つれ：「不朽の名作・鉄腕アトムについちゃ当時の単行本全巻を擦りきれるくらい繰り返し精読してたから今様のストーリー展開の中にはこのエピソードはあの巻からだなと見当のつく部分も多く、３ＤＣＧで画の印象は幾分異なるものの確かまだ白黒だった筈のＴＶアニメ以来の動く絵柄は何とも懐かしいよねぇ。
アメリカでもアストロボーイとして放映されてたって話は聞いてたけど今また英語の映画として製作されたってことは、科学と道徳の教材としても通用するようなテーマが世界中で支持されてるってことかもねぇ。
こちとらも手塚先生をはじめ多くの漫画から得た知識は今に至るまで学校で教わった以上の教養になっていることは疑いなく、いい大人が漫画なんか読んでてな批判は漫画好き故に麻生さんに初手からマイナスイメージのレッテルが貼られたくらい依然として根強い風ながら、一口に漫画文化といっても今や百花繚乱の玉石混淆の中にはなまじな文芸学術よりも良書と呼ぶべき作品が多いことはご理解いただきたいもんだょ」
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