のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

橋下話法 どこが詭弁になっているか、即座に分かりますか

2015年10月16日 11時13分05秒 | 橋下徹 維新の会
橋下徹 ‏@t_ishin さんのツイート。

――維新の党の国会議員なんかに国家運営を任せると日本は滅びる。真の地方分権型の政党を作らなければならない。これが自民との重要な対立軸の一つだ。実力のない弱小国会議員の集団が、いっちょまえに永田町風情を吹かせて既存の政党と同じようなことをやっていて自民に対抗できるかっ!〔17:14 - 2015年10月15日 〕――

「地方分権型の政党」って、

なんでしょうね。

これを正面切って尋ねれば、

そんなことも分からんで政党を論じようとするのか

と呆れ果てられそうです。

しかし、この攻撃的な言い方に関わらず、

橋下って男は、

大変に臆病です。

党首選から敵前逃亡したのですから――

(下記<追記>参照)。

ここでは、

そこは問わず、

橋下が

大仰に「日本が滅びる」とまで言う

「地方分権型の政党」

とは何なのかに

注目します。

そんな重要な概念に関わらず、

共通の認識が成立していません。

問題提起者の

橋下が説明しないからです。

それを隠して、

上の述べたように

「知らない」

という返答を許さない。

それが橋下話法における詭弁の

特徴と思います。

そもそも橋下氏が

「地方分権」で訴えようとしているのは

何なのでしょう。

「地方のことは地方に任せろ」

と言うならば、

前提として何が地方に

任されていないものとして

問題かを

明らかにする必要があります。

その説明が

一切ないですよね。

それはつまり、

政党として

「主張」のないことに帰結します。

維新の党がそういう性質を受け継いだ政党ならばこそ、

「自民との重要な対立軸」

の一つも作ろうとして

現在、国会議員たちが七転八倒しているんじゃないでしょうか。


<追記>

れっどゴルゴ@Anti-fascism ‏@RedGolgoさんのツイートです。

――橋下徹に政治なんてできない。できるのは誰彼構わずケンカを売り歩くチンピラ芸ぐらいだ。
大阪の経済は維新政治に悲鳴をあげている。

@t_ishin;〔22:15 - 2015年10月16日 〕――



せっかく引退宣言までしたのです。

きれいに大阪から

一刻も早く立ち去って欲しいものです。

<追記-2>

橋下が新党立ち上げについて、

堀 茂樹‏@hori_shigeki さんがこんなツイート。

――党首選から敵前逃亡した橋下一派はサッサと新党へ行ってから、存分に野党結集の邪魔をし、安倍政権にすり寄るが宜しい。「内紛」も必要な時がある。それを毎度「泥仕合」と書く記者は低レベル。⇒維新の分党協議、決裂 執行部、新党側3氏を除籍処分に http://www.asahi.com/articles/ASHBG64ZTHBGUTFK018.html …〔7:06 - 2015年10月15日 〕――


<追記ー3>

新聞も辛らつな指摘をしてます。

下は、想田和弘‏@KazuhiroSoda さんの引用です。

――まさに。→もはやトラブルメーカーでしかない橋下(日刊スポーツ)「大阪の人たちが嫌う権力にこび、東京にへつらう、そのものになってしまった。そして最後は既に辞めている政党に対して印鑑や通帳を渡さず、カネのトラブル。断末魔の発言が相次ぐ」 http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1554596.html …〔13:19 - 2015年10月19日 〕――(下記〔資料-2〕参照)。


〔資料〕

「維新の分党協議、決裂 執行部、新党側3氏を除籍処分に」

   朝日新聞:藤原慎一、星野典久(2015年10月15日05時19分)

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASHBG64ZTHBGUTFK018.html

 維新の党の「分党」を巡る交渉が14日、決裂した。党存続をめざす松野頼久代表ら執行部と、橋下徹大阪市長の新党に合流する議員らによる協議が行き詰まり、新党に加わる議員らは臨時党大会の開催を宣言。打開策として新執行部を選び直す構えを示した。これに対し、執行部は要求を認めずに新党側の議員3人を除籍処分にした。内紛は泥仕合の様相を見せている。


〔資料-2〕

「もはやトラブルメーカーでしかない橋下」

   日刊スポーツ(2015年10月19日9時21分)

☆ 記事URL:http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1554596.html

 ★大阪市長・橋下徹の最大の魅力は舌鋒(ぜっぽう)鋭く改革を訴え、停滞する大阪経済を立て直し、大阪の経済を立て直すことによって東京を首都とするならば、東京が不測の事態で機能不全に陥った時には、直ちに首都機能を持てる第2の首都として対応できる備えをするべきというものだった。しかし、民主主義の拡大解釈を繰り返し、間違っていないから正しいという理屈で次々と強引な行政判断を繰り返し、最後は大阪都構想なるもので自治機能を変えようとしたが、理屈では可能でも、大阪市民は住民投票で否決。橋下は自ら会見で政治はやらないと政界引退を表明した。

 ★その間、国政政治もかき回し、石原慎太郎や平沼赳夫ら保守政治家の重鎮を仰ぎ、政党を作るものの自分の意に沿わないと守旧派呼ばわりし、選挙直前には安倍政権を批判して議席を稼ぐも、本音は権力志向で政権にすり寄った。大阪の人たちが嫌う権力にこび、東京にへつらう、そのものになってしまった。そして最後は既に辞めている政党に対して印鑑や通帳を渡さず、カネのトラブル。まさに弁護士の仲介手法よろしく断末魔の発言が相次ぐ。「維新の党は早くつぶさないといけない」とは17日の橋下の街頭演説。もはや改革の旗手の面影どころかわがままを繰り返すトラブルメーカーに他ならない。既にこの泥仕合は国政を担う公党の対応とは思えず、渡さない側には橋下の意を受ける元総務相で前維新の党総務会長・片山虎之助までいる。

 ★維新の党前幹事長・柿沢未途は「自分たちから『党を出る』と言っておきながら、大阪本部に立てこもり、通帳と印鑑をガメるのに必死な国会議員の姿を想像すると、言っちゃあ何だが、哀れみを禁じ得ない」とフェイスブックに書いているが、忘れないでいただきたいのは、振り込まれる政党交付金はすべて国民の税金だということ。人の金なんだと思ってんだ。(K)※敬称略

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