航空機(旅客機)の騒音を減らす技術の開発を進めている宇宙航空研究開発機構(JAXA)は"のと里山空港"で、離着陸時の騒音の原因となる風の流れを制御する装置を試験機に取り付けて効果を確かめる実験を行います。
実験はJAXAの試験機「飛翔」を使用し2015年9月28日から10月3日の予定で行われ、定期便の運航のない時間帯ならのと里山空港上空を飛ぶ飛翔の姿を見ることがですそうです。
JAXAの試験機「飛翔」は全長約19メートルの小型ジェット機で、エンジンの出力を変えたり、主翼の縁に付いたフラップ(高揚力装置)の操作や車輪の出し入れをしたりしながら飛行し、機体のどの場所から騒音が出るかのを滑走路脇に設置された約200本のマイクを使って詳しく調べます。
のと里山空港上空を低高度でフライパスする JAXAの飛翔