ツチノコで頭がいっぱい

幼児期に目撃したツチノコにより、その存在を確信。35年間ツチノコ捕獲に情熱を注ぎ、今までに4度の目撃体験あり!。

―― 続き ――

2007-11-19 23:09:06 | Weblog
【画像の説明】
 ツチノコの特徴のひとつに「尻尾」が挙げられる。この尻尾を、目撃者の大半が「ネズミの尾のように細くチョロッとしていた」と証言している。ところがワニの尾を縮めたような尻尾のツチノコが目撃されるケースも多くある。真正ツチノコのB型とC型は太く短い体形と鱗の粗さでは酷似しているが、何故か尻尾の形状は別物なのだ。また、頭部に関してもBとCでは異なっており、Bは三角頭でCは蛇に近いようだ。案外、BとCは全くの同一種であって雌雄の差が頭部と尾部に現れているのかも知れない。もしこの推論が正しいとするなら、B型はメスでC型はオスだと考えて正解であろう。
 同じツチノコという名称の枠内に存在するA型は、普通の蛇よりやや太めだが、尻尾だけが極端に細いという特徴を有している。とは言え、蛇のようにスリムとは言いがたい形状のものが大半なので、ツチノコ枠に組み込まれているだけなのだ。このA型に関して平たく言ってしまえば、B型とC型以外のツチノコということで大別されただけである。それ故、A型のバージョンの豊かさには頭を抱えたくなるほどだ。つまり、ビール瓶体形以外のやや太目の怪しい蛇の全てが、このA型に組み込まれているという事である。

★ 疲労困憊 ★
 
 昨日で舞台公演が終了した。私は演出と脚本以外に音響も担当する為、公演中は息を抜く事ができない。それはそれで有り難く結構な事なのだが、今回は音響機器にトラブルが発生し、出るはずの音が出なかったり、高音部がガリったり、音割れ、音消え、その他諸々で精神的に疲労困憊してしまったのだ。やはり山野にあってツチノコを追いかけている方が、私には向いているのではないだろうか。


▲▼ 不気味な体験/続きの続き ▼▲


■■ 監視(続き)■■

<前回の尻>
『私はゆっくりと周囲を見回した。しかし、目に映るのは普段目にしている景色と変わらない。聞こえてくる音からも何の緊迫感も伝わってはこなかった。今のは気の所為だったのかと思い直した直後、私はとんでもないものを発見してしまい再び硬直してしまった。
 たった今まで寝ていたすぐ傍の草が、15cm程の幅で左右に延々と押し倒されているのだ。』

<続きは此処から↓>
 その15cm程の跡は、私の寝ていた場所を取り囲むように付いている。その跡が何処から来て何処へ去って行ったのか、それは一目瞭然であった。つまり、とても分かり易い跡のつけ方だったからである。その跡は、棚田の右から左方向へ一直線についていたからだ。なぜ右から左だと分かったかというと、草の倒れ具合で判断できたのである。では、この15cmの跡を付けたのは何者のなせる業であろうか。
 私は頭の中にその答えを導き出して戦慄した。直径15cmの大蛇だと考えたからだである。15cmの直径というと、15cm×3.14=47.1cmである。ほぼ一升瓶の太さではないか。そんな大きな蛇が私の寝ている周りをグルグルと徘徊していたのだ。もしかしたら私を餌だと思って近づいて来たのかも知れない。太さから推して4m以上の大蛇であろう。そんな奴が至近距離をウロウロしていたらパニックである。
 大蛇である可能性は高かった。と言うのも、近所のオバサンが山菜を採りに来て3m以上もあるアオダイショウと遭遇したというのも、この近くの山だったからだ。私はその這い跡を追いかける勇気は湧かなかった。ツチノコならまだしも、大蛇では相手が悪すぎる。
 呆然と立ち尽くしていると、またもや襲ってくる不思議な感覚。多分、大蛇が繁みの中から私を監視しているのだろう。この日、早々にその場から立ち去った私は、それ以後、この棚田に近づく事はなかった。

※ ツチノコ探索に出かけ、不気味な体験や不思議体験はかなりあった。しかし、先述の「怪光」やこの「大蛇の這い跡」は、数ある不気味体験の中でも屈指のものだ。
 ところでその「怪光現象」だが、この類の体験者はかなりいるらしい。よく聞く話としては、登山者が遭難した時、不思議な光に導かれ九死に一生を得たとか、半死半生状態の時、眩い光が現われ命を長らえた、といった内容がそれである。私はUFOに関連付けて考えたが、霊的なものだったのかも知れないし、はたまた幻想だったのかも知れない。兎に角、不思議と名の付くものは答えが出ないから不思議な訳で、答えが得られれば当たり前に知られている事だったりするものだ。
 大蛇の這い跡に関しては、ああいう跡を残すものが大蛇しかいないという先入観から「大蛇」だと決め付けてしまうので、例え車の轍であっても大蛇の這い跡になってしまうものだ。しかし、私の寝ている周囲を蛇行したものが、人工的なものでなかった事は明らかである。
 三浦半島に遊びに行って民宿に泊まった時、そこの爺さんが教えてくれたのだが、アオダイショウの大蛇は意外に人懐っこくて、寝ていると布団に入ってきたり、寝ている人の首の上を這って行くという。これは親愛の証だと言うのだ。これと似た話を、上野の山でホームレスをしている男性から聞いたこともある。それによると、ブルーシートで作られたテントの隙間から入り込んで来たアオダイショウの4mサイズの奴が、人恋しそうに添い寝をするかのごとく、明け方まで横たわっていたという。しかも、一週間に3度も同じことをされたというのである。太さは一升瓶ほどで、たまらなく臭かったそうだ。
 ホームレス氏は上野公園内で体験したと話してくれたが、その体験場所が場所だけに、まさか上野の山に大蛇と言うのはちょっと信じ難い話であった。多分、上野動物園から逃げ出した大蛇ではないかと調べてみたが、大蛇の脱走は記録に無いという。案外、ペットとして飼っていたニシキヘビの類を動物園に捨てたのかも知れない。どうであれ、人間を餌として捕食する意志の無い大蛇は、自ら身を寄せてくる事も有るのだ。そうすると私の場合も、大蛇自らが身を寄せてきたのであろうか。些か疑問である。


★前回と今回はツチノコから逸脱した内容であった。次回からは話をまたツチノコに戻したいと思う。


■ お知らせ ■

ツチノコのDVDが付録にセットされた「未知動物の特集本」が発売されます。発売は2月10日頃で、全国の「セブンイレブン」で4万部の限定販売です。その中で私の談話や山形で撮影された「死骸写真」も登場しますのでお楽しみに!

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