2014年9月24日、能登空港に航空自衛隊のC-130H輸送機が飛来しました。
確認したわけではありませんが今回のC-130の能登空港への飛来は、災害派遣などの際にスムーズに離発着できるようにするための訓練の一環として飛来したのではないかと思います。
航空自衛隊のC-130H輸送機は1984年から1998年までに完成品の状態でアメリカ・ロッキード社より16機を購入し、戦術輸送機として愛知県の小牧基地第1輸送航空隊第401飛行隊で運用しています。
能登空港ではめったに見ることのできない4発機。
■C-130Hの主な仕様
乗員:6名
全長:29.79m
全幅:40.41m
全高:11.66m
空虚重量:34.36t
滑走距離:約400-1,300m
最大離陸重量:79.36t
動力:ターボプロップ×4基
出力:4,910ehp(3,423kW)4
最大積載量:19.050t
巡航速度:550km/h
航続距離:最大約4,000km
実用上昇限度:8,000m
武装:なし
1954年に初飛行したロッキード C-130は"ハーキュリーズ"の名前で知られ、米空軍・海軍・海兵隊をはじめ世界69ヶ国で採用され、現在も生産が続いているベストセラー戦術輸送機で、各種派生型も生産されています。
ハーキュリーズは、ギリシア神話に登場する英雄ヘラクレスの英語読みです。
迷彩柄のペイントに航空自衛隊創立60周年のステッカーが貼り付けられています。