四十路ヘッポコ社員奮闘記【人生ゴリ夢中!!】

独身四十路のヘッポコ社員ゴリが綴る狂い咲きの夢日記。
これは魂の加速と生命の放射の記録なのだ。

重複を重ねる

2010年02月11日 | Weblog

頭痛が痛い、

馬から落馬する、

一番最初、

一番最後、

最後の切り札、

ダントツの1位、

思いがけないハプニング・・・・等々

 

俗に言う重複表現というヤツです。

 

口語ではよく使う言葉が、

実は意味が重複していて、

日本語的には出来れば避けたい表現であるという。

「重言」とも呼ばれている言葉のことですな。


 

まぁ言葉などは時を経て変遷していくものですし、

たとえば上記の「等々」をはじめ、「重ね重ね」など、

あえて重ねることによって

より意味を強調する場合などのケースを鑑みれば、

別に訂正するほどのことでもないと思うんですね。

 

 

では何が言いたいのかというと、

もしかするとここに“雇用機会拡大のヒント”があるのではないのかということです。

 

ご存じのように未曾有の不況で、

リストラ・就職難・派遣切りなど、

深刻な雇用環境の悪化が問題になっております。

そこでこう考えました。

 

 

雇用が減少しているのであれば、

新たに職種を増やせば良いのではないか。

 

 

どういうことかというと、

今ある職種をさらに重ねることによって、

新たな職種が生まれるのではないかということです。

 

 

例えば新幹線や長距離の電車などに乗車すると、

車掌さんが「切符を拝見します」と、

車両を回ってきますよね。

その車掌さんがちゃんと適正に切符を拝見出来ているかを

付き添って見守り、チェックし、監督するもう一人の

「切符拝見拝見」という職種を作るわけです。

 

例えばタレントやスポーツ選手が自叙伝や小説を発表するときに、

文才が無い本人に変わって陰で代筆する

「ゴーストライター」という職種が存在しますよね。

そのゴーストライターがスランプに陥った時に、

ゴーストライターに変わってさらに代筆する

「ゴーストライターライター」という職種を作るのです。

 

例えばお酒を飲んだドライバーの代わりにハンドルを握るのは

「運転代行業務」ですよね。

でももし運転代行業者の人が飲酒してしまった場合に、

さらに代行する「運転代行代行」という職業を新たに創出するんです。

 

この法則の素晴らしいところは

合わせ鏡のように半永久的に職種が連鎖していくところにあります。

 

「切符拝見拝見」職の人をさらに監督する「切符拝見拝見拝見」の人や、

「切符拝見拝見拝見」の人に意見する「切符拝見拝見拝見に意見」の人など、

オペラケーキのように無限に職を重ねられますからね。

 

 

どうですか?

これならあっという間に人手不足になって、

雇用機会が間違いなく拡大されるはずです。

 

 

「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」

困窮している庶民の現状に無頓着な

王妃マリー・アントワネットの象徴として流布しているこの言葉ですが、

そこをただけしからんと捉えるか、

逆に、なるほど「パンが無くてもケーキなら作れるかもしれない」

という発想を抱くかで、

道は別れて行きそうな気がします。

 

無ければ生み出すしかない。

 

 

このことを今から総理に伝えてみようと思いますので、

だれか彼の携帯電話番号を教えてください!!

 

 

 

 

 

 

※上記内容に対して職務需要の有無や、雇用側から被雇用者に払われる賃金をどこから捻出するのかなどのご質問・ご意見等は、一切お受けできません。決して社会問題を茶化しているわけではなく、これくらいドラスティックに考え方を転換していかなければ、深刻な現状は打破できないのではないかという一意見ですので、あしからずご了承くださいませ。