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大蔵流狂言・山本家の北米ツアーって(1)

2010年03月19日 | 海外公演
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えー実は3日前から大蔵流狂言・山本家の北米ツアーに同行中です。
3月16日(火)にラ・ガーディア空港からまずは単身ボストンへ。
利用便はUS Airways。ピッツバーグをハブに持つ航空会社です。
そう、あの“ハドソン川の奇跡”を起した航空会社です。
もっともあの時はシャーロット経由シアトル行きで機体もエアバスA320でしたが、
今回の機体はブラジルのメーカー、エンブラエル社製のE-190という100人乗りの中型ジェット機です。

一行は同日成田発で午後3時過ぎにボストンに到着予定だったので、
一行とボストンの空港で合流すべく、こちらは正午にNYと飛び立ち、午後1時過ぎに到着しました。
搭乗時間が1時間だけと短時間なのに加え、アルコール類はほぼ有料で割高です。
なんと缶ビールが7ドルもします。機内食も準備されていますが、美味しくないしこちらも割高です。
そう言えばこの間、エアーカナダに乗ったのですが、有料機内食にカップヌードルがあり思わず購入。
お湯付き(当然ですが)$2と非常に良心的でしたが・・・。






ということで機内は寝て過ごし、到着後の待ち時間を利用して、まずは腹ごしらえ。
空港内のレストランでガンボスープにボストンの地元ビール、サミュエル・アダムスをオーダー。
その後、合流地点となるバッゲージ・クレームに移動し、ほろ酔い気分で一行を待つことに。





予定より30分ほど遅れた午後4時前にボストン空港にて無事合流。
その後、主催者であるウェズリー大学手配のバン・サービスでボストン郊外にあるウェズリー大学へ移動。
この日はお疲れもあるので劇場での作業はなし。
到着後、主催者の皆さんと夕食にタイ料理屋さんへ。
翌日の予定や、狂言の話、さらには昔話などをして盛り上がる。
午後10時には時差ぼけのため、もうろうとなっている一行とともに宿舎へ。
翌朝は作業班(といっても僕とカンパニーマネージャーさんとの2人だけですが)が8時に劇場入り。
演者チームは11時半にワークショップ会場に入り、その後劇場に移動、準備をリハーサルを行うことなどを確認し解散。





ウェズリー大学は郊外の自然の中にある名門女子大学。
校舎もキャンパスもめっちゃキレイです。
宿泊したのは大学内の宿泊施設で、一般のゲストや学生は基本的にはいません。
ここもちょっとクラッシクな感じのお部屋でいい感じでした。
ベッドがね、アメリカはベッドが大きいから良いですよね。
やっぱりキングサイズはいいですよ。

てなことで、大蔵流狂言・山本家の北米ツアーは静かに始まりました。
この続きはまた明日ということでー。


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