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「ワンペダルと従来ペダルの実車比較実験」がテレビ放送されます

2012年09月21日 12時12分56秒 | 日記
皆様へ
警察が把握している交通事故統計によると、「アクセルとブレーキの踏み間違い事故」が毎年約7000件起きています。
顕在化していない事故やヒヤリハットは、数百万件になると想定されます。
この手の事故内容は、暴走の結果、非常に悲惨な結果になっています。
この事故を防止する(福祉工学的にも優れた)ワンペダルが、玉名市の鳴瀬氏により開発されています。
今年の5月に九州看護福祉大学でシミュレーション装置による模擬実験が行われました。
8月と今月中旬に実施された「ワンペダルと従来ペダルの実車比較実験」がテレビ放送されます。
9月23日(日曜日)午前10:15から10:30に九州・沖縄エリアのTBS系放送局(RKB,RKKなど)で実験模様がテレビ放送されます。
是非ご覧ください。
ワンペダル設置には、玉名市から5万円の助成があります。




研究の意義、科学技術の価値

2012年09月01日 17時19分07秒 | 日記
研究の意義、科学技術の価値:自然、社会、人に迷惑をかけない、役に立つことを忘れない。


現在、学会で発表したり、人の発表を聞き質問をしたりしている。
そこで気づくのは、時には、研究のための研究(自己満足、ルーティンワーク)、業績作りの研究、目的がないまたは希薄な研究などが散見される。

科学技術にも同様なことが言えるだろう。個人の利益(利権)に特化した製品化、、または、問題があることに気づきながら技術開発し、実用化した製品などは、『不作為』であり、ある意味で社会悪になる。

私もこれまで、先達の研究者から「社会や人に役に立たない研究は、するな」と言われたことがある。やはり、その基本精神は、重要だろう。

ハイテク過ぎる技術による製品は、使えこなせない、故障したら一般人は直せない。ローテクで済むのにわざわざハイテクにする傾向は、何を目的にするのか。そこには、関連産業との利権が見え隠れし、市民がユーザーであることを無視している。

原子力を利用した研究や技術は、無思想に大きな利益を求め、技術的に完成されないまま幻想的に猛進した。無限にエネルギーが続くかのような幻想に取り付かれ、目先の利益の麻薬に目がくらんでしまった。全ての技術製品は、何時かは故障したり、寿命を迎える。完全な永久機関は、人類の幻想だろう。
完成されたサイクルは、自然以外には困難だ。
現在の技術を過信した人間は、その間違いに気づくことで自然が偉大であることを何度も確認することが求められる。