つれ:「片仮名のウェディングそのものとも言える桂由美先生は、直前まで生涯現役の94年に及ぶ大往生だったねぇ」
ズレ:「ウェディングストレスを日本に浸透させた立役者として、服飾史上も時代を画してるわな」
つれ:「白無垢や色打掛はまだ現役でも、さらに先立つ留袖の花嫁衣装が記憶にある方は少なくなったろうねぇ」
ズレ:「専用の式場も満足になかった頃の祝言風景は若い方には想像もつくめぇなぁ」
つれ:「出で立ちこそ異なれど、近頃の地味婚てなぁその頃に回帰してるんじゃないかぃ」
ズレ:「今のはバブルと共に華美を競った反動で、そもそもモノが無かった時代とは趣が異なるんじゃねぇか」
つれ:「昔は物が少なくとも人の縁に溢れてたけど、物が溢れる今は人間関係を少なくしたいのかもねぇ・・」