
日記サボタージュで、今更、5月8日に納車されたクルマの記憶を掘り起こす…。13年間で約14万5千kmを走行した愛車3号ホンダ「バモスホビオ」に限界が迫っていた。交差点で軽い接触事故を1回と、タイヤをバーストさせる物損事故を2回やり(しかも、同じ場所で同じヘマをやる大馬鹿っぷり…)、修理を繰り返しながら、よく走ってくれたんだけどねェ。あちこちにガタが来て、ギリギリの状態だった。
CDが聴けなくなり、ラジオも聴けなくなり、暖房が壊れ(修理したのに再び壊れた…)、水が流れるような謎の異音が聞こえるようになり、稀にガタガタと振動するようになった。そんな危うい状態なのに、タイヤの溝がツルツルで、走行距離数10万kmごとの交換を推奨されているタイミングベルトも13年間そのまんま。運転が下手で、クルマに疎く、いつも金欠のケチ野郎…。我ながら最低ユーザーだ。
6月の車検を通すのは、ちょっと厳しい…。ホンダ「バモスホビオ」は、2003年に発売され、今年、販売を終了したが、1度もフルモデルチェンジをしなかったので、新車で購入して13年間も乗っていた割には、そんなにボロく見えなかった。こんな最低ユーザーを乗せて、よく頑張ってくれたよ…。洗車が大嫌いで、時々しか洗ってやれなかったけど、俺なりに君を愛していたのだ。安らかに眠ってくれッ!
で、愛車4号の候補をリサーチ。運転が下手な低所得者なので、運転しやすくて安い軽自動車であることが第一条件だ。それと、燃費が良くて、なるべく広いと嬉しい。事故をしない限り10年以上は乗り続けるだろうから、中古車より新車が良いと思うのだが…。過去に買った3台は、手続きを親父に任せっきりで購入したから、実は、クルマの買い方って、よく解らないんだよねェ。あァ、面唐ュさい…。
今回も面唐ネ手続きを親父に丸投げするつもりだったが、軽くモメていたので頼めなかった。つーか、俺も四十路すぎのオッサンなんだし、クルマの購入ぐらい自分でやるか…。取りあえず、あちこちで見積もりだけしてみよう。で、とある自動車ディーラーに行ったのだが、慣れない交渉をしているうちに、いつの間にか購入することになっていた…。なにィ? 俺、まだ買うなんて言ってないじゃんッ!
この自動車ディーラーの担当者は、言ったことを言っていないと言い、言っていないことを言ったと言う、脳ミソの腐ったアホ野郎だった。交渉がグチャグチャになり、ブチ切れて殺意が充満した。アンタにとっては、日々の業務なのかも知れないが、俺にとっては、滅多にない大きな買い物なんだッ! 不慣れな客を言いくるめて勝手に進めるなッ! ローン申請をするとキャンセル出来ないだとッ!

でも、見積もりの条件は、決して悪くなかったんだよねェ。で、散々にゴネたが、結局、買うことになった。なんか、もう面唐ノなっちゃって…。スズキ「スペーシアHYBRID G」を新車で購入。金欠なのにアホ野郎に言いくるめられ、オプションを贅沢に装備。総額150万円以下に抑えたかったのに、大きくオーバーして5年のローンを組んだ。あァ、勢いで買っちまったぜ。悲しくなるので、総額を伏せる…。
そして、2ヶ月ちょいが経った。まァ、結果オーライか…。この10年のクルマの進歩に驚きだ。今の軽自動車って、こんなに性能が良いのかよ。安全サメ[トが充実しているし、ナビ、バックモニター、ドライブレコーダーとの連携で、とても運転しやすい。カタログ燃費30km/Lは、大嘘だけど、実燃費18~20km/Lは、かなり優秀だ。エアコンを使わずにエコドライブを心鰍ッたら21km/Lを超えるかも。
愛車1号ミツビシ「RVRスメ[ツギア」は、新車で買って6年目に事故って廃車。愛車2号スズキ「アルト」は、元々、親父が乗っていた中古車で、安く譲ってもらい2年半ほど乗った。そして、愛車3号ホンダ「バモスホビオ」が3回の事故を切り抜け13年。愛車4号スズキ「スペーシアHYBRID G」は、無事故で乗り続けたい。東京に、交通安全祈願発祥の神社があるらしい。参拝しに行こうかなァ。電車で…。