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2011-03-14 00:47:31 | 活弁見聞録

つれ:「大物俳優初顔合わせにふさわしく、ゴージャスな小道具やら風光明媚な観光地のロケーションやらをたっぷり盛りつけて多少サスペンスのスパイスを効かせつつもけして尖った味付けにはしないといった定番的な作りはさしずめ洋画版2時間ドラマてな趣だねぇ。
 比較的スローな出足からしてサスペンスというよりはラブロマンスのタッチだしアクションもけして大御所に無理はさせないって範囲だし、全体としてみれば往年のオードリー・ヘップバーン先生ものを彷彿とさせるようなオシャレなスリラーの枠に収まってる感じじゃないかぃ。
 或いは世界の名所を回ったご当地アクションのジェームス・ボンドもののようなテイストもあり、ボンドを演じた役者さんが出てるあたりも含めてそういう狙いかどうかは定かならねど、全体としてはどことなく古き良き時代的なほのぼのとした昔懐かしさが漂う作品だったよ」

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