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パーマネント野ばら

2010-06-11 12:44:56 | 活弁見聞録

ズレ:「“毎日かあさん”をネットで拝見するようになって以来、無頼派とも評される西原先生の生き様が反映された作品世界に敬服してる一ファンとしては実写版ではいかにと大いに興味を惹かれるところだったけど、この作品を見た限りじゃやはり実在の人物が演じる方が味わいはマイルドになるような感じだぜ。
一文で評するなら、さながらセックス・アンド・ザ・シティを日本の田舎に翻案するとこうなるてぇセックス・アンド・ザ・カントリー的な大らかな色恋物語のアンソロジーに浮き世離れしたユーモアや現実的なペーソスや奇譚的なメルヘンを加えたどこかノスタルジックな作品、てぇ辺りに落ち着くんじゃねぇか。
 古来宗教と性愛には至って大らかとも言われる本邦じゃこういう男女の沙汰はあちこちで繰り返されてきたんだろうし、写真週刊誌なんてのが猛威を振るう前は有名人の艶聞も娯楽のうちだったことを思うと、表面的にはこの手の恋愛は十把一絡げにスキャンダルにされちまう昨今の風潮がいささか味気ねぇやな」

 

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