見てきましたー!!
シルク・ド・ドレイユの「ウィンタック」 今ではNYの年末年始の風物詩となりつつある本作品は、ミッドタウンの西側、劇場街の南端に位置するマジソン・スクエア・ガーデンで毎年開催されています。マジソン・スクエア・ガーデンは前にも書きましたが商業劇場としては会場の名前が作品の名前よりも知れ渡っている珍しい劇場です。前にも書きましたよね、商業劇場では例えば「ライオンキング」は知ってても、それがなんという名前の劇場で行われているのかはあまり知られていない、劇場の名前が知られているのは大概、非営利の劇場であることが多いって。詳しくは過去のブログをお読みくださいー。
で、マジソン・スクエア・ガーデンですが、バスケやアイスホッケーの試合が行われるアリーナとは別に横にだだっ広い劇場があります。あまり良く知らないのですが、マジソン・スクエア・ガーデンでコンサートと言えば、たぶんこの会場で行われることが多いのでしょう。写真上をご覧いただければ分かるとおり、めっちゃ横に広いです。しかし天井が低い。見易いのか見難いのか・・・。まあね、どの席でも舞台までは近いですけどねえ。
7アベに面した入り口。 ちょっと品揃えに不満の残る売店。
そうなんですよねー。ちょっと売店に不満が残ったんですよねー。小さなブースが1箇所だけでしかも品揃えがいまいち・・・。残念。
シルク・ド・ソレイユはご存知の通り、フロリダのディズニーワールドや、ラスベガス、そして東京ディズニーランドにあるような年中公演を行っている専用の常設劇場での公演と、テントを持って移動する公演とがあるのですが、「ウィンタック」はその中間ですかね。劇場は既存の劇場を利用しているけど、季節限定で公演期間も短いですね。個人的な感想ですが、やっぱりシルク・ド・ドレイユはテント公演よりも常設劇場のほうが見ごたえがありますねえ。で、残念ながら「ウインタック」は今まで見た中では一番残念な公演でした。
開演まで緞帳がおりています。 客席左右に演奏者ブースが。
うーん、まず音楽がいまいち。英語で歌っているんですけど、はっきりしすぎていていつもの不思議な無国籍感が全くなかった。そういう狙いなのかもしれませんが、僕の好みではなかったです。衣装・・・スキーウェアの発表会かと思ってしまった。そしてアクロバット・・・うーん、今までで最もこじんまりした内容でした。やっぱり天井の高さとか、床下のスペースとかに制限があるからかもしれないですけどねえ。それと照明が明るすぎるのと単調なのがいただけず・・・。色々制限があるならむしろシルク・ド・ソレイユらしい演出で魅せて欲しかったなああ・・・。
しかし、エンディングは豪華でちょっと気晴らしになりましたー!!
三谷幸喜のNY公演について調べていてたどり着きました。
この記事には会場内やカーテンコールの様子などの写真が掲載されていますが、アメリカでは上演中の写真撮影はOKなのでしょうか?
日本では芝居にしろコンサートにしろ上演前ですら会場内は撮影禁止のところが多いです。
文化の違いなのか、それともシルク・ド・ソレイユの公演だからなのか、ちょっと気になったので。
あと、ご指摘ありがとうございます!
場内撮影は様々で厳禁なところもあれば、フラッシュなしならOK、
まったくなにも言わないところもあるようです。
シルク・ド・ソレイユの時は、上演中(カーテンコールの最後は除き)
は撮影していないのですが、
会場写真などはなにも言われませんでした。
観光客が多いですから、あちこちで撮影していますし、
僕自身、会場セキュリティの人に撮ってもらった写真もあるぐらいですから。
ただ、コールの写真は雰囲気を撮りたかったのですが、削除しました。
ご指摘、どうもありがとうございました。