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モスバーガー、ドトール、コカコーラ…“便乗”値上げの見分け方

2014年03月05日 09時51分52秒 | 日記
4月の消費税増税に合わせて、値上げラッシュとなりそうだ。モスバーガーが10円の値上げを発表。ドトールが20円の値上げ。コカコーラは、自販機の缶コーラを130円にするという。
消費者は、「税金が上がるんだから仕方がない」と思っている。
だが、よく観察・分析しなければ、企業に騙されてしまう。いわゆる、便乗値上げである。増税に隠れて、元値ごと値上げするケースが多い。
モスバーガーが10円値上げをして、340円になる。現状が330円で、消費税5%分を差し引いた元値は314.28…円。これに8%の新消費税を加えると339.42…円となる。小数点以下を切り上げると340円となる。切り上げに首を傾げるものの、それほど大きな値上げではない。
だが、ドトールのケースでは、現状200円で、5%分を引いた元値は190.47…円。これに8%を加えると205.71…円となる。なのに、220円にまで値上げするという。14円以上の上乗せである。これは明らかな便乗である。
そして、コカコーラのケースは、消費税が導入された1989年から、不可解な値上げを繰り返している。当時100円だった缶コーラは、本来3%上乗せの103円となるはずなのだが、110円にした。自販機で1円玉が使えないことを理由にしたが、5%となった時には、さらに10円上乗せした120円とした。110円のままでも、5円多く取っていることになるはずなのに。
そして、今回の130円。コカコーラは、訳の分からない言い訳をしている。要約すると…
「自販機では1円単位の値上げができない。すべての商品を10円値上げすると、増税分よりも値上げ幅が大きくなるので、一部の商品は120円に据え置き、自販機の商品全体として“3%分”を増税する」
これを聞いて、誰が納得するのか。本来は108円なので、まだ110円で良いはずである。このことを消費者は忘れているのではないか。増税はあくまで3%分であることに気づかなくてはいけない。
これらのケースを見ていると、消費税分が一体いくらなのかがわかりにくい。330円が340円になり、200円が220円に。120円が130円になる。
本当の消費税分がいくらなのかを計算するには、家で電卓を叩かなければならない。
よほど暗算の得意な人でもない限り、店頭で計算することはできないし、面倒だから家に帰ってもやらない。つまり、世の中の大多数の人は、計算が苦手だったり、面倒だと思うものである。
だから、「この値上げはおかしい!」と、声を上げないのである。面倒だから、“仕方がないか”で自分を納得させてしまうのである。
こんな消費者を欺くようなことを許してはいけない。みんながもっと賢くなって、不買運動を起こすくらいでなければならない。それが、優良企業を育てることにもなるのだから。

便乗値上げもクソだが、スーパーなどでの食品は大手メーカーの主導で先取り値上げが既にバンバン行われている。いつの間にかこそこそ値上げしてたり、中身の量を減らしたりまったく姑息で、こいつら腐った朝鮮人とやってることが一緒!とツバはきたくなる!