「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
2024年 アメリカ
監督 トッド・フィリップス
出演 ホアキン・フェニックス レディー・ガガ
映画館(字幕) T9H0
ふらふら度★★★☆☆
11月4日に観た映画を振り返る…。2019年に大ヒットした「ジョーカー」の続編ながら、大コケして大赤字を記録した負の超話題作。1作目の3倍以上の製作費をかけたのに、興行収入は、1作目の半分にも満たないそうだ。失敗続編の象徴みたいになっちゃったねェ。しかし、ここまで大コケすると、逆に興味津々である。一体、何がどれだけ酷いのか?
同じ監督、同じ脚本家、同じ主演で、ここまでコケるなんてなァ。実際、観てみると、確かに世間で酷評されているミュージカルシーンの多さが気になった。しかし、精神が崩壊した主人公アーサーが、第二の人格であるジョーカーへと変貌する表現としては、決して悪くなかったと思う。ただ、やっぱり多すぎたか…。また歌うんかい? て感じだったし。
ホアキン・フェニックスの枯れた歌声が妙に響いたし、新キャストのレディー・ガガの歌は、文句なしに良かった。まさか、ガガ様が、カーペンターズを歌うなんてッ! 個人的に、ガガ様のハーレイ・クイン役は、当たりだ。闇落ちピエロのホアキン・フェニックスとガガ様が、バットマン相手に、どんな悪事を働くのか? 中盤までは、結構、ワクワクして観ていたのだが…。
なんなんだよ、あの結末は? ミュージカルシーンがどーたらよりも、シンプルに、あの結末がダメでしょ。結局、哀れなアーサーは、ジョーカーになり切れなかったの? ジョーカーになりそこなった男なの? マルチバースの1つに、ジョーカー(仮)のユニバースがあったのか? 1作目のバットマンの匂わせが無意味じゃん。ちゃんと、ジョーカーになれよッ!
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