飯塚・嘉穂劇場ツアー。。。

車に分乗して飯塚へ。

とりあえず、飯塚名物のホルモンを食べに行く。

本日のメインは嘉穂劇場での演奏であるが、せっかく飯塚まで行くのだからいろいろ楽しみたいのだ。


少しいい気分になって嘉穂劇場へ行くと、楽屋は出演者でごった返していた。

学生の下宿のお祭り騒ぎみたいで、なかなか楽しい。


リハーサルの時間まで劇場内を見学したり、前祝いしたりのんびりすごした。


それにしても、フラダンスのリハの長いこと！

20曲近く踊るらしい。


今日はフラダンスのイベントだったか！？


で、我々のリハになるのだが、マイク6本お願いしていたのに3本しか準備できないとのこと。

ちょっと怖そうな音響担当者は、そんなこと聞いてない！と不機嫌顔。


騒いでも仕方ないので、あるだけでできるだけのことをする。


時間が押して本番直前になり、我々のリハはあっさり終わった。


で、本番の最初は○○音楽院の発表会！

東日本大震災支援コンサートではないのか！？

自分たちの発表会ならば他でやってくれ！


続いて、子供たちのモダンダンス？

ガラガラだった会場は、この時だけ母親たちでいっぱいになった。

ダンスが終わると、再びガラガラに。


さらに、フラダンス。

1時間以上、途切れることなく踊りが続いた。

今日はフラダンスのイベントかと思うくらいのノリである。


ふと、思った。

一般のお客さんは何を見に来てるんだろう！？

やはり、ジャズを聴きに来てるはずだよね～

それとも、震災支援コンサートだから、なんとなく来てるのかな？

いずれにしても、前座の時間がダラダラ長すぎて、何のイベントだかさっぱりわからない。


で、前座のトリは、わが三線会。

急遽出演が決まったので、チラシには載っていない。


花道を「どんたく」演奏しながら登場して、会場をわかせた。

沖縄民謡以外に「ふるさと」を手話交えながら、会場のお客さんと一緒に歌った。

最後は「豊年音頭」でカチャーシー。

舞台から花道まで踊りの輪が広がり、会場のみなさんも大勢立ち上がって踊ってくれたね！


とても楽しいひとときだった～


ここで打ち上げビールといきたいところだが、この後のセッションが控えているので遠慮がちにやった。w


しかし、セッションの打ち合わせもなく、リハもやってない。

本当にやるのか！？


さて、いよいよジャズのライブが始まった。

ここから多くのお客さんが来場するはずと思った。

立花洋一トリオが始まると、逆にお客さんが減っていた！

え！？

素敵な演奏なのにもったいない～


続いて本日のトリ、Don De Don の演奏になるが、直前にセッションをやることを告げられた！

4曲目に呼ばれて、急遽マイクがセットされ、音チェックもなしにいきなり演奏が始まった！

リハもやらずに、めちゃくちゃな展開だ。


さらに、私のところだけモニタースピーカーがセットされていないので、三線の音がほとんど聴こえない状態。

この音が会場に聴こえているのか不安だったが、時々拍手が起きてたから安心した。

おおむね好評だったが、まるで何かの修行のような演奏だったね！


ジャズの最後は「炭坑節」だった。。。

みんなで総踊りして盛り上がって終了するつもりなのだろうが、果たしてジャズを聴きに来た人達が「炭坑節」を踊るか！？



さみしいフィナーレにならないように、我が会で盛り上げることにしていた。

みんなで踊り、三線鳴らすことに加えて、ひょっとこ踊りのお面をつけての乱入～

大いに盛り上がって終了したね！



近くの店でホルモン食って乾杯～

昼も夜もホルモンだから、体重の増加は避けられないな～


長くも、楽しい一日だった。。。