家族が脳腫瘍になったら読むブログ!

約8年前夫が突然悪性脳腫瘍に倒れ、それからずっと脳腫瘍患者の妻をやっています。家族のためのブログです。

居場所を作れないものだろうか…

2013-04-10 23:45:44 | 日記
高次脳機能障害はこれからどんどん増える障害。

医学の進歩に伴って昔なら助からなかった人がどんどん助かるようになってきている。

脳外科の世界でも…

脳に疾患を負って、治療の結果かんがい状態になったとしても…
目に見えずわかりにくい厄介な障害と付き合っていくことになる。

本人は自分の変化に気付くことができず、世話人は病気のせいで性格が変わったと誤解し、
また本人も世話人もそれが障害と理解していない以上、主治医に相談することもできず、相談されない主治医は患者の状態を理解することもできず…


高次脳機能障害が社会からはみ出してしまう原因はこの辺にあるんじゃないかしら…

誰かが整理して、道を作らなければいけません。


それができるのは、そうです。
私たち。

経験した人間ですよね。

不安を抱えてがんばる人の相談所を作らなきゃ。

心構えや接し方をみんなで学びあわなくちゃ!!


できるなら、行政にも、それが難しいなら、生命保険の会社にも提案したい。


社会福祉からこぼれてしまう私たちを、すくい上げるシステムを作ってほしいと…

まずはどこから手をつければいいんだろう。


ここに集う人たちは数は少ないけど当事者です。

高次脳機能障害を世に知らせるのに手を貸して下さい。


まずはみなさんも理解してください。

1冊の本を紹介します。

他にもあるのかもしれないけど、多分すごくわかりやすいと思うから。

ぜひ読んで下さい。

次の記事で紹介しますね。