えらくご無沙汰しておりますが、
ブログを止めたわけではございません。
語るほどの近況はございませんが、
なんとかこちら側でふんばっております。
営みの環境が変化し、
ありがたいことに忙しい日々を送っておりまして、
今なんかは特に忙しい時期なんですが、
そんな時だからこそ逆に世の中の潮流に乗ろうと
逆に100万部を超えたという[文藝春秋]を買いまして
逆に睡眠時間を削って又吉直樹さんの『火花』を読んでみました。
面白かった。
すごいなー。
なんか文学に対する尊崇の念に溢れてて、
でもそこに傾倒しすぎない表現で
ユーモアの奥に仄見える悲哀とかも絶妙のバランスで、
なんか今の自分のありったけをぶち込みましたって感じ。
大好きです。
逃げずに真正面からぶち当たる感じ。
漫才やコントのネタを壮大に昇華させたら
読み応えのある小説になるんだということを
証明してみせた作品だと思いやす!!
なんでこのタイミングでこの話題を書いたかというと
なんか打ちのめされたときほど
『火花』に登場する二人みたいに純粋でいたいなぁと。
生きにくいんだろうけどね。