のサイト、とりわけベース情報として http://asoyaji.blogspot.jp/2011/05/vijed.html を主に参考にさせていただいた。感謝申し上げます。
1 jedのインストール
エディタはjedがよいらしい。というか、Linuxはさっぱり手をつけたことがないから、デフォルトエディタのviがどれほどの困難さを伴うのかよくわからんから、危険を回避するためにも、jedを使うことにしよう。
http://asoyaji.blogspot.jp/2011/05/vijed.html
コマンドは、ここに紹介されているとおりでOKだった。ただし、最初SSHを立ち上げて、最初のこのコマンドを入れたら、エラーで弾かれた。どうもread-writeができないようで、ハタと remountrw コマンドを入れないといけないのかと気づき、
root@voyage:~# remountrw
root@voyage:~# apt-get install jed
と2つコマンドを入れても、エラーメッセージ E: Unable to locate package jed とでて、root@voyage:~# jed /etc/mpd.conf(jedの使い方:http://asoyaji.blogspot.jp/2011/03/voyagempd.html参照)が動かん。いろいろ見ていると、 http://www.yung.jp/bony/?p=1900 (viの使い方)のコメントの中に、
Vi覚えずとも、
# apt-get update パッケージ情報を更新してから
# apt-get install nano エディタのnanoをインストールすれば、いいのでは?
という記述があり、ではupdateコマンドを試してみることにする。と、
と山のようなメッセージが・・・ で、root@voyage:~# apt-get install jedコマンドを入れると
エラーメッセージらしきものがないから、いいんだろうな。試しに、jedの使い方コマンドroot@voyage:~# jed /etc/mpd.confを入力すると、SSH(PuTTY)画面上に
が出てきた。ということはOKだね。ちなみに、この画面を下までスクロールしてもroot@voyage:~#がない。試しに F10 → (メニュー画面から)Exit を選択すると、ちゃんとroot@voyage:~#という、コマンド入力モードに戻った。
2 タイムゾーン
Voyageの画面は、香港時間になっている。これを日本時間に直すため、root@voyage:~# dpkg-reconfigure tzdataと入力すると、こんな画面が。
日本時間だから、Asiaだよなあ・・・ で、Asia選んでEnter。すると、
今度は、Tokyo選んでEnter。ちゃんとSSH(PuTTY)の画面に日本時間が表示されました。
以下、No.08に続きます。