九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

風浪宮(福岡県大川市)

2007-03-17 07:48:06 | 神社参拝ー福岡
 風浪宮(ふうろうぐう)
<通称>おふろうさん(おふろうさん)
【鎮座地】〒831-0016 福岡県大川市酒見726-1 旧筑後国 三瀦郡
【御祭神】少童命 息長足姫命 (配祀)住吉大神 高良玉垂命
【例祭】1月23日 大祭 1月23日 大祭 1月23日 大祭 1月29日 大祭 1月第4日曜日 大祭 1月第4日曜日 大祭 1月第4日曜日 大祭 1月第4日曜日 大祭 1月第4日曜日 大祭 1月下旬 大祭 1月下旬 大祭 1月下旬 大祭 1月下旬 大祭 10月第3日曜日 恵比須祭
【旧社格等】県社
【御由緒】
 本宮は神功皇后が新羅親征よりの帰途(西暦一九二年)軍船を筑後葦原の津(大川市榎津)に寄せ給うた時、皇后の御船のあたりに白鷺が忽然として現われ、艮(東北)の方角に飛び去りました。
皇后はその白鷺こそ我が勝運の道を開き給うた少童命の御化身なりとして白鷺の止る所を尾(つ)けさせられ、其地鷺見(後の酒見)の里を聖地とし、武内大臣に命じて仮宮(年塚の宮)を営ませ、時の海上指令であった阿曇連磯良丸(あづみのむらじいそらまる)を斎主として少童命を祀りました。(旧暦十一月二十九日)
古来より風浪の灘を守護し給うにより風浪を社号とし代々の久留米有馬藩主の崇敬厚く国司賢将始め筑後一円の信仰をあつめ、俗に「おふろうさん」と呼び親しまれ西海大鎮守として千八百余年の由緒をもつ著名の大社であります。
 (参拝のしおり)

 福岡県の南西部に位置する家具の町として有名な大川市にあります。
市の西部を筑後川が流れ、対岸は佐賀市、南は柳川市になります。
 また有名な作曲家古賀政男の生家があります。
九州自動車道八女ICから国道442号線を西におよそ10Kmほどの大川市酒見に鎮座されています。

境内入口の鳥居をくぐると広い境内、左手に手水舎、正面に神門その奥に朱塗りの社殿が見えます。
 到着したのは09:30頃で太陽が真正面にあり写真は逆光で良くありません。

 神門扁額
神門の前に神池があり石橋が架かっています。
 扁額は昭和60年当時、中曽根内閣総理大臣の揮毫によるものです。

 神門から拝殿
神門をくぐると左に社務所から境内社、右には神木「白鷺の楠」、正面に拝殿、本殿

 拝殿 

 社殿全景 

 本殿 
(旧国宝、現国指定重要文化財 明治三十九年五月二十七日)
 永録三年(西暦一五六〇年)時の領主蒲池鑑盛入道宗雪の再建によるもので、慶長五年(西暦一六〇〇年)八院合戦により現在の本殿を残すのみとなりました。
 構造は簡素で手法は巧み、三間社流造、桧皮葺、鎌倉時代の豪直な気風をよく
 徴しています。

 白鷺の楠
県指定天然記念物 昭和三十五年)
 少童命の化身である白鷺がとまったとされる大桶で樹齢約二〇〇〇年、幹回り八メートル余、四方に張った枝の長さは二十~三十メートルあります。
 幹には大人二、三人は入れる程の空洞があるが樹勢は益々旺んで神霊が宿る御神木として信仰されています。

 石造五重塔
(旧国宝、現国指定重要文化財 明治四十三年八月二十九日)
 正平十年(西暦1355年)の銘記により俗に正平塔と呼ばれ、二重基壇の上に五層の軸部と屋根とを重ねた塔身と頂上に相輪をもつ石塔であります。

  境内社
本殿の左右に松風稲荷神社、岩藤稲荷神社、月読神社、天満神社、祇園社、薬師杜、梅宮

拝殿から神門
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