野球は
筋書きの無いドラマ
なんて良く言われますね。
野球にドラマがあるのではなくて、
人間がやっているから
やはりそこにドラマがあるのは当然だと思うんです。
でも今日のは下手なマンガでも
あり得ないような筋書きでしたね。
取材先の方と一緒に見てて、
二人で勝った瞬間思わず握手してしまいました。
あっ、WBC(※1)の話しですよ。
素晴らしいと思います。
本当におめでとうございます。
国の期待を背負ってあそこのラインで
懸命にやった人だけしか見えない景色って
いったいどんなもんなんでしょう?
プロのスポーツ選手とか、芸能人とか、料理人とか、
その場でダイレクトに結果や歓び、相手の反応が返ってくる職種に
こどもの頃は憧れていました。
まあそれなりに半端無いプレッシャーや苦労はもちろんあるんでしょうが。
その他多くの職種は
すぐに解りやすい形で反応というか、
レスポンスというか、結果なりがなかなか見えてこなかったりして
結構曖昧(※2)だったりするんだと思っていたからです。
でもこの歳になると、
そういう日向の人たちだけで
世の中は回っていないと気づけます。
どんな職業にも
喜んでくれたり誰かの役に立っていて、
そこにはやはり歓びがあるんですな。
なんか、WBCを見てて
見えないところで、
陰で支えてくれている多くの人達だけは
忘れないようにしたいと思いました。
そしていつかもし誰かにすごく小さな勇気やぬくもりみたいなものが
少しでも分けられるお手伝いみたいなことが出来れば、
自分もクソノユゲ→クソくらいにはなれるんじゃないかと
思ったりした1日でした。
(※1)
ワールドベースボールクラシックの略ね。
W 我が輩は
B ビタミン
C である。
名前はまだ無い。
の略ではないのでご注意を。
(※2)
どれくらい曖昧かというと、
『欽ちゃんの仮装大賞』の
[仮装]の定義づけくらい曖昧ですな。