のりひめのひとりごと Monologue of Noriko

2012年からオーストラリアと日本を行き来しています。日常のいろいろを書いてます。

のりひめの過去ばなし35.その他の書籍、夫との出会い

2011-07-20 08:08:21 | のりひめの過去ばなし

●その他の書籍

 「増販増客実例集」のほかに、会員さんの本をあと2種類企画制作しました。
 そのひとつが「増販増客カレンダー」です。
 手帳サイズで会員さんの名前で500部単位で印刷をするものです。
 中をあけるとカレンダーになっており、毎月季節の販促のアイデアが書いてあるもの
です。これは、フレンチレストランの売上増のお手伝いをしたときに作った
一枚ものの年間の販促ヒントのカレンダーがもとになったものでした。
 年末年始にお客様に配れ、いわゆるカレンダーと違って読み物になっているので
どうも捨てにくい、持っている間にちょっと読んでみると、気になるマーケティングの
メソッドがあって会員の税理士先生に相談したくなる・・・、そんなツールとして
制作販売されました。

 わたしはこの制作を初回は全面的にさせていただきました。
上手にイラストを書いてくれるしたスタッフがくわわり、親しみやすい本になりました。

 ただ、毎年の「増販増客実例集」と重なってそれはそれはスタッフで大変な思いを
しました。一冊目の「増販増客実例集」のときは孤独な戦いでしたが、
このときはスタッフ4名で徹夜をしていたので、そうはいっても楽しいやりがいのある
時間でした。

 もうひとつはやめる前に作っていた「人生の企画、事業の企画」です。
 これは、社長のコンテンツをもとに対象者を経営者として書き直し、企画書の
フォーマットや実例を掲載したもので、やはり会員さんの本として制作しました。
 この会社のしめくくりとしてとても良い仕事をさせてもらえたなあと思います。
 1999年に始まった税理士さんの会員組織もこのときで5年経ち、
書籍も「増販増客実例集」が3冊、「増販増客カレンダー」、
「人生の企画、事業の企画」が出て、会員さんの名前で出した書籍が5冊になりました。
上得意の会員さんは、自分の名前の本が5冊でていて、力をいれてマーケティングの
プロフェッショナルとしての営業をしていたので、5年前とは全く違う地位を築いた
人もでてきました。


●夫との出会い 

 2004年に夫と出会いました。
 彼は、マーケティングプロフェッショナルの養成講座に参加したのです。

 彼の仕事は、安全で環境にやさしい、特別栽培や有機栽培の玄米を、
酒屋さんや米屋さんに生産者の情報や販売促進のノウハウとともに供給することです。
 1996年から行っており、数十店のフランチャイジーをもつ、フランチャイズ
本部の仕事をしていました。
 自分自身のマーケティングノウハウ強化のために受講したのです。

 これまでの会員さんでも「お米」を扱っている会員さんがいなかったのと、
田んぼが似合うさわやかな感じの人だったので、わたしはとても惹かれました。
 セミナーのあとの懇親会で、意気投合し、その後にお互いに想いが通じ、
おつきあいすることになりました。

 実は夫は2回離婚しています。やわらかい温和な物腰で、まじめな人なので、
2回も離婚するようにはみえない人です。
 セミナーに参加した当初から自己紹介で離婚の話をしましたので、
受講生は全員そのことを知っていました。
 私もそれを知って驚きましたが、「2回も離婚できるなんて、大きな決断が
できる人だなあ」と、感心しました。(変?)

 独身キャリアウーマンが長かったので、結婚についてはそれなりにいいたいことも
あります。彼は二回も勉強しているので全く別の視点でいろいろと話をしてくれました。
 ふたりでよく結婚や仕事について話すうちに、彼の価値観にとても共感しました。
 付き合って2ヶ月後にプロポーズされ、わたしたちは結婚を前提に同棲することに
なりました。
 会社から歩いて2分のマンションから引越し、ふたりで吉祥寺に住むことに
なりました。

 社長には大事なことなので、お付き合いはじめたときにもすぐに報告しました。
 私自身は社長の夢が当時は上場だったので、その夢を叶えたいと思っていたのですが、結果的には会社をやめるように言われました。
(独立した事業主でかかわっていたのですが、会社にはわたしのデスクがかなり幅を
とっていました)

 ちょっと残念でしたが、自分で事業をしている人と結婚するとなると、
おそらくいままでのように仕事ができないだろうという社長の判断で、
いろいろと考えてくれていたようです。

 仕事を整理してその年の11月には会員さんにも挨拶して、その会社を卒業しました。
 受講生だったときからだとちょうど10年、深くかかわって6年半でした。
最初に勤めた靴のダイアナも、勤続十年でしたので、10年ワンクールとは、
不思議なものだなあと思いました。


 仕事に没入していたその期間は、毎日肩こりに悩まされ、息もあさく、具合も悪く、
気晴らしといえば宴会か買い物か美容院、とはいえ一週間のうち、ほとんど7日間
事務所にいるという状況でした。5時間以上睡眠をとるのは甘えだと思っていました。

 そんなわたしには、未来の夢といえば、会社の繁栄、お客様の繁栄、といってみたり、
親孝行もしたい、お金持ちになりたい、とか、そんなあるようなないような夢でした。

 お客様にも心配され、ときおり、事務所から連れ出してくれてライブや食事に
つれていったりしてくれる会員さんもいました。
女性の先輩は、「あなた顔色悪いからこの土日はやすみなさい。
社長にかけあってくる」といって、その場でかけあって休みをとってくれました。

 「休みは自分で決められるし、自主的にやってるだけだから」といっているのに
「1泊で温泉行こうよ マッサージも!」と、無理やり連れ出し、
楽しい1泊2日の旅行につれていってくれたこともありました。

 徹夜だお酒だと無茶ばかりしていたので、いつのまにか子宮に筋腫が
大きく育っていました。
 結婚した年には半年かけて手術の準備をし、直径8センチの子宮筋腫をとりました。
 今思えば、ほんとうにいいときに仕事のスタイルを変えられたのかもしれません。

 翌年2005年の春には、夫や両親兄弟とオーストラリアに行って、
ゴールドコーストでささやかな挙式をしました。



 ちゃんちゃん

 ここまで読んでいただきありがとうございます
 いったん第二部終了で~す♪
 これまでのリストはこちら

 続きはあしたかな?

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
10年ワンクール (TOKO)
2011-07-21 00:27:50
あの時代は、確かにすごい成長の時代だったでしょうけど、
やっぱり人間らしい生活とは言えないわねー。
健康を損ねないうちに、結婚できてよかった。

2度の離婚をしただ~りんって、どんな人?
と思ったら、
予想外?にふつ~の温厚そうな男性だった(笑)。
過去の失敗を学習してる人と結婚するって、案外とおトクかもよ。

返信する
ありがとう (のりひめ)
2011-07-21 09:18:46
TOKOさん ありがとう~

あのままいたら、病気かうつになってたかな
目の下くまが常駐してたしね~

だ~りん ふつうの温厚な人でしょ^^
占い師さんにわたしの分も離婚してくれてるから
大丈夫っていわれたよ~
返信する
きゃーん (クローズΩ)
2011-07-21 10:37:26
告りをコクってる?らぶらぶね…
返信する
きゃ~ん (のりひめ)
2011-07-21 14:28:37
おねえちゃまにはいろいろとご迷惑をおかけしました~
ありがと
返信する

コメントを投稿