ツチノコで頭がいっぱい

幼児期に目撃したツチノコにより、その存在を確信。35年間ツチノコ捕獲に情熱を注ぎ、今までに4度の目撃体験あり!。

東京のツチノコ PARTⅣ 前編

2007-10-10 00:27:44 | Weblog
東京のツチノコ PART Ⅳ(前編)  さあ、捕獲のチャンスですよ!

本日は、東京で最もツチノコ目撃情報の多い、多摩川と浅川の合流点河川敷について記してみたいと思います。ただし、目撃情報が多いと言っても、茨城県の××町や岐阜県の××村には及びません。けれど多いんです。しかも狭い範囲での目撃情報ですから、皆様待望のツチノコ捕獲チャンス到来という訳です!
気力、体力、小金をお持ちの方は是非チャレンヂしてみては如何でしょうか。先ずは本文に入る前に、何故この河川敷を我々が調査するようになったのか、その経緯をお読み下さい。

昭和48年、ツチノコブームの到来と共に、私は多摩地区を中心にツチノコの情報収集に奔走していた。そんな最中、私は日野市百草に住む3学年下の後輩から思いがけない情報を得て欣喜雀躍した。その情報を提供してくれたK氏(本人、匿名を希望)によると……

【写真の①が目撃地点】
 昭和48年を遡る数年前、まだK氏が小学校高学年だった頃、浅川の河原で魚釣りをしていて、対岸の多摩川河川敷方向へ泳いで行く不思議な生き物を目撃。その不思議な生き物はカメに似ていて手足は無く、太くて短いヘビのような生き物だったという。体色は日の光を反射してギラギラ輝いていたため正確な確認はできなかったのだが、その生物は細い尻尾を巧みに動かしながら、水面から顔を出したまま対岸まで泳ぎ渡ると、スルスルと草むらに姿をかくしてしまった……

という目撃だった。これは紛れもなくツチノコだと思った私は、それ以来、暇をみてはその目撃現場に足を運び、通算で一ヶ月近い日々をツチノコ探索に振り当てた。しかし、若干二十歳という血気盛んな私の連日に渡る探索にも関わらず、何の成果も得られなかったこの現場は、いつしか私の脳裏から忘れ去られていったのである。

 ところが、それから27年後の2000年5月下旬、ある一本の電話により私は再びこの河川敷に呼び寄せられた。その電話の発端となったのが、岡山県吉井町のツチノコ騒動だった。私と手嶋名誉会長は、岡山在住で未確認生物研究会会員である滝沢博氏にお骨折り頂き、この吉井町でツチノコの死骸を検分する大役を仰せつかったのだ。言うなれば、死体をほじくり返し、出てきた骨を順番に並べていくという、光栄至極と言う大変なお役目だったのだ。この時、東京からテレビクルーに同道して頂き一部始終をカメラに収め、幾つかの局で放映していただいたのである。そのオンエアー時に「未確認生物研究会」の住所と電話番号のテロップが流れ、これを見て前述の電話がかかってきた、という訳である。
電話の主は新藤十次さんといって、フェンス等を施設するお仕事をされている方で、余暇を利用して青大将を採集するのが趣味という、言わばヘビ捕りのプロのような方だった。この新藤さんがヘビ捕りのホームグランドとしているのが、多摩川の河川敷であった。その目撃状況とは……

【写真②が目撃地点/2000.5】 
 2000年5月上旬の晴れた日、いつものように多摩川の河川敷でヘビ捕りに熱中していた新藤さんは、河川工事機材を収納するプレハブ小屋の20センチ程の床下から、奇妙な尻尾が出ているのを見つけた。ヘビの尻尾にしては変だと思いつつ凝視すると、その細い尻尾は太い胴体からチョロッと出ている事が分かった。しかし、胴体の上部が薄暗い床下の中に入り込んでいてよく見えない。そこで更に近づいてで覗きこもうとした瞬間、それは凄い勢いで床下から飛び出し、丈の高い雑草の中へ飛び込んでしまった。
 数秒という短い時間では有ったが、新藤さんはその全体を瞼に焼き付ける事ができたそうだ。それによると、体長は40cmほどで、胴体はビール瓶ほどの太さ、体色は青大将に似ていて頭はやや大きく、蛇行するのではなく小刻みに体を縮ませて跳躍を繰り返していたという……

 新藤さんの目撃現場は、過去に私が散々な思いで探索を行った地点から川を隔てて60mほどの距離である。つまり、私が探索に明け暮れていた場所の対岸だったのだ。27年という時の流れを越え、再びこの地でツチノコが目撃されようとは夢にも思わなかった私だったが、改めてここを徹底調査しようと堅く心に誓った事は言うまでもない。
 そして再調査開始の7年後、このブログを開始した矢先に、新藤氏の目撃現場の対岸で奇妙な生物らしきモノの写真を撮れたことも単なる偶然では片付けられない神秘な力を感ぜずにはおれません。いずれにせよ前述した理由により、我が「未確認生物研究会」は2000年の夏場以降、この河川敷に総力を結集しているのです。では、「東京のツチノコ」項の締めくくりとして、その全容をご説明致します。ただし、今日は前編です。

