のりひめのひとりごと Monologue of Noriko

2012年からオーストラリアと日本を行き来しています。日常のいろいろを書いてます。

のりひめの過去ばなし30.年末の一千万セミナー

2011-07-11 14:13:35 | のりひめの過去ばなし
●2001年 年末の一千万セミナーというミッション

 この後も会員さん向けの泊りがけの合宿特訓セミナーや
きれいなお姉さんプロジェクトでの携帯メールマーケティングの実験、
渋谷で若者向けフリーペーパーを発行したい会社の支援など、
つぎつぎとわくわくする課題難題をなんとかこなし(^^;、
この2001年の最大の山場が12月にやってきました。

 こんどのミッションは、1日10万円のセミナーに100人集客です。

 会社としては1日で1000万円の売上です。

 靴と違って仕入れは紙やファイルや会場なので、相当利益率は高いですね。
 
 この会社も含め、プランニングやコンサルティングの会社は
目に見えないもの・・・「知恵」が商品です。
 目に見えないものにお金を払うというのは判断が難しく、
それに明確な価値がないとなかなか意思決定してもらえません。

 そこでいろいろなお客様にとってのメリットを打ち出し、
「これからも使えそう」という資料や仕組み、さまざまな道具を作り出し、
参加しているお客様から喜びの声を収集します。

 スタッフには定着する人もいましたが、意外に短くて、やめては入り、
入ってはやめ、結構回転は速いものでした。数ヶ月が平均かもしれません。
 やめる原因は、成果がなかなか出せないからです。
 かなり優秀な人が来るのですが、成果主義の会社でしたので、ハードでした。
 ひとりひとりの受け持ちのプロジェクトが独立していたので、
お互いにかまっていられなかったというのもあります。
 私も自分のことに手一杯で新しい人をヘルプする余裕がありませんでした。


 そんなわけで、結局いざここ一番の集客となると、会社の顧客リストと
個人情報を把握しているわたしがやることになりました。

 会計人のリストで6000名、うちセミナーや資料請求などで接触があった
見込み客が750名ほど、会員数は60社から70社、そのほかに印刷会社リストが1500社、
印刷会社で顔がわかっている人が1割程度、そのほかの卒業生の顧客リストが
数百名ありました。

 こうした人たちにメールやDMを送り、興味関心のある方に連絡をとって
セミナーにきていただく、もうよく知った手順ですが・・・・。

 今回はセミナーの開催決定がなんと3週間をきってから。
 12月の半ばにセミナーをするのに、営業開始がなんと11月末。
 渋谷はイルミネーションで飾られる華やかな季節というのに、
一刻も早く案内を届けないと、夜中のしんしんと冷える二時頃に、
宮益坂にある郵便局本局へ、台車にダンボールをのせて、DMを数百通
出しに行く始末です。

 あとは個別のメールや電話での営業。

 結果は・・・、100名集まっていただきました。

 3ヶ月のチャレンジが3週間に縮まってもなんとかなりました!

 これって私への集客100本ノックですかね、社長、とひとりつぶやいた
私です・・・。

 翌2002年はやっとスタッフが増えてきて、まるでサークルみたいな職場になり、
とっても楽しくなってきました。



読んでいただきありがとうございます
続きはあした♪

●700名規模のイベント開催! 


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