NPO法人安心運転支援センター 法人直通携帯電話080-5802-7967

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交通安全を促進する市民フォーラムの画像報告

2012年01月19日 11時51分58秒 | 日記
下記のフォーラムは盛会のうちに終了しました。
関東方面からの参加者もあり、その日の夜は、交流会も行いました。
鹿児島のペダル操作ミスによる事故体験者のお話は、会場の参加者にとっても衝撃的でした。
PTSDにもなりかねません!このワンペダルが広く使われることを願います。
熊本県の担当者の意識は、?でした。
玉名市長の出席をいただきました。


2011年10月9日(日)
〒860-0075 熊本県熊本市春日1丁目14番27号
住生活支援センタービル3階 NPO法人安心運転支援センター
電話 096-356-1250
携帯 080-5802-7967

交通安全を促進する市民フォーラム(参加費無料)
       
・開催日時:平成23年10月9日(日)午後14時~16時50分        
・開催場所:パレアホール(県民交流会館 鶴屋東館10階)        
・主催:NPO法人安心運転支援センター 

◇ プ ロ グ ラ ム ◇
1.開会の辞【設立に至る経緯】 総合司会  副理事長 本多好男
2.主催者挨拶     NPO法人安心運転支援センター理事長      
3.来賓挨拶
熊本県知事(代理)、
熊本市長(代理)
玉名市長                          
4.踏み間違い等事故状況 講演 熊本県警本部
5.パネルディスカッション    
コーディネーター 西島衛治
    
[パネラー]
松永勝也、
鳴瀬益幸
玉名元気会(田中健昇)             
交通事故体験者(鹿児島から)、
東京海上日動火災保険
6.自由討論
7.閉会の辞    副理事長 大浜康人        


ペダル実験にご協力ください

2012年01月15日 14時04分37秒 | 日記


熊本で開発 踏み違え防止「ワンペダル」 米学会で安全性発表へ
2012年1月12日 10:04 カテゴリー:社会 九州 > 熊本

ブレーキペダルにピンク色のアクセルバーが付いたワンペダルと鳴瀬益幸さん。ブレーキペダルに乗せた足でバーを右にずらして加速する アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防ごうと熊本県玉名市の産業機材メーカーが開発した「ワンペダル」について、旧運輸省航空事故調査委員会の元調査官が安全性を実験で証明し、米国の自動車技術者協会(SAE)の学会に論文を提出する。80カ国超、10万人超の技術者が加わるSAEで安全性を示し、普及を後押しする。

 ワンペダルは、玉名市の「ナルセ機材」の鳴瀬益幸社長(76)が開発した。大きなブレーキペダルの側面に付いたアクセルバーを足で右にずらすと加速。踏み込むとブレーキだけが働き、間違ってアクセルを踏むことを防ぐ。

 取り付け台数は現在200台弱。国内外のメーカーに導入を打診しているが「技術者が検討したが、現時点で採用予定はない」(トヨタ自動車広報部)という。

 論文を執筆する大野一郎さん(58)=神奈川県在住=は長年、航空機事故の調査を担当。2003年に退職し、現在は神奈川大(横浜市)で、人間の間違いによる事故を防ぐことができない機械の構造上の問題点などを研究している。

 大野さんは「従来のペダルは正反対に作動するアクセルとブレーキが同じ『踏む』操作。ワンペダルは全く違う操作で画期的だ」と評価し、米自動車業界に影響力の強いSAEへの論文提出を決めた。

 実験は2月ごろ、玉名市で行う。若者から高齢者まで70人以上にワンペダルの模擬運転装置と、従来のペダルの同装置を操作してもらい、踏み間違いの頻度を記録。統計的にワンペダルの事故の少なさを示すという。SAEは自動車、航空・宇宙関連の技術者が集い、自動車の馬力の規格などを定めている。かつてマツダの技術者が、エンジンの吸気システムについてSAEで論文を発表し、世界各国で採用されるなど影響力は強い。 



大野さんは「学会で安全性が認められれば、米国のメーカーが導入に動き、日本に波及するはずだ」と強調。運転者の心理に詳しい岸田孝弥・中京大教授(交通心理学)は「ドライバーが短期間で順応できるか、という課題もあるが、大きな学会で発表し、専門家が議論して認知されれば、普及へ弾みがつくだろう」と話す。

   

◇   ◇

■踏み間違いによる事故

 財団法人・交通事故総合分析センター(東京)によると、アクセルとブレーキの踏み間違いによる交通事故は2000-09年、毎年6000件以上発生しており、特に高齢ドライバーの事故が多い。09年の25-54歳の免許保有者1万人当たりの踏み間違い事故は0.50件なのに対し、75歳以上は3.13件と約6倍に上る。

=2012/01/12付 西日本新聞朝刊=