九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

宮古島探鳥 3日目 エリグロアジサシ-2

2017-08-01 17:24:53 | 野鳥ー宮古島2017

 7月20日の梅雨明け後、このところ連日、猛暑が続いています。

いよいよ8月となりました。何処にも出掛けず、肩が凝ったり、足がむくんだりと運動不足をひしひしと感じています。そこで心機一転、朝のラジオ体操を始めました。いつもの散歩コース(このところサボってばかりですが)にある、桜の名所でもある平和公園です。此処では毎朝、6時30分からNHKのラジオ体操をラジカセで流して行っています。前々から気になっていましたが、思い切って参加させていただきました。いつまで続くか分かりませんが、三日坊主にならないよう頑張りたいと思っています。
 
 6/28(火)宮古島3日目、ホテルでの朝食の後、この日はアジサシ類を目標に、伊良部島に向かいました。
伊良部大橋では橋の途中にある、駐車場所で探索しましたが、目標のアジサシは見ることが出来ませんでした。そこでアジサシの繁殖地である佐良浜漁港に直行しました。
 到着して周囲を探索すると港の外には目標のアジサシは数羽が飛び交っていました。港の中にも遠くの防波堤に止まっているのが見られましたが、獲物の魚を咥えて陸のほうに向かってくるのも見られました。

 港内ばかり見ていましたので気が付きませんでした、陸側の道路沿いに人工の庭のような綺麗な池があり、そこの岩礁が繁殖場所でした。数組のエリグロアジサシが抱卵中で時折、争うように抱卵を交代して、暑さなのかほとんどが口を開けていました。また、岩礁の間を飛び交って、華麗なシーンも見せてくれました。
 繁殖場所ではエリグロアジサシだけでしたが、港内ではベニアジサシも1羽いたようで、相棒は見事に撮られていました。
 
 繁殖場所がこんなに近くにあるとは思いもしませんでしたが、沖合の岩礁に比べると台風などの影響も少ないと思われ、鳥の知恵には驚かされます。

エリグロアジサシ(襟黒鯵刺、学名:Sterna sumatrana、英名:Black-naped tern、科属:カモメ科アジサシ属、体長:30-32cm、時期:夏鳥)
 襟とは首の後ろの部分のこと。襟が黒いから「襟黒鯵刺」。
 和名は「襟の黒いアジサシ」意。眼の後方から後頭が黒色で、この黒色部分が頸の後側、つまり項(うなじ)まで伸びている。種英名はBlack-naped tern。napeは後頸部のこと。Ternはアジサシである。
 (安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 70頁)

  

  

  

  

  

撮影機材:カメラ:Nikon D500
     レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
撮影日時:2017年06月28日10:20~ 
撮影場所:沖縄県宮古島市


全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。

エリグロアジサシー2(沖縄県宮古島市)


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