■■■ 幾つもの目撃談 ■■■

【1:平成7年秋(写真④の地点)】
 一昨年、河川敷の調査に出向いた折、狂暴な犬に吠え立てられた。この狂暴な犬は外国産の大型犬で、飼い主は日野市在住の片岡(片桐だったかも知れない)さんという方だ。そんな出会いが元でツチノコの話題となり、手に汗握るような体験談を入手する事ができたのである。

 普段は滅多に釣りなどしない片岡さんが、中古のリール竿を友人から贈られた。そこで竿のテストを兼ねて近くの多摩川へ赴いた。浅川との合流点は流れが強いため、やや上流の河原で遠投のテストを繰り返していたところ、背後の草むらにオモリをからませてしまった。針は付けていなかったが、竿先を傷めてはいけないと思った片岡さんは、リール糸を手繰りながら草むらに分け入った。するとすぐ傍の草の隙間に大きなヘビの頭が出ているではないか。驚いた片岡さんは後退りしたそうだが、そのヘビは攻撃してくる気配は見せず、草の上に頭を乗せたままジッと片岡さんを見上げていたという。
 そいつは青大将のような体色だが、頭が平べったく見えた。首の括れが殆ど無かったので片岡さんはトカゲだと思い直したそうだ。たまたま足元に手頃な枯れ枝が落ちていたので、万が一を考えた片岡さんはその枯れ枝を手に取った。すると急に勇気が湧いてきて、叩き殺して正体を見届けようという気持ちになったというのである。
 片岡さんは意を決すると、そいつの胴体を一撃した。ところが不思議な事に、そいつはスッと体を交わして繁みの中に姿を消したのだ。まるで電光石火、瞬間移動の早業である。慌てて草を掻き分け探してみたものの、陰も形も消え失せていたのである。余りの不思議に呆然と立ち尽くしていた片岡さんが諦めかけた時、消えたはずのそいつが2、3m先の草むらから鎌首を持ち上げた。
 今度は草の丈が低い所為もあって、そいつの全体が垣間見れたそうだ。全長は80cm程で、胴体の真ん中辺りが特に太くビール瓶ほどで、胴体の後半はワニのようで頑丈に見えたという。手や足らしきものは目に映らなかったのでヘビだと考えたが、凄味のある目つきはトカゲに近かったそうだ。
 流石の片岡さんも手出しは断念し、荷物を纏めて逃げ出したという。だが、片岡さんが荷物を纏めている間もそいつは鎌首を持ち上げたままの格好で睨んでいたというのだ。ただし、そいつは一度も口を開けなかったので牙の有無は不明とのことだ。
 それ以来、片岡さんが河川敷に来る時は、大型犬を用心棒代わりに連れているのだ。

 片岡さんと一昨年は探索中に二度お会いできたが、間が悪いのか、昨年と今年はお会いすることができなかった。もし、ここへ探索に行かれた折に、土手の遊歩道を大型のシェパードのような犬を連れて歩いている小太りで白髪頭の人をみかけたら、「片岡さんですか?」と尋ねてみるのも一興ではないだろうか。ツチノコの目撃談は、当の本人の口から聞くことが何よりです。因みに上述の話は、ネタ切れの際の切り札として仕舞い込んでいたものです。まさかこんなに早く表に出すとは考えてもいませんでした。
 
【2:平成18年5月の連休中(写真⑤の地点)】
 今年の6月の探索中に仕入れた目撃談です。目撃された内山さんは三十代後半のとても謙虚な方ですが、河川敷に出没するのはツチノコではない、と断言されています。
 
 G・Wを利用してオフロードを楽しもうと、この日、愛車に跨って河川敷にやって来た内山さんは、少しでも人の居ない場所で走ろうと、河川敷を見下ろす土手の上からコースの物色を始めた。五月上旬の河川敷はまだ雑草の丈も低く、周辺は手に取るように望見できる。
 土手の脇に小道があった。どうやら人もおらず走りやすそうな道だ。内山さんは小石混じりのその道にバイクを乗り入れると、気持ち良くエンジンの回転を上げた。内山さんの視線は、ゴーグル越しに前方の小道に注がれている。河川敷特有の単調な道である。ところが、数メートル先に太めの潅木が道を塞いでいた。慌てて減速し、車輪ごと乗り越えようと腰を浮かせた時、スルスルと潅木が動いたのである。
 急停車してそれを見詰めた内山さんは、すぐさまそれが太くて短いヘビだと分かったそうだ。小道の幅と比較してそのヘビの体長は1メートル以内、太さは500㏄のペットボトルより太い。濃い灰色のようなくすんだ体色で、先細りした尻尾は短めだったという。この異様なヘビが、体をくねらせずに直進しているのだ。
 内山さんは以前からツチノコに興味がありその太く短い姿態は熟知していたが、この時に出遭ったものをツチノコだとは思わなかったそうだ。「あれはヒメハブとか、南方のデスアダーに似てました」というのが、内山さんの主観的な意見であった。しかし、既知の毒蛇のように頭は三角ではないし大きくも無かったので、とても毒蛇とは思えなかったそうである。
 やがて怪蛇は体の全体を草むらに潜り込ませてしまったが、内山さんが観察した距離は3メートル以内で、目撃時間は十数秒だったそうだ。

 私が内山さんを知ったのは、探索の休憩中に道端でしゃがみ込み一服している時だった。一台のオフロードバイクが走ってきて、一服していた私の脇に止まった。「すいません、時間分かりますか?」と、わざわざヘルメットを脱いで訊ねてきたのが内山さんだったのだ。私は時間を教えた序に「礼儀正しい人だね」と褒めてやった。そこから世間話に展開し、ヘビの話題になり、必然的にツチノコの話題となったのだ。
 先日、正体不明生物の写真を撮った日も内山さんと出くわした。相変わらずオフロードに興じているようだ。ブログの話をしたら「僕の話を書いても構いませんが、あれは未知の太くて短いヘビだという事を強調してください」と、釘を刺された。
 私も内山さんと同意見である。しかし、同じ領域に真正のツチノコも存在していると私は確信もしているのである。この事については後編で記します。

【平成18年10月 (写真⑥の地点)】
 昨年の暮れまで、未確認生物研究会はホームペ-ジを持っていた。しかし、残念ながら諸般の事情で閉鎖して現在に至っている。これからお話するのは、このホームーページ健在なりし頃に送られて来たメールによる情報です。発信者は日野市百草在住の○○さんですが、ご自宅が目撃現場のすぐ傍なので、氏名とご住所は伏せさせて頂きます。

【メールの文面】
はじめまして、私は百草に住んでおります○○と申します。
先日年老いた母と浅川を散歩しておりましたら70過ぎの男の方が「さっき、こんなに太い青大将を見た!」
と顔を青ざめて語ってくれました。「あんなの見たのは、初めてだ」とおっしゃるのでよくよく話を聞いてみるとツチノコみたいです。
長さは1m足らずですが太さはビール瓶くらいだったそうです。添付しました図に有りますように、堤防の上のサイクリングロードを川から公園方向に速いスピードで動いたそうです。
ツチノコについてインターネットで調べていたら、未確認生物研究会を知り、今回のツチノコが現れた場所が以前からツチノコが目撃されていた事を知りメールさせて頂きました。
191-0033
日野市百草××××-× ○○○○

 上記メールの発信日時は「2006/10/14 11:19」である。もう肌寒さを感じる季節で、爬虫類は冬眠に備え荒食いを始める時期である。この情報を受けた私は、通いなれた百草園へ急行した。取り敢えず手土産を持参して○○さんのお宅に伺ったのだが、玄関口に町内会の回覧板が置かれたままで、その日はお留守のようだった。
 私は添付されていた航空写真を元に、ツチノコが走り去った辺りを調査した。どうやら目撃されたツチノコらしきものは、浅川縁の雑木林を棲家としているようだ。というのも、偶然ではあるが私はその数ヶ月前からこの雑木林に着目していて、幾つかの怪しい巣穴を調査中だったからだ。その巣穴のどれかが、今回目撃されたものの棲家であることは、目撃地点と雑木林の距離から考えてほぼ間違いないものだと確信したのだった。
 しかし、この雑木林は近くにグランドがあったり釣り人などが多数出入りするため、巣穴に赤外線感知カメラを仕掛けたり、はたまた罠を仕掛けることが出来ない場所なのだ。それ故、足繁く通い詰める以外に良い方法も浮かばず、未だに単純な調査を繰り返しているに過ぎないといった、誠に厄介な場所なのだ。
 厄介と書いたが、もし、毎日のように出向くだけの時間的余裕があるなら、ここほど目撃確率の高い場所はざらに有るとは思えない。即ち文頭に掲げた写真の①と⑥の範囲がこの場所である。そして、⑥の左横に記された青い丸印の点が、不思議な生物を撮影した地点なのだ。掲載した航空写真をご覧になれば分かるように、とても狭く限られた範囲に、ツチノコらしき生物が生息している事はほぼ間違いないのである。その範囲を数字で表すなら100m×15mというところだ。
 だから、私はこの場所を最良のポイントとしてお奨めしたい。

 本日中に「東京のツチノコ」を締め括りたかったのですが、やらねばならぬ面倒な作業が控えておりますため、泣く泣く次回に持ち越させて頂きたく思います。
 文頭に掲げた航空写真の拡大バージョンをYahooフォトに載せていますのでご参照下さい。可能な限り、ご質問にはお答えいたしますので、下記宛てにメールをどうぞ。

※御意見・御感想・目撃情報等は zero1995zero@ybb.ne.jp へお願い致します。

http://photos.yahoo.co.jp/yrbyg995