八重山の旅。。。３

石垣島には相部屋の安宿（ドミトリー）が多い。

1泊1,500円程度で、自炊、シャワー、パソコンなどの設備がある。

私も以前利用したことがあるが、若者が騒がしい印象があるので最近は使わなくなった。


今回利用した「旅の宿」は個室。

利用者も少なく静か。

石垣島で宿に困ったときにはよく利用する。


部屋にテレビもある。

沖縄では年末年始は民謡番組をやるのでいいね。

この日もやっていた。




小浜島で学校の先生をしている方と縁があり、一緒に飲んだ。

私のかつてのバイク仲間の親友だった。

海外を旅した方で、バイクや旅の話に花が咲いた。




離島ターミナルはよく行く場所だ。

屋上からの眺め、特に夕陽は素晴しい。


八重山観光のチケット売り場横にはお茶を飲める場所がある。

旅のガイド本も置いてあり、三線も自由に弾くことができる。



ガイド本を読んでいると見覚えのあるオジイがやって来た。

小浜島の笛作り名人の松原オジイだった。

昨年は、オジイのお宅まで行って笛を買ったよな～。


ゆんたくしたあと三線を弾いてくれた。

オジイの八重山民謡は心にしみた。

本当に涙が出そうだったよ。。。


12月31日～新年1月4日。

大晦日からは石垣島のペンションぱいらんどで過ごした。

飲んだ記憶しかない。ｗ


大晦日は年越し八重山そば。


元日はオジイ秘蔵の泡盛古酒のオトソをいただいた。

それから夜まで飲みまくり。ｗ




12月に那覇で収録した「イチャリバチョーデー民謡大会」をやっていた。

私は応援に行ったのだが、あの楽しい思い出がよみがえった。




毎晩、三線や二胡を鳴らして大宴会。




まっちゃんのギターが加わってからはさらにパワーアップ。

童謡メドレーで盛り上がったね。ｗ




東京で歌手活動しているオジイのお孫さんの歌も聴けた。




オバア達の踊りも楽しかった。


三線教室もやったね～。



最終日は安宿に移って、ひとりアルコールを抜こうと思った。

しかし、オジイと昼間から飲んで気がつけば夕方。


最終日もぱいらんど泊まりとなった。

3時過ぎまで飲みまくり、アルコール漬けのまま福岡に帰ることになった。ｗ


おかげで楽しい旅になったね。。。ありがとう！

八重山の旅。。。２

12月29～30日

晴れたので黒島に渡ることにした。


宿のパソコンでクチコミ情報を調べて宿泊先を決めた。

南来（なんくる）という民宿。


宿に荷物をおいて、レンタサイクル店に行くが人の気配がない。

声をかけると昼寝をしていたオバアが顔を出した。




牛や孔雀などを眺めながら、島の唯一の商店「たま商店」へ自転車を飛ばす。

もちろん、冷えたオリオンビールを手に入れるためだ。ｗ




伊古桟橋できれいな海を眺めながら乾杯！



黒島は牛が多い島だ。

角を切られた牛が多かった。

三線のバチになったのかな？


自転車で走っていると、まるで北海道をバイクで走っているようで気持ちいい。

もっとも、バイクで走ってしまうと数分で一周してしまう小さな島だが。ｗ



孔雀も多い。

ハブ駆除のために放された孔雀が、野生化して繁殖したのだろう。

小浜島では孔雀1匹を捕獲すると5,000円くれるそうだ。

黒島でもくれるのかな？


宿に戻って、三線、ギター、笛、マンドリンなどと戯れた。




夕陽は西の浜へ。

心が洗われますね。。。本当か！？ｗｗｗ


夜は食事のあと、島の人を交えて宴会。

宿のオーナーは三線の達人。

ベンチャーズなども弾いてた。

じょんがら節を弾いてあげたら興味津々だったね～。



そのうち恐怖のオトーリ（宮古島流回し一気飲み）が始まった。

宮古島出身の方が二人いたのだ。

しかも、私の両隣に座っていた。ｗ

当然ながら飲みすぎた。


深夜ふと目が覚めて外を見ると、蛍がクリスマスイルミネーションのように乱舞していた。





翌日はオバアに自転車を借りて海まで走って朝ビール。

ビートルズ聴きながら、のんびり海を眺めていた。。。

八重山の旅。。。１

2009年12月25～27日。

福岡から石垣島へ。


雨が降っていた。

なんとなく小浜島へ行くことにした。


石垣島から船で25分ほどで小浜島に着く。

港に着くと宿のオジイが迎えに来てくれていた。


おもしろ荘という素泊まり民宿。

宿のテラスで海を眺めながら三線を鳴らすのが気持ちいい。

もちろんオリオンビール飲みながら。


あいにく雨できれいな海は見れなかったが。



夜は宿の隣のオジイ宅におじゃまして三線遊び。

赤瓦の古い家。

NHKドラマ「ちゅらさん」の撮影に使われた家でもある。




翌日は観光バスに乗って小浜島めぐり。

宿のオジイがバスガイド。

時々、この仕事が入るらしい。

本来は旅行会社のオプショナルツアーなのだが、特別に乗せてもらえることになった。


楽しいガイドだった。

小浜島のことを漫才でも聞いているように、おもしろおかしくガイドする。




ちゅらさん展望台ではオジイの三線と運転手の方の笛のコラボ。

たまたまこの日の運転手さんが笛の名手だった。

小浜の海をバックに素晴しい演奏だった。


夜はオジイ宅でゆんたく。

オジイは酒が飲めないので、私一人で酔っ払った。ｗ



翌日、小浜の笛を作っている通事さん宅に行って笛を見せてもらった。

なかなか吹きやすい笛だった。

基本的にＣのキーばかりだったが、なかなか売っていないＢの笛があったので2本購入。


オジイに送られて小浜島をあとにした。。。


12月27～28日

八重山の旅三日目にようやく晴れた。

石垣島へ戻り、バスで米原ビーチへ。


キャンプ場は閉鎖間際で、テントは２張りだけ。

しかも、ひとつは引越しの最中。

いつもの場所にテントを張った。



海を眺めながら、とりあえずオリオンビールで乾杯！

上半身裸になって日光浴。

冬でも暖かい南の島はいいね～。



笛で八重山民謡の「とぅばらーま」を吹いて夕陽を見送った。

夜は月明かりの下で三線を鳴らした。

もちろん、いつも泡盛の三合ビンが横にある。ｗ

とても贅沢な時間だった。



小さな集落を一周してみた。

鈴虫など秋の虫が鳴いている。

カエルも鳴いている。

蛍も飛んでいる。

今、季節はいつだ～？ｗ


翌日は雨。

キャンプ場もこの日で閉鎖となった。


石垣市内へ戻って１泊2,000円の安宿へ。

話好きの宿のおじさんと、しばしゆんたく。

夜はひとり居酒屋へ。

隣で飲んでいたおじさんと仲良くなり、一緒に飲んだ。。。