【Nuts or CM】 懐かしい昭和のCMの話 & TV-CM動画収集ファイルの覚書き

ちょっと懐かしいCMの話を1980年代、昭和から現在までのTV-CMを中心に回想していこうと思います

思い起こせば...

 たしか1998年の年末だっただろうか。部屋の整理をしている時だった。古いVHSのビデオテープを処分しようと思って、一応中身を確認しておこうとテープを再生したときの事だった。
 1989年頃の映像が飛び出してきて、思わず懐かしい衝撃を受けてしまった。特にTVCMの部分が私の心を動かした。そこで、何とかしてこの映像を保存しておかなくてはと思い、1999年の初めにビデオキャプチャボードを買い自宅にある数十本のVHSテープからキャプチャーを開始した。その当時のパソコンの性能(Pentium II 400MHz)からして、その作業はかなりキツかった。HDDも10GBそこそこ。キャプチャはコマが落ちたり。編集して保存するにも、圧縮するにも時間がかかり。夜な夜な砂時計と「にらめっこ」の日々は続いた。

「トランスフォーマー2010」の勘違い

2010年01月01日 13時51分26秒 | TVCMを懐かしむ 1.2

 久々にブログのネタを考えていたら、トランスフォーマー2010のTV-CMがあったなと、思い起こしていた。
ワタシの記憶では、「トランスフォーマー2010」では2010年にコンボイ司令官が死ぬのだと思っていた。
しかし、検索してみると、「2005年コンボイ司令官死す。」の文字が多く見られ、

「2010年じゃなかったのか?」と、疑問に思うワタシ。

そこで、改めてじっくり「トランスフォーマー2010」のTV-CMを見直してみることにした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーTV-CMの内容ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

薄暗い暗い未来都市にサーチライトが飛び交い、数機のヘリコプターが飛んでいる。

火花を飛ばしながら傷つきヘリコプターに吊るされているコンボイ司令官。

悲しみに打ちひしがれながら、上空のコンボイ司令官に「コンボイ・コール」し大挙して押し寄せる市民。

そこに、ナレーション:「2005年、コンボイ死す。」

一人の少年がクローズアップされて、叫ぶ。

「コンボーイ!」

続いて、ナレーション:「トランスフォーマー2010、近日スタート。」

大きくテロップで、「トランスフォーマー2010」 11月14日スタート

最後に大きくテロップで玩具メーカーの「タカラ」のロゴが出て、終了

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上、TV-CMの内容ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この、動画ファイルは、2000年頃、友人が持っていた「機動戦士Ζガンダム」の再放送を録画したビデオテープを借りてキャプチャして圧縮したものです。やっぱりここでも、ウィキペディアのお世話になるわけですが、1986年11月14日にアニメ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」が始まる、というTV-CMな訳です。

しかしながら、この当時のワタシはもう高校生で、そんなに興味を持ってなかったんですが、

「コンボイ死す!と、センセーショナルな内容に衝撃を受けた、Nuts_or_CM少年」
「2005年だったと、改めて内容に衝撃を受けた、アラフォーNuts_or_CM」

「タカラ」のロゴがあったので、玩具の発売日の宣伝かなーなんて思っていたんですが、そんな事も無い様で、・・・だって、実写の映像でアニメの番宣だとは、思いもしなかった!タカラの玩具も合わせて販売されるという事もあったんでしょうか?
現在となっては、「トランスフォーマー」はハリウッドでも映画化されたのは皆さんご承知の通り。

とうとう、2000年代も終わり2010年代に突入して、既に21世紀が1割ほど過ぎ去ってしまいましたね。1971年生まれのワタシにとって、子供の頃は21世紀なんて、遠い未来のSF映画の世界のような気がしていましたが、1999年7の月は何事もなく過ぎ去り、「アルマゲドン」をDVD-Videoで鑑賞し、物語冒頭に出演されている、松田聖子女史の大根役者ぶりにムカつきを覚え・・・。2000年のミレニアムは史上最悪のPC-OS Windows Me の登場にエンドユーザーが苦しめられるという、誰も予想しなかった事態になりました。その後、Windows XP の登場で一応の落ち着きを見せましたが、Microsoftは再び過ちを繰り返し、Windows Vista という代物を持ち出してきましたが、Microsoftは過去の反省をふまえて欲しい物です。
 ワタシは一昨年、ノートPCを購入しましたが、Windows Vista を使う気がどうしても出来ず、MacBooK Black を購入しました。Mac OS の品質に感心と感激、そして、驚き、Macの独特の文化に憤り、戸惑い?現在では、概ね満足しています。(ちなみにこの記事は、MacBookで書きました。)ところで、Windows 7 はどのような仕上がりになっているんでしょう。評判はそこそこいいようですが。期待したいと思います。
 ワタシはハードウェアの発達が大事だと思いますが、デバイスの性能が100%引き出せるドライバが開発できるよう、開発で使われるPCのOSが安定して動作してくれないと、人工知能や機械制御の開発に支障をきたさないようにしていただきたいと、思うのです。

 ワタシは欧米人と違って、ロボットや人工知能の発達が「ターミネーター」のスカイネットや「我は、ロボット」の召使いロボットの様に、人類に反抗して滅ぼしにくるとは思いません。欧米人の心の奥底にある物は、ロボットはフランケンシュタインなんでしょう。やっぱり日本人にとって手塚治虫氏の「鉄腕アトム」の影響って日本人の心の奥底に『心正しき科学の子』アトムの存在はすばらしい事だと思います。その後の藤子不二雄氏の「ドラえもん」の「ロボットは友達」この感覚も、多くの日本人にとって、奥深く刷り込まれていると思います。古い話になりますが「鉄人28号」の様に、コントローラーが悪いヤツに奪われて、「鉄人ー」が悪い事をするのはあるでしょう。実際、アフガニスタンでは無人偵察作戦機「プレデター」が活動しているのは複雑な気分です。「機動戦士ガンダム」世代のワタシとしては、「ロボットが悪いんじゃない、それを扱う人間が悪いんだ!」なんて、青い事を考えてしまいます。「ニュータイプは人殺しの道具じゃないわ」という台詞も脳裏をよぎります。人類が『ニュータイプ』に進化するのはいつの日でしょうか?
 はなしが、ちょっとあちこちに飛んでしまいましたが、産業用ロボットも欧米人にとっては職場から仕事を奪う労働者の敵という見方がされていると、昔何かの本で読んだ事があります。ベルリンの壁が崩壊するちょっと前の時代だったと思うんですが、東ヨーロッパで、確か、日本のODAで工場に産業用ロボットを導入したら工員に「我々から、仕事を取り上げるな!」といって機械が壊されてしまったという、トラブルが起こったことがあったそうです。工場のロボットに女性の名前を付けてかわいがる日本の工場とは、大違いです。
 そんな、ロボット好きの日本という土壌が育てたのでしょうか日本は世界一のロボット大国で、日本のロボットも量数、品質ともに世界一だと思うのですが、その中でも代表格、ホンダのASIMOを見ていると工場だけでなく、一般の生活、福祉施設などにロボットが入り込んでくるのはもう目の前と、話を締めくくろうとしましたら、検索した動画サイトASIMOの転倒を見ていると、戦場をASIMOが武器をもって駆けずり回るのは、かなり先の話でしょうね、なんてと思っていたら、予算がついて以外とすぐで驚いたりして